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貴方はすぐに写真を撮りたがる

でも私はそれを嫌とは思わない。だって写真になっちゃえば、いつでも新しい状態のまま思い出をとっておけるじゃない。
(題名の言葉を聞いて、ある歌が思い浮かぶ方と音楽の趣味が合う。)



彼は何でも写真に撮りたがる。
ツーショット、2人で散歩している時の田園風景、道端に居た猫、特に多いのは私が作ったご飯。

「ご飯の写真で思い出を振り返りたいんだ」と笑顔で言う貴方。
どんなご飯も美味しいと褒めてくれる。
大して手のこんでいないご飯に「これどうやって作ってるの?」と聞いてくれる。
一粒も残さずに綺麗に食べてくれる。
何を食べたらこんなにいい子が育つんだろうと思う。

そういえば、彼からクリスマスプレゼントを貰った。
赤いマフラー。私の一番好きな色。
「MHLなんて初めて入ったよ。」とはにかむ貴方に心まで暖かくなるようで。
ありがたい。
嬉しくて幸せ。
この嬉しい気持ちがあれば、たとえこの先ムカッとすることがあっても「でもあの時とびきり可愛いマフラーを貰ったし…。」って許せる自信がある。私ってなんだかんだ現金な奴だ。

2人で見る景色、食べたご飯の一つ一つを写真で思い出に残してくれる。
こんな私にお金も時間も使ってくれる。
一生懸命、愛してくれる。
格好つけない等身大の貴方の優しさが、ずっとずっと欲しかった。

これからも沢山写真を撮ろうね。



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