玉ねぎ火山

漫画/アニメの伏線考察をしてます。 ※最新話までの情報を含みますのでネタバレにはご注意…

玉ねぎ火山

漫画/アニメの伏線考察をしてます。 ※最新話までの情報を含みますのでネタバレにはご注意ください。 呪術廻戦/

マガジン

記事一覧

羂索はもう夏油の中にはいない?"縫い目"と"傷跡"に込められた意味とは・・・

渋谷事変以降、登場のなかった偽夏油こと羂索が久しぶりにその姿を見せた。しかしその様相は以前と少し異なるものだった。 今回は、そんな羂索がすでに夏油の中から出てい…

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宿儺が伏黒恵に執着する理由が判明!?領域展開の進化と真価に迫る!

東京第1結界にて、レジィと対峙する伏黒恵。追い込まれながらも領域を展開し、反撃の狼煙をあげる。 今回は、本編二度目の発動となった伏黒恵の領域展開の進化から、宿儺…

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原作ファンにこそ薦めたい「劇場版 呪術廻戦0」見どころ4選!乙骨憂太の黒閃も!?

2021年12月24日、劇中で百鬼夜行の行われる同日に「劇場版 呪術廻戦0」が公開された。 呪術廻戦の前日譚ということもあり、本編を知らない人でもとっつきやすく、作品へ…

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禪院直哉に再登場の兆し!呪術師は死後呪いに転ずる?

フィジカルギフテッドとして覚醒した真希と禪院家前党首・禪院直哉の戦いは、投射呪法を読み切った真希に軍配が上がった。 顔面を潰されてなお一命を取り留めた直哉だが、…

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パンダは夜蛾正道の実子だった!?完全自立型人工呪骸はパンダだけではない!

第147話では、完全自立型人工呪骸の製造方法が明らかになった。 完全自立型人工呪骸とは呪力の自己補完機能を備えた呪骸のことであり、作中では"突然変異呪骸"としてパン…

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宿儺は御三家相伝の術式を知らない?御三家の歴史と宿儺の反応に矛盾があった!

長い歴史の中で御三家として呪術界の頂点に君臨する五条家、加茂家、禪院家。これら名家は強力な術式を次代へ相伝させることでその権威を現代まで保ってきた。 今回は、そ…

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七海健人の再来?売れない芸人・高羽史彦は"十劃呪法"の使い手か

第146話で登場した死滅回游泳者・高羽史彦。羂索の無為転変によって覚醒した術師だが、その術式について気になるシーンが描かれた。 呪術廻戦/芥見下々 集英社 売れる…

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家入硝子は軟禁されている?服装の変化や煙草などから家入の現在を徹底考察!

第146話で渋谷事変以降として初登場となった家入硝子。 今回は、死滅回游"術式剥奪"のルールついて語る家入の服装やその状況から、家入が今現在どのような状況に置かれて…

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天元は羂索の師匠だった!?呼び方と結界術から読み解く2人の関係性

加茂憲倫、夏油傑の身体を乗っ取っていたのは "羂索(けんじゃく)" という名の術師だった。 羂索の抱く野望の全貌が徐々に明らかになる中で、その具体的な人物像については…

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呪術廻戦の歪んだ"死"のルール!キャラの生死を分けるある言葉に注目してみる

呪術廻戦。その名の通り、呪術を用いて戦うダークファンタジー・バトル漫画である。 呪術廻戦に限った話ではないが、ことバトル漫画という物語において"死"という描写は多…

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血の術式"蝕爛腐術"は加茂家に受け継がれる術式だった!?今後も使い手が登場する?

対象の体内に血液を侵入させ、分解・毒化によって死に至らしめる術式 "蝕爛腐術"。作中では、呪胎九相図の壊相、血塗の2名が使用している。 今回は、この蝕爛腐術が "加茂…

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憂憂の術式は〇〇だった!?能力の全貌を徹底考察!

黒鳥操術の使い手で一級術師の冥冥を「お姉様」と慕い、戦いのサポートなどを行う実弟・憂憂。 渋谷事変編で初登場したが、その能力の全貌は未だ明かされていない。 今回…

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天内理子は天元様と同化している!?ファンブックで衝撃の事実が発覚!

不死の術式を持ち、国内結界の要として在り続ける天元。そして、天元と同化することを使命とし生きる星漿体。 今回は、死んだと思われていた天内理子がすでに天元様と同化…

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伏黒甚爾と禪院甚壱の意外すぎる関係とは?禪院家の家系図が徐々に明らかに!

生まれながらにして呪力を全く持たない「天与呪縛」を受けて産まれた禪院甚爾。術式はもとより呪力すら持たないことから禪院家からの風当たりは強く、伏黒家へ婿入りする形…

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乙骨が虎杖を狙う本当の理由とは

渋谷事変後、張相と共に呪霊を祓い続ける虎杖。 対して、虎杖の抹殺を目論む乙骨憂太。 ついにその白刃が虎杖を貫く。 虎杖を狙う乙骨の本当の目的はなんなのだろうか。 …

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羂索はもう夏油の中にはいない?"縫い目"と"傷跡"に込められた意味とは・・・

渋谷事変以降、登場のなかった偽夏油こと羂索が久しぶりにその姿を見せた。しかしその様相は以前と少し異なるものだった。 今回は、そんな羂索がすでに夏油の中から出ていっている説について考察する。 … 1.額の縫い目は"縛り"である羂索の額の縫い目は、自身の術式で身体を渡った際に "縛り" として必ず生じるものである。 つまり、乗っ取っている間の被術者の額には消せない縫い目があるということを意味する。 … 2.虎杖母の"傷跡"の意味とはまずは、虎杖母の登場シーンに注目して

宿儺が伏黒恵に執着する理由が判明!?領域展開の進化と真価に迫る!

