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ソフトウェアエンジニアの武さんの1日とは?鍵は「メンバー間のフラットなコミュニケーション」

皆さんこんにちは。VRC note編集長の八重樫です。

今回もVRCのエンジニアさんに、1日のスケジュールやお仕事で大事にしていることなどを聞いてみました。
インタビューに答えてくれたのは、ソフトウェアエンジニアの武さん。VRCで中心的に開発などを進めているエンジニアさんです。

<プロフィール>
武 亜真(ム・アシン)さん(ソフトウェアエンジニア)

大手システム開発会社で受託システム開発に従事し経験を積む。2019年3月にVRCに入社し、現職ではソフトウェア開発を中心にハードウェアとの連携や、R&D開発なども手掛ける。プライベートでは家族思いの2児の父。

【メンバーとのフラットなコミュニケーションを大切にしながら、集中して仕事を進める時間もきちんと設けています。】

ー1日のお仕事の進め方について教えてください。

朝は家族で朝食を食べた後、子どもを保育園に送ってから出社しています。午前中はタスク確認やミーティングが多いですね。午後に集中して作業する時間を設けていますが、合間で社内の進捗確認のミーティングがあったり、お客様との定例ミーティングがあったりもします。メンバーに依頼している仕事もあるので、適宜コミュニケーションをとりながら課題を確認しつつ、開発を進めています。
平日は仕事で遅くなったりもするので、週末に子どもと出かけたり、遊んだりする時間を作るようにしています。

ー現在のお仕事について、もう少し教えていただけますか。

スキャナ周りのソフトウェア開発の割合が多いかなと思います。元々作っていたShun'x Ⅱ Lightに加えて、Shun'X Apparelや新規企画のスキャナなどがあり、それらはソフトウェアの上に乗せる機能は異なるものの、ベースの部分は同じです。そのベースのソフトウェアアップデートや、組み込んでいくアルゴリズムの開発などをしています。あとはすでに導入済みのスキャナでエラーが発生した際の保守や、お客様とのプロジェクトにも開発担当として参加しています。PoCを進めたりする上で、実際の開発や課題など専門的な部分について、問題解決のためにミーティングなどに参加することもあります。

【変化を求めてVRCにジョイン。メンバー、クライアントなど周りとwin-winの関係を築けるのがいいところ。】

ーVRCに入社したのが2019年ですよね。そもそも入社したきっかけは何でしたか?

転職活動をしていた際に、前職で上司だった張からVRCを紹介してもらいました。ずっとシステムの受託開発をしていたのですが、受託開発だとシステムを作ってクライアントに納品して終わりなので、自分が作ったものが実際にどこでどんな風に使われているのかはわからないケースが多かったんです。

そんなときに最先端の3D技術を使った新しい事業をスタートアップで一緒に立ち上げないか、と誘われて、とても面白そうだと興味を持ったのがきっかけです。自社のプロジェクトだと、なんでそれをやるのかどうやるのかなど全て決めてやっていかないといけません。そういうのはやったことがありませんでしたが、すごく面白いだろうと思って熱意も沸いたので、ジョインしようと決めました。

入社してからは自社製品の開発をしているので、0から作り上げる難しさも感じていますが、一方で、実際にイベントなどでお客様に体験いただけた時に楽しんでいる反応などを見て、非常に満足感もありますし「これが我々の会社が作った製品だ」と誇りを感じています。

ー転職活動中にいろいろな会社を調べたり面接を受けたりしたと思うのですが、その中でVRCに入ろうと思った決め手はなんでしたか?

