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2022年9月の記事一覧
体幹機能を促通する方法を考えよう
リハ塾の松井です!
体幹機能は歩行、起立、リーチ動作など、各種動作において重要な機能なのは言うまでもありません。
また、体幹機能が土台となって、上肢のリーチや下肢の振り出しなど、上下肢の筋出力が発揮されるため、体幹機能が機能的に働くことは必須です。
そんな重要な体幹機能を座位から高めるための介入方法を今日は考えてみましょう。
腹圧を高めるにはポイントを絞って評価するべき
リハ塾の松井です!
腹圧を高めることは体幹筋群の賦活に重要です。
起居動作、起立、歩行、各種ADLに影響を与え、四肢の動きの土台となるので、腹圧を高められるかどうか、高めたまま動作ができるかどうかは臨床的重要なポイントの1です。
ですが、腹圧が大事!とは言っても、具体的な評価が分からない、難しいといった悩みはありませんか?
僕も大事だとは分かっていながら、具体的にどう落とし込んだらいいのか
肩関節リハでは脊柱の評価を必ずすべき
リハ塾の松井です!
今日は肩の可動域制限、痛みと姿勢、脊柱との関係について解説します。
僕は肩関節のリハビリでは、必ず脊柱の評価をします。
他動運動、自動運動でもですが、肩を挙上していくと、頚部が屈曲したり体幹が後傾したりする症例を多く経験します。
これはけっこうあるあるじゃないでしょうか?
そんな症例はほぼ脊柱の機能低下があります。
なので、座位、腹臥位、側臥位などで頚部のコントロール
ブリッジ運動におけるバリエーションと体幹筋群の活動
リハ塾の松井です!
ブリッジ運動は臨床でもよく指導される運動療法の1つで、主に殿筋群を鍛える目的というイメージが強いかもしれませんが、体幹筋活動も起こります。
なので、ブリッジ運動ができない場合、殿筋群の弱さもありますが、体幹筋群の弱さがあってできないという場合も考えられます。
ただ、体幹筋の中でもどこが働くのか、ブリッジ運動にもいくつかバリエーションがあるため、どれを選択するのが良いか、そ
カップリングモーションを理解すると脊柱の評価に超役立つ!
リハ塾の松井です!
カップリングモーションってありますけど、あれって実際に臨床でどう活かしたら良いか分からないことありませんか?
僕も正直、カップリングモーションとかよく分かりませんでしたが、その特徴を活かすとむしろ評価しやすいことに気づけました。
そこで、今回はカップリングモーションの臨床での活用方法を解説します。
カップリングモーションは以前にも紹介したフライエットの法則の記事も併せて
体幹筋群の活動と頚部との関係
リハ塾の松井です!
体幹の安定は四肢の動きにおいて必要、体幹の動きは各種動作において必要になります。
なので、体幹筋の活動が重要になりますが、臨床では難しい場合もありますよね。
脳卒中による低緊張や過緊張、骨折後の痛みなどなど、適切な筋収縮を得たくても得られない場合の方が多く、そのような状態だと運動療法を指導しようとしても難渋することもあると思います。
そんな場合、体幹筋の収縮を少しでも上