1年半で広告代理店を辞めないために。vol.2-2
9月末で広告代理店を辞めました。務めた期間、1年半。
大学院を卒業して、まだ社会人2年目での決断について、ペーペーながらも色々考えたことをここ数週間でまとめさせてもらっております。
前回までの記事はこちら↓
https://note.mu/yamanaa/m/m98a6a4815fd3
前回までは、「まぁ新卒で勤めた会社を1年半なんかじゃやっとなんかしら学んだかなくらいのタイミングなので辞めないに越したことないよね」的なお話をさせていただいていたのですが、
今回は1年半で辞めないためにハナっから入社させないっていう視点で書こうと思います。笑
まぁ若造がなんか言ってるなぁくらいで読んでいただければ。
広告代理店を選ばない方が良い新卒の就活生 (or別の会社の方が良いんじゃない?な若手)
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⒈ 社会で明確に実現したい何かがある
⒉ ”流行を追う”ことを楽しいと思えない
⒊ ”良い”商品やサービスを世に出したい
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⒈ 社会で明確に実現したい何かがある
なんかこういう書き方すると胡散臭いですね…笑
例えば私はずっと幼児教育の分野でやりたいことがあったのですが、その手段が前職の会社にはないと判断して転職を決めました。
別に、実現したいことの手段が広告だと思ったら広告代理店でも良いのですが、前回の記事にも書いたように、広告代理店ではいろんな業種に関わるので、やりたいことを見つけるのには最適なのですが、”特定の1つの分野を究める”ために仕事をするのには確実に向いていない業種です。
しかも、例え希望する分野のクライアント担当につけたとしても、代理店がやることはあくまで”広める・知ってもらう”こと。商品やサービスを作る過程において、大体の場合は口が出せない(商品企画から関わる場合も、稀にですがあることはあります)し、直接コンシューマーと対峙するのもクライアントです。サービスや商品を作ったり企画したい人は、事業社側に言った方が少なくとも効率は良いのでは〜と思います。
⒉ ”流行を追う”ことを楽しいと思えない
当然ですが、”広める・知ってもらう”ためのコミュニケーション施策を考えるにあたって、その時々の世代ごとのトレンドというのは、ターゲットを理解するのにも、適切な表現を作るためにも非常に重要な情報であります。
流行を知るツールはたくさんあります。テレビ、雑誌、今ではアプリなど。
私も、上司に「暇な日はTVCMや番組をたくさん観るようにしておいてね。仕事での勉強が”テレビを観ろ”なんて超楽しいよね(笑)」と言われたのですが、私自身はもともとTVをそんなに観るタイプではなく、欲しい情報を検索だったりで探して集める方だったので、「TVCMを作ります!」というときに競合他社のCMの分析だったり、競合製品を探して体験したりということは好きだったのですが、漠然とした”流行”というものを追うことは、とても苦になってしまっていました。
しかも、時期にはよるものの”テレビをゆっくり観る”なんて時間に帰れるような生活をしていなかったのです。当然朝はゆっくりワイドショーなんて見ていられないしニュース見たいし。
会社にもテレビは置いてあったし、流しっぱなしになっていることも多々あったのですが、そんなじっとテレビを見ている人なんて仕事中にはいませんでした。
なので、限られた時間でそう言った情報を追えるくらい”トレンドや流行が好き!”と思えるような人でないと、なかなかキツいなぁと思います。
⒊ ”良い”商品やサービスを世に出したい
これは前回も書いたように、広告代理店に入るべきメリットとも紙一重な特徴です。
広告代理店が担当するのは、基本的に他社様の製品やサービスです。
自社製品ではないものを売るので否が応でも商品のことを知ろうとするし、それを売るための工夫をするので”売る”ための知識はとてもつくのですが、いかんせん自分が「この商品はちょっとよろしくないな…」と思うものも担当しなくてはならないことがあります。
(私自身も以前noteにその時の経験を書いたことがあるのでよろしければどうぞ)
「良いクリエイティブで世の中にいろんなものを紹介したい!」という、”広告として良いもの”を作りたい人は広告代理店のクリエイティブに行くと良いと思います。が、「良い商品を使って世の中をよくしたい!」という考えをお持ちの人たちは、メーカーとかで”良い商品”を追求する方が楽しいはずだなぁと感じてます。
一旦書こうと思ってたことはこのくらいです。
vol.3も気が向いたら書きます。気が向いたら〜。
友達にタイトルだけ伝えて書いたよ〜と言ったらわざわざググってここまで来てくれた人もいるようです。
日記のようにつらつら時間あるときに書いてるだけなので、そ、そんな大層なもんでもないけど誰かが元気になればいいなと思ってこれからも好きなこと書いていこうと思います。
応援いただけると嬉しいです。これからも頑張ります。