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フランス

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フランスのパリでのできごとや、おもしろいと思ったこと。
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2020年6月の記事一覧

フランス的思考 ゴミは巨大なコンテナで

のっけから、ゴミ集積所の写真で ごめんなさい (/ω\) 南仏のちいさな村で2か月滞在しました。 生活様式が日本とあまりにも違うことが多かったので、今日はゴミ収集方法について書こうと思います。 村に何か所かあるゴミ集積所 このボックスわたしの身長ぐらいの高さがあります。 ボックスごとに、生ごみ、ガラス、缶など 仕分けるのですが、この巨大なボックス これが満タンになってしまったら、一体どうやって持って行くのかと思っていたら、 ボックスごとクレーン車で持ち上げて

フランスのカフェで絶対やってはいけないコト

フランスのカフェや、レストランで絶対にやってはいけないことがあります。 というか、やってもいいけど恐らくあまり良いサービスは受けられない。要するに親切にはされない可能性があるということです。 そのやってはいけないコトとは・・ 席に案内されたあと、よしメニュー決まった! 「すいませ~~ん!」と 店員さんを呼ぶ行為です。 ・・・そう、店員さんが注文を取りに来て、「はい、どうぞ。」となるまで手を上げたり、呼んではダメです。 じゃあ、どうするかというと とりあえず待つ

フランスの飲食店は高め。食材を買って自作するとかなり安い

フランスのカフェでランチしようと思っても 10€以下ではかなり難しい。 吉野家的に気軽に食べられる 飲食店もないに等しいのです。 だから自作するのが安くて美味しい という話をしようと思います。 そう、自作です。 というのは、自炊というほどではなく ただ、パーツを買って組み立てるだけでも いい感じにできるからです。 その方法はというと..... パン屋さんで まず、バゲットやクロワッサンを買う (平均1€) そして、Monoprixなどのスーパーで サラダ、ハムとチ

無賃乗車を見逃す理由が合理的すぎ

フランスでは、パリでも南仏でも無賃乗車が盛んです。笑 駅員さんの目の前で堂々と改札を抜けていく人を見て 「なんで黙って見過ごすんだ?」 と不思議でなりませんでした。 これが、怠慢だと思っていたら大間違い! 実に合理的な理由があったのです。 -------- 捕まえない理由は単純です 駅員さんは駅の仕事をするのが仕事 無賃乗車を取り締まるのは別の人の仕事 「コントロール」という 鉄道警察みたいな人達が 無賃乗車の人たちをとっ捕まえるのです。 めっちゃシンプルだっ

「自分は自分、人は人」という考え方

フランスで、これこそが 「人は人、自分は自分」 という意味なのかなぁ。 と思ったことがよくありました。 それは、日常の些細な出来事でよく見られました。 例えば パリのメトロはエスカレーターがありません。 重たい荷物をもって 階段を登ったりしてると すぐさま若者が飛んできて ささっと持ってくれるとか。 みんな親切だな...... ただ、「親切にする行為」ひとつをとっても 例えばこんなことも日本だったら 親切にしたい思いはあふれるぐらい あったとしても 人の目を気に

フランス人がパンで最後のソースまで食べる理由

食べ終わったお皿をパンで拭くようにきれいに仕上げる。 なんとなくフランス人ってそんなイメージありませんか? わたしが南仏に滞在中、「だからなのか!!」と納得したことがあります。 それは フランスのシンクには生ごみの穴がないのです! お皿に残ったソースも細かいカスも流すことができないのです。 詰まっちゃうから。 本当の理由は文化にあるとか詳しくはわからない。 でも、少なくともわたし自身が体験してみて、最後パンできれいにするのが一番合理的だなと思ったからです。 パ