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#2フランスとイタリアの国境をローカル線で超えたら想像と違った(ジェノバ編)


ローカル列車で、フランスからイタリアに渡りました。

あまりにも緊張した列車内で、iPhoneもこわくで出せずにバックをギュっと抱えたままやっと乗り換えのジェノバ駅に到着しました!

ジェノバ駅を降りる時、人がいっぱいいる(わぁ-人がいる!)というだけで妙にホッとしたことを覚えています。

前回の続きになります。気になる方はコチラからどうぞ。

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移動距離は下の写真のとおりです。だいたい170km
基本は海岸線沿いを走ってきました!

最終目的地はミラノです。

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(出典:Googlemap)

▼ イタリアから乗った車両はこんな感じです。 写真では伝わりにくいのですがめちゃこわかった。

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国境の街イタリアのヴァンテミリア駅では、両国の終点となるのでフランスの電車とイタリアの電車が一同に見れるというのがなんかおもしろかったです。

ちなみにヴァンテミリアからジェノヴァまでの電車賃はひとり7€と格安ではあります。

恐喝されたらどうしよう・・。

そう思って取り出せなかったiPhone。
車窓からの景色の写真が1枚もなかった・・・

ということで

前回のつづきはこちらから始まります!

ドキドキの列車はようやくジェノバ駅へ到着

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正式な駅名は Genova Piazza Principe
(ジェノヴァ・ピアッツァ・プリンチペ)といいます。

駅前には目立って何かあるわけではなかったので、とりあえず歩いてみることに・・・

ジェノバでの乗り換えの時間はたった2時間

私たちが目指す場所は「ミラノ」です。とりあえずここジェノバでの乗り継ぎまでの2時間でまたこのジェノバ駅に戻ってこなければなりません。

往復時間を考えると、遠くには行けず場所が限定されしまいます。結局2、3店舗お店を覗いて様子をうかがう。

そしてそしてようやく勇気を出して決めたお店

▼ 今回の駅前食堂は「Sweet Home caffe」さん

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すでに入る前から二人して予感はしていた・・・( ;∀;) 

ミッションは駅前でジェノバパスタを食べる

だけど、せっかくジェノバに来たんだから「ジェノベーゼ」を本場で食べてみたくて勇気を振り絞って入ったのに、

店員さん、あっさり「NO」!!! 
ジェノベーゼないって・・・

メニューにはあったけど、いまないらしい。

ということで泣く泣く選んだパスタ2種

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・・・ ・・・ 味の感想は写真でお察しください。

というか、食感といい、味といい、匂いといい、なんといい、お箸がどうしても進まない。

ジェノバに来て、この店に入った日本人がいたら教えて欲しい!!だって、みんなのブログをあとから見たら美味しそうなジェノベーゼを食べてるんですもん。みんなすごい!

やっぱり調査はとっても重要ですね。反省

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でも、ここに座っているとちょこちょこお客さんが入ってくる。でも食べてる人はひとりも見なかった。

イタリア人はコーヒータイムが平均5分

みんなコーヒーを飲みにくるらしく、入れ替わり立ち代わりよく入る。しかも、テーブル席でのんびり会話したり、休憩してる人はほぼほぼいなく、カウンターで、コーヒーをササッと飲んでまじで一瞬でいなくなる。

ウワサでは「イタリア人はコーヒー飲むのが早い」と聞いていたけど、実際にこれは事実だった。


▼ 見えにくいけど、ボロネーゼ5.5€ 値段も安い。
というか、フランスに比べるとイタリアの物価はけっこう安い。

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ジェノバは港町がゆえに

ジェノバ駅のすぐ横を入ると、一気に治安がよろしくない匂いがプンプンなエリアがありました。

せっかくジェノバに来たんだから港が見たいと思い、坂をテクテク下って歩いたのですが、歩いてるうちに出てきました。

アジア人が営む店ってだいたい雑貨なんですよね。

平たく言うと100均ぽい感じなんですけど、そんな類のお店(というか半分倉庫のような)がずら~っとならんでいたんです。

サングラスがザツに山積みになってたりね。カンカン帽?が山積みだったりね。そしてその店に出入りしてる人はアジア系じゃなくてアフリカ系の人々。

ニースやカンヌの海沿いでサングラスや帽子を売ってる人達は、ここから仕入てるのか・・・ふむふむ。


元締めのアジトを発見した気分になって私たちは盛り上がった。

***


このあと、ジェノバ駅にもどり一路ミラノを目指すのでした。


今日も長文読んでくれてありがとうございます!

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