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アン・サリヴァン先生に学ぶ(コテンラジオより)

私の大好きなコテンラジオ。

特に、ヘレン・ケラーとアン・サリバン先生の回が心に残っている。

ヘレン・ケラーのことは、皆さんご存知のことと思います。
三重苦を跳ね除けてハーバード大学まで進学した素晴らしい方。
そんなヘレン・ケラーが、記者に
「目が見えるようになったら何を見たいですか?」
という問いをされた時、
「サリヴァン先生の顔が見たい。」
と答えたそうです。
そこまで言わしめるほどの愛情が二人の間にはあったのでしょう。



サリヴァン先生は来てそうそう、
人の食べ物を奪い、マナーも何も身についていないヘレンを見て、

「彼女に必要なのは同情ではなく、厳しさ。」
「まずは言うことを聞くという状況を作る。」


と思ったそうです。
ヘレンに食事のマナーを身につけさせるため、根気の勝負。取っ組みあってでも言うことを聞くまで諦めなかった。ヘレンの自立を願うからこそ。
「本当にヘレンのことを思うなら、甘やかさないで。私と二人きりにしてください。」
齢20でヘレンの御両親に啖呵をきったサリバン先生の芯の強さ。尊敬する。

甘やかしは優しさではない。
その子のことを思うなら、厳しくとも正しさを伝えること。
すぐにはできなくても、毎日続けること。
求めないのは、諦めるということだから。
愛情は、その信念さえあれば自ずと子どもに伝わる。

サリヴァン先生の生き方には、教育の真髄がつまっている。
上手でなくとも、想いの強さで勝負!
私も子どもに全力で向き合い続けていかねば、
背筋が伸びる思いである。

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