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精神科に通って感じること

定期的に精神科に通っている。
最初は「誰かに見られたらどうしよう。」「精神科に来るほどの人ではないと思われたらどうしよう。」と思い、恐る恐る行っていたが、最近は慣れてきた。

精神科に通って感じること。
それは他の病院と違って「温かい」ということ。

誰もがお互いのことを繊細なガラス細工に触れるかのように接している。
「お先に失礼しました。」とお辞儀しながら診察室から出てくる丁寧な方がいるほどだ。

皆さんそれぞれ、目にはさやかに見えない苦しみを持ってここに来ていると分かっているから。
誰の苦しみも否定しない。それぞれの地獄を抱えながらそこにいる。

誰も傷つかない空間で私にとっては居心地良く感じる。風邪程度、ほっとけば治ると思うような心の不調でも一度行ってみるといいと思う。
壊れてしまったら取り返しは付かないのだから。

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