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フランス的思考 ゴミは巨大なコンテナで

のっけから、ゴミ集積所の写真で
ごめんなさい

(/ω\)

南仏のちいさな村で2か月滞在しました。

生活様式が日本とあまりにも違うことが多かったので、今日はゴミ収集方法について書こうと思います。


村に何か所かあるゴミ集積所
このボックスわたしの身長ぐらいの高さがあります。

ボックスごとに、生ごみ、ガラス、缶など
仕分けるのですが、この巨大なボックス

これが満タンになってしまったら、一体どうやって持って行くのかと思っていたら、

ボックスごとクレーン車で持ち上げてトラックに積んでいくそう。

めちゃくちゃ合理的じゃないですか?

そしてまた空のボックスを設置していく。
というシステム。

一方

東京のわたしが暮らす地域でのルールは

一軒家の場合、ゴミ収集日当日の朝に家の前に
ゴミを出しておく。

マンションなどの集合住宅は、マンション内にある
いつでも出してOKな集積所に捨てる。

主にこの2種類

そして収集日当日、ゴミ清掃車が1件づつ廻ってゴミを回収していく。

そして、1件づつストップしては手作業でゴミを収集車へと押し込む作業をする。

絶対大変な作業だと思う。


それに比べて、収集作業は肉体労働力は実質ゼロでごみを回収しているフランス。 ※回収した後の作業はナゾ


しかも、圧倒的に若者が多い気がする。

例えばこんな感じでおしゃれな気もしてくる。

この写真は、村ではなくて「マルセイユ」という街の清掃スタッフの姿だが、ゴルフのカートのような乗り物で移動したり楽しそうに仕事している。

若い人しか見ない。


しかし、あの村のゴミ捨て場にはオチがある。

家から歩いて7~8分もかかる場所にあるのだ。

これも最初は驚いて、ゴミを捨てるだけで、自分の家に置き換えると一体どの辺まで歩くかな?

あの信号を渡って~など距離を考えると最寄りの駅を優位に超すぐらい遠しい。笑


これを東京でやれと言われたらきっとみんな反発するだろう。
だから住民の協力あってのことなのは間違いない。

だけど、ここ南仏の生活は私にとって「生活が仕事」だから野菜を買いに行くのも仕事。

ゴミを捨てに行くのも仕事だと捉えた。

まあ、散歩がてら捨てに行くのも楽しい。

野良ちゃんたちに会ったりしながら村の様子を観察してあるくのも悪くなかった。

不便を楽しむことは、暮らしを楽しむことかもしれない。

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