寄りかかりたい夜もある

疲れた。
降りかかる仕事。仕事。仕事。
やってもやっても終わらない。人間相手だから報われないことも多い。
文句一つ言わず頑張っている人に仕事が集中し、文句ばっかりたれて仕事を増やすベテランは責任を負わない。
必死に仕事こなしてるのに、助言という名の文句を言ってくるのも腹立つ！
何も助けてくれないなら、せめて時間取るな！
「経験だから。」「あなたの力量を高めるのにも繋がるから。」なんて綺麗な言葉で言いくるめて仕事押し付けてくるんじゃねー！！
給料は年功序列だからそっちの方が高いのに。理不尽だ。
ああああ！やってらんない！！！

心の中で悪い言葉たちが暴れております。
一方、同学年の先生は弱音を吐いた所を見たことがありません。
寛容で、よく気がついて、優しくて…年は一つしか違わないけど心から尊敬しています。
お客様が来校された時には、いつも一番深いお辞儀。
誰かが困っている時には直ぐに声を掛けに行く。
すぐ余裕が無くなる私に「大丈夫っすよ。」と声を掛けてくださる。
私よりも何倍も仕事を抱えているのに。
学年の子どもたちをよく可愛がってくれて、本当に素敵な方。
抜けてるところもあるけど、「この人の言うことを聞いておけば間違いない」と思えるほど頼れる。
みんなから愛される良い人。
私に無いもの全てを集めた、一緒にいると元気になれる太陽のような人。
私も、その先生の人間性が凄く好き。

ついつい彼相手だと素の感情を出してしまう。自己中心的な自分を見せてしまう。
これじゃいけないと思いつつ、寄りかかってしまう。
もっと感謝の気持ちを伝えてできることはしないとなあ。
他人なんだから甘えちゃダメだ。
恋人でもあるまいし。
でも恋人に頼りにくい今、貴方が心の拠り所なんです。