VRCはまだ小さな会社ですが、他の企業には感じないものが多かったと思います。自分が関わって開発していくならば、ワクワクして未来を感じるものがいいと思った部分もあります。代表のシェーさんたちと話していくうちに、3D技術が日常に浸透してみんなが簡単に使えるような未来は必ず来ると自分も信じられましたし、その未来を一緒に作っていきたいと強く思ったので入社しようと決めました。

シェーさんをはじめ、ボードメンバーのみなさんは当たり前かもしれませんが会社の理念をしっかりと持っていて、それを実現させるという強い思いもあります。また、シェーさんからメンバーに向けてミッションや事業プランについて直接話してくれる機会もとても多いです。特にシェーさんは人格者で、仕事に対する考え方や哲学のような話も良くしてくれるので、仕事以外の部分で人として成長できる環境があると思います。

それから、一緒に働くメンバーもとても魅力的でした。人数は少ないですが、個人個人が高いスキルを持っているのが特徴的だと思います。博士号を持っている方もいますし、大手メーカーの取締役の経験をし、たくさんの特許をお持ちの方もいらっしゃいます。そういう自分にない経験をしている魅力的なメンバーが多くて、それも自分の成長の刺激になっていると感じます。

ーなるほど。入社してみて、他にも魅力だなと感じる部分はどこですか?

VRCでは周りとフラットな関係で会社の事業戦略についてもメンバー同士で話しますし、意見交換も活発だし、いろんなスキルのある人たちが部署を越えて集まってみんなで前向きに話すのが面白いと思っています。

スタートアップは大変だという話はよくありますし、それは確かにそうなんですがやりがいはすごく感じます。クライアントの指示通りに設計していくのとは違って、いろいろな選択肢や実現の仕方がある中で、他のやり方も検討しながらクライアントも自分達もwin-winの関係でいられるのがいいですね。社内のみんなとも、お客様とも、フラットな立ち位置で一緒に目的に向かって頑張っていくという風土があるので、それがとてもいいことだと思います。

【心がけているのはコミュニケーションの取り方。周りのことも考えながら相手を尊重したコミュニケーションが取れるマネージャーを目指したい。】

ー広い範囲のお仕事を自分事として捉えて、責任感持って取り組まれている様子をお話をうかがいながら感じました。お仕事を進める上で、心がけていることはありますか?

心がけているのは、効率的なコミュニケーションをすることです。開発を進める中ではよく課題も出てきますが、以前は何に悩んでいるのかと聞かれると問題にだけフォーカスして話をしていました。しかし、問題だけ伝えて考えても解決することは難しいとある時気づいたんです。プロジェクトの背景も重要ですし、問題発生の経緯や原因も重要であり、いきなり問題だけを説明しても相手も全然理解できないばかりか、それは効率的なコミュニケーションではないと思います。効率的なコミュニケーションを取らないと問題解決には辿り着けないし、無駄な時間もかかってしまいます。それはお互い不幸ですよね。
十分に問題や原因を確認した上で結果を出すことを大事にして、お客様にも外部の開発者にも、丁寧に説明して対応することを心がけています。相手のことを考えずに結果だけ伝えるのではなく、相手にわかりやすく伝えることも大事なことだと思っています。

ーこれからどんなエンジニアを目指して行きたいですか?

マネジメントの経験を積んでいきたいと思っています。メンバーとコミュニケーションをとって、個人を尊重しメンバーの成長を考えるようなマネージャーになりたいです。現状では、大枠の設計を自分が行い、細かいところは各担当者が考えて作業するような流れはできているので、プロジェクトを通じてチームマネジメントやメンバーマネジメントのスキルを伸ばしていきたいと思います。今のチームも、課題が出てきた時にお互いに意見を出し合う協力体制があって、話し合って何が一番ベストなのかを考えながら常に進んでいるので、そういういいところは残しながら自分が関わることで高め合っていけるチームを目指していきたいです。

・・・

メンバーとフラットにコミュニケーションをとりながら、周囲とwin-winな関係を築こうとする武さんの真面目さが伝わってくるインタビューでした。

最先端の開発を、自分たちで最適解を探しながらみんなで解決に向かって進んでいくという、VRCのエンジニアチームの良さを改めて感じました。コミュニケーションを重視してチーム、部署関係なくみんなで作り上げていくのがVRCの良さであり、強みなんですね。

VRCでは引き続き一緒に最先端技術の開発を進めてくれるメンバーを募集しておりますので、興味があるという方はぜひご連絡ください!


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