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マルセイユ・プロヴァンス空港からモロッコに行くまでの話

みなさま、こんばんは。

3回連続でマルセイユの話でしたが、今回のnoteはマルセイユ・プロヴァンス空港までの話です。

というか、カドネ村を出発してから空港までの話になってしまいました。

すこし長くなりそうなので続編を予定しています。

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空港に行くのにエクサンプロヴァンスで1泊する

南仏のカドネ滞在中にモロッコのマラケシュに行きました。

マラケシュまでは、マルセイユ・プロヴァンス空港から飛行機に乗ってしまえばたった3時間ぐらいで着いてしまいます。

ですが、カドネ村はめっちゃ田舎なのでマルセイユ・プロヴァンス空港まで行くまでが大変でした。

朝の10:30出発の飛行機に乗るためには、カドネ村からバスに2回ほど乗り換える必要があり、どうしても乗り継ぎの時間が合わず仕方なくエクサンプロヴァンスで1泊することにしました。

ほんとマイカーを持っていないと田舎は不便です。

だいたい大丈夫な私でもへこたれた宿

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エクサンプロヴァンスで1泊するなんて、もったいなくて宿をかなりケチったらびっくりするような部屋でした。

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宿の入り口は、絶対わからない。わかるはずがない。

ホテルというより、通常のアパートでその一室を民泊のように貸していて、他の部屋にはふつうに住人がいるような場所でした。

ネットで予約したのですが、この部屋の鍵を受け取るのにまるで謎解きのようでした。

宿主からの指定の住所に着くとそこはロッカールームでした。(コインランドリー風で駅にあるよううなロッカーだけが置いてあるところ)宿主からもらった暗証番号でロッカー開けると部屋の鍵が入っているという仕組み。

まるで映画に出てくるブツの受け渡しみたいな・・・

これだけでもかなり苦戦しました。


・・・

このドアを開け、階段を上っていくと指定の部屋がありました。ドアをあけてびっくり!娘とふたりで言葉がすぐに出て来ませんでした。

自分史上初というぐらいひどい部屋でして、ちょっとやそっとじゃ動じない娘もさすがに言葉を失って、部屋の備品をつまむように指先で触っていました。

とてもじゃないけど心穏やかに過ごすことができず後悔の二文字がちらつきました。

そんなこと言ってても仕方ない。覚悟を決めて寝ることにしました。もちろんベットはひとつ。洗濯していないような匂いのシーツに包まれ全身ガチガチに身体を硬らせながら眠りにつこうと努力しました。

しかしベッドに入ってから5分もしないうちに娘がポリポリ背中を掻きだしたのです。
さっきから気のせいかもって思い込もうとしていた私も「なんかダニかな?モゾモゾするんだけど。」と言ったら娘もそうだというのでダニ確定でした。
やっぱり!
持っていた虫よけスプレーをベットの上に濡れるほどぶち撒きました。

ふたりして眠れないので一旦時間を置いて、気を取り直してから再びベッドに入り、一夜を無事にやり過ごしました。

今思い返しただけでもゾクゾクする。

あまりにも衝撃と必死だったのか部屋の写真が1枚もありませんでした。

朝日とともにマルセイユ・プロヴァンス空港に到着

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そんな最悪ともいえる宿を後にしバスでマルセイユ・プロヴァンス空港に無事到着しました。

10:35 マラケシュ行き。十分に間に合いそう。

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ライアンエアーというLCCの航空会社

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はじめてライアンエアーの存在を知ったけれど、航空運賃はマラケシュまで往復で確か1万円でおつりがくるぐらいの金額だったと思う。

ヨーロッパから近隣の国にいくエア代はすごく安いので格安旅がテーマの私としてはありがたい。

マラケシュに里帰り?

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マルセイユ・プロヴァンス空港の造りは想像していたより簡単な作りでした。イケアとかコストコのような巨大倉庫のような質素な、よくいえばシンプルな構造。

マルセイユには移民の人たちが多くいるのですが、私たちが乗るマラケッシュ行の飛行機は半分ぐらいは、里帰りかな?という人たちが多くいました。お土産をたくさん(荷物)を持ってる人が目立っていました。

日本のパスポートは最強のはず

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私たちもチェックインを済ませようと列に並びました。

順番がきてカウンター越しにスタッフの人とこんなやり取りをする。

パスポートを渡すと「ビザがないとダメ」と女性スタッフ。

「必要ないはずだ」と娘が言うと、そんなはずはないと言わんばかりに誰かに相談しにいってしまいました。結局はビザがなくてもモロッコに行けるということがわかり無事にパスしました。

だけどいっつも思うのが外国でこういった問題にあたると本当にひやひやする。

本当は問題ないはずなのに、ダメといったらダメな場合もあったりするからこわい。



閑散としていている待合ロビー?バックは絶対肌身離さずが鉄則です!

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いよいよマラケシュに向けて出発

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あこがれの地面から乗るやつ。

だけど旅行で浮かれてる雰囲気の人はいないように見える・・・


・・・

ここから初のアフリカ大陸に行くことになるのです!

アラビア語の世界

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今日も読んでくださったみなさま、ありがとうございました('ω')ノ

続きはまた明日noteに書きますのでよろしくお願いします。

では明日!


・・・続きはコチラです・・・


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