バーチャル初詣
あけましておめでとうございます。
シドニーのお正月は夏ですが、2021年は雨模様で例年よりも涼しく過ごしています。しかし、外を歩いてもお正月らしさはまったく感じないので、せめて気分だけでもと思いバーチャル初詣に行きました。
ここはtonarino SIMにある隣野神社（SLテレポート）。懐かしさを感じさせる日本の風景が人気の場所です。
稲荷大明神にも商売繁盛、万病平癒を祈願。
おでんやお団子も（アバターが）食べられます。
フリーギフトでいただいた熊手。セカンドライフのアイテムにはポーズが組み込まれていることが多く、これは手に持つとピースサインのポーズをするようにできていました。
小鳥をクリックするとおみくじを引いてくれる「小鳥みくじ」があります。引いてみましょう。
大凶！
バーチャルワールドでは、大吉が出るまで引けます。（うそです）
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
セカンドライフのなかにある、日本をイメージしたSIMには必ずといっていいほど神社があります。それだけ日本の情景に神社が欠かせないものと考えられているのでしょう。そして日本に興味がある人たちも神社が大好きです。どれくらい好きかというと、セカンドライフにある神社を集めたポータルサイトができるほど。海外のユーザーが日本をイメージしたSIMを作るときにも神社は欠かせないようですね。
セカンドライフのなかの神社は、ほとんどが情景を楽しむために作られています。しかし、キリスト教やイスラム教など、ほかの宗教施設のなかには、実際に指導者の元に信者が集まり交流をしている場所もあります。
特にキリスト教にはプラットフォームを超えて活躍する有名なVR牧師が何人かいて、最近では、ついに宗教専門のVRプラットフォームが構築されたようです。教会から離れた場所にいても、自分の周りに信者がいなくても、興味のある宗教に触れることができるバーチャルワールドは宣教に向いているのでしょう。でも長くなるので、次の機会にその辺の話を書きたいなと思います。
神社が大人気のセカンドライフですが、意外と見かけないのがお寺。公式じゃないと罰が当たりそうで作れないのかな？ 日本の宗教法人もガチでバーチャルワールドやVRに進出してみたらどうでしょうか。
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