依存

今から1年前、お酒が無いと生きていけなかった。

大学生の頃からお酒というか、お酒の席は好きだった。酔っ払って自分を解放できる感覚が快感で。週7で呑んでいた時期もあった。

社会人になり、忙しい&コロナもあり、1度はお酒から遠ざかった。

しかし、社会人2年目の終わり。仕事もプライベートも上手くいかなかった。そんな時に、初めて1人でお酒を呑んだ。頭がポーっとして何も考えずに眠れた。久しぶりの熟睡だった。

そこから、毎日夜にハイボールを一缶呑んで寝るのが習慣になった。
「一缶だけだし。毎日呑んでも大丈夫。」

その内、缶で買うのが勿体なくなり、瓶で買うようになった。そうなると、呑む量が増える。
私の悪いところは、お酒でお腹いっぱいになってしまうところ。ご飯が食べれなくて、今より7キロ痩せていた。当時の写真を見ると、頬がこけていてホラー。

それでも呑み続けた。ウイスキーの瓶が無くなると不安なので、トイレットペーパーぐらい予備があった。(遊びに来た友達にはドン引きされたけど。)

お酒を呑むと余計なことを考えずに済むし、気持ちも高揚して前向きになれた。
「私は最強!」と根拠の無い自信も持てた。呑まずに仕事に行ってたのが奇跡だ。

そんな私が卒酒できたのは、他に依存できるものを見つけたから。
彼氏ができたから。単純だね。

私は常に何かに依存している気がする。
依存しているくせに壊したくなる。
彼氏と別れた今は、何だろう。SNSかな?
お酒には…戻らないと願う。

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