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『TESTAMENT』

新曲の歌詞をここに記します。
読んでもらえたらうれしいです。
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『TESTAMENT』作詞作曲 流音
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さようなら みんな
ぼくはわすれない
みんなの えがおと
ぬくもりを
ぼくはもうすぐ
ほしになるんだ
よぞらにうかび
きみのこと
てらしてあげるよ
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ありがとう みんな
いじめらたれたこと
なかまはずれも
ぼくはわすれる
ここではみんな
かがやいている
てらしあってる
ぼくはもう
ひとりじゃないんだ
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またあおうみんな
ながれぼしみたら
ぼくのことを
おもいだして
ぼくはひかって
もえつきる
きえゆくぼくが
おちていくのは

あなたの

こころ
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なんか暗い詞になっちゃったけれど自分の遺言のつもりで書き始めたら、いろんな事柄が絡んできてしまいました。でも言いたいのは現実の世界をお互いが輝き、照らし合う世界にしたいという気持ち。

そして死んで星になる命、その星。それが流星となって星としての二度目の死をむかえることを、再生の予感と象徴としてとらえたいということでした。

人間も物質もすべて素粒子でできているんだという自分流の「唯物論」がやはりここにも反映されているんですね。

一番上の画像にあるローレンス・クラウスの言葉に影響されているんです、ワタシ。

追記

もうすぐお彼岸、そしてワタシの住む街では花火大会が催される予定です。

難民で日本で暮らすシリアの子供が花火の音を聞いて怖がったという話があった。花火の音が爆撃や砲弾の着弾音を思い起こさせるからだということです。広島、長崎ふたつの原爆慰霊祭が終わりました。いつでもどこでも大人のはじめた戦争で子供が犠牲になる。そして戦争でなくてもいじめによるこどもの自殺も。今回新曲だとか言って自分の詞を書き出した時にそんな子どもたちのことが頭をよぎりキーボードを押す指が重く感じられたのです。でもあえてああいう歌詞にしました。慰霊鎮魂祈り。なによりも無関心を排除し愚かな判断を積み重ねないこと、それが大人ができることの全てではないか、と思うのです。

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