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人はなぜラーメン二郎を食べるのか?


皆さんこんばんは。

本日も暖かい1日でしたね。生活リズムを崩さずに暮らすことができていますでしょうか?ちなみに僕は初日に崩しました。

今日はお昼ご飯にテイクアウトしたラーメン二郎について書こうと思います。

前半は日記。

後半では哲学(笑)を展開しています。結構マーケティング視点でも切り込めて書いていて面白かったので、いずれリライトするかもしれません。

とは言え、語り尽くせない魅力がまだまだ二郎にはある気がします。
凄まじい中毒性があるので。

あくまでも、仙台と東京で10回程度ラーメン二郎を食べたことのある初心者の所感でございます。


■ 朝起きた瞬間から食べたかった


これが中毒というものなのか。
と思うくらい朝起きた瞬間から「二郎」の二文字が頭から離れませんでした。

布団で仰向けになりながら、あ〜二郎食いてえとぐるぐる考えていました。

恐らく食べたくなったきっかけは、先輩から二郎がテイクアウトできるという情報を聞いたことです。

そして友達がSNSで二郎の写真を上げているのを見て「二郎を絶対食べるマンモード」に徐々に移行していったのでしょうw


■ 一応理性が戦ってくれた


いやいや、でも二郎は太る食べ物の典型的な例ではないか?
少し前まで糖質制限ダイエットで1ヶ月6kg痩せた栄光はどこにいったのだ。
健康的な体は食生活によって作られるぞ。

そんな感じで二郎を食べたい欲望に対して、なけなしの理性君が奮闘してくれました。


実際のところかなり奮闘してくれたみたいで、結構ギリギリまで食べない理由を探していました。


ま、敗北したんですがね。


■ やると決めたら凄まじいエネルギーを開放する男


よし、今日は二郎食べちゃおう。

そう頭で結論が下された後のスピードとパワーは割と凄まじい方だと思います笑

一瞬で着替えて徒歩20分くらいかけて二郎に向かいました。


二郎も例に漏れず、コロナの影響によって店内での飲食は禁止されており、テイクアウトのみとなっていました。

こんな状況でソーシャルディスタンスを保ちながらも、店の前にできている長蛇の列を見ると、ジロリアンの執念は凄まじいなと素直に感心してしまいました。


待つことは嫌いではありません。

待ちながらも「なぜ人は二郎を食べるのか?」など自問自答をすることで割と暇が潰せてしまう人間みたいです。

次の章では待ち時間に考えた自説を展開します。
やっと本日の本題ですw


■ 【哲学(笑)】 では、なぜ人は二郎を食べるのか?


世の中には2種類の人間がいます。

二郎を食べたことがある人間と、二郎を食べたことがない人間の2種類です。

まず、逆説的ではありますが二郎を食べたことがない人間の批判を想像してみましょう。

・もっと似たような味でより美味しいラーメンが他にある
・並びたくない
・にんにくが臭い
・店内が汚い
・店員が不親切

以下に少しまとめて書いてみました。

・もっと美味しいラーメン(商品)がある
・店で得られる接客(体験)も比較的良いとは言えない

二郎はラーメン屋なので、二郎が食べたことがない人は二郎を一般のラーメン屋と比較して批判します。

しかし、あくまでも仮説ですが、二郎を食べてかつ好きな人間は二郎をラーメン屋ではなく、「二郎」という唯一無二の存在として捉えているのではないでしょうか。

そして、二郎の持つ独特な価値を2つ定義してみました。


■ "挑戦体験の共有" という経験価値


二郎は量が多く、ある意味フードファイト的な側面を持っています。

要は挑戦なのです。

この体験を仲間と共有しながら二郎を食べる、この体験に価値と考えることもできるのではないのでしょうか?


■ "タフさの象徴" という文脈価値


こちらがより重要な価値であり、二郎を二郎たらしめているものと考えます。


前述の通り、二郎をラーメン屋として商品体験の観点から考えると、消費者目線で見ればより良い選択肢が存在します。

ではなぜ二郎を食べるのか?その答えは、二郎という存在に消費者が勝手に意味づけをしたその文脈に価値があると考えます。

先ほど話した通り、二郎は量も多いですし店員も不親切です。

よって自ら責任を持って食べきり、同時に店員に言われずともルールを守る良い顧客でなければなりません。

これは、主に男性が持つ "タフさ" を象徴するものではないでしょうか。

そしてこの象徴をSNSで発信すれば、自分に "タフさ" というラベルを与えることもできます。

"おっさん女子" という言葉があるようによって、女性の中にもあえてこれを発信することで、自分の中に巣食う男っぽさをアピールする人もいます。


■ まとめてみる


二郎の価値を改めてまとめてみましょう。

二郎の価値は以下のように分類され、"挑戦体験の共有" という経験価値、普通のラーメン屋にはない "タフさの象徴" という文脈価値に惹かれて、人々はラーメンを食べるのです。

1. 商品価値:味は普通に美味しい
2. 体験価値:ラーメン屋ではなく、挑戦する場所
3. 文脈価値:"タフさの象徴" としての価値

主に2,3が普通のラーメン屋と二郎を分ける大きなポイントですね。


……ここまで書き続けていましたが、今我に返りました。
集中すると筆が止まらなくなるのが怖い。

冒頭にも書きましたが、マーケティング視点で見るともっと整理できるかもしれないので、リライトするかもしれません。


ああ、久々にガッツリ書いて疲れた。
本日もお疲れ様でした。









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