東京第1結界にて、レジィと対峙する伏黒恵。追い込まれながらも領域を展開し、反撃の狼煙をあげる。 今回は、本編二度目の発動となった伏黒恵の領域展開の進化から、宿儺が伏黒に執着する理由について考察していく。 領域展開『嵌合暗翳庭』の進化陀艮戦で脱出のために発動した領域を除き、本編では二度目の発動となったが、その様相は似ても似つかないものに進化していた。 まずはこの進化について紐解いていく。 … 初めて領域展開を発動したのは、第58話の八十八橋での呪霊戦であった。 洞窟

原作ファンにこそ薦めたい「劇場版 呪術廻戦0」見どころ4選!乙骨憂太の黒閃も!?

2021年12月24日、劇中で百鬼夜行の行われる同日に「劇場版 呪術廻戦0」が公開された。 呪術廻戦の前日譚ということもあり、本編を知らない人でもとっつきやすく、作品への入口としても非常に適した作品となっている。 今回はそんな「劇場版 呪術廻戦0」の、原作ファンだからこそ感動する見どころを4つ紹介する。 1.伝説のナナミン黒閃4連発ナナミンこと七海健斗は、夏油の仕掛けた百鬼夜行にて一級呪霊らに対し連続4発の黒閃を成功させたとして、連続発動記録を残している。 これは本編

禪院直哉に再登場の兆し!呪術師は死後呪いに転ずる?

フィジカルギフテッドとして覚醒した真希と禪院家前党首・禪院直哉の戦いは、投射呪法を読み切った真希に軍配が上がった。 顔面を潰されてなお一命を取り留めた直哉だが、真希の母によって背中を刺されトドメを刺されてしまう。 今回は、死んだと思われている禪院直哉が本編に再登場すると考察する理由について紐解いていく。 1.呪術師は死後呪いに転ずる基本的に、呪術師から呪霊が生まれることはないとされている。 これは、呪力のコントロールができる呪術師は非術師と違い呪力が身体の中を廻るため

パンダは夜蛾正道の実子だった!?完全自立型人工呪骸はパンダだけではない!

第147話では、完全自立型人工呪骸の製造方法が明らかになった。 完全自立型人工呪骸とは呪力の自己補完機能を備えた呪骸のことであり、作中では"突然変異呪骸"としてパンダが登場していた。しかしこれは夜蛾が意図的に造りだした呪骸だった。 今回は、そんな夜蛾正道とパンダの関係について考察していく。 | パンダは夜蛾正道の実子だった!? |今回考察していくのは、"パンダが夜蛾正道の実子だった説" についてである。 ① 人の肉体から魂の情報を複製し入力するまずは、完全自立型人工呪

宿儺は御三家相伝の術式を知らない?御三家の歴史と宿儺の反応に矛盾があった!

長い歴史の中で御三家として呪術界の頂点に君臨する五条家、加茂家、禪院家。これら名家は強力な術式を次代へ相伝させることでその権威を現代まで保ってきた。 今回は、そんな相伝の術式と宿儺に注目し、御三家の歴史と宿儺の反応からある矛盾について考察する。 御三家の歴史は1000年以上 |御三家の歴史について、公式ファンブックに以下のような記載がある。 このことから "御三家は少なくとも1000年前には存在していた" ということがわかる。 同時に、御三家は相伝の術式を1000年

七海健人の再来?売れない芸人・高羽史彦は"十劃呪法"の使い手か

第146話で登場した死滅回游泳者・高羽史彦。羂索の無為転変によって覚醒した術師だが、その術式について気になるシーンが描かれた。 呪術廻戦/芥見下々 集英社 売れる芸人は2種類おり、高羽がそのどちらかと問われたシーン。 五分だ五分だと言うけれど 本当は "七三" くらいが "七三" といえば、ナナミンこと七海健人、その名の由来は七三分けの髪型からとのこと。(公式ファンブックより) そして、もうひとつ"七三"と関わりが深いもの、それが "十劃呪法" である。 呪術廻戦

家入硝子は軟禁されている?服装の変化や煙草などから家入の現在を徹底考察!

第146話で渋谷事変以降として初登場となった家入硝子。 今回は、死滅回游"術式剥奪"のルールついて語る家入の服装やその状況から、家入が今現在どのような状況に置かれているのかについて考察する。 | 家入硝子は総監部から軟禁されてる |家入硝子が軟禁されていると結論づける理由について、以下のとおり考察する。 ① 家入硝子の服装が変わっているまず注目したいのは、その服装である。 呪術廻戦/芥見下々 集英社 家入硝子はこれまで作中に何度か登場しているが、学生時代を除いた全て

天元は羂索の師匠だった!?呼び方と結界術から読み解く2人の関係性

加茂憲倫、夏油傑の身体を乗っ取っていたのは "羂索(けんじゃく)" という名の術師だった。 羂索の抱く野望の全貌が徐々に明らかになる中で、その具体的な人物像については未だ謎のままである。 今回は、そんな謎に包まれた羂索と天元の意外な関係について、羂索の呼び方と二人の扱う結界術から考察していこうと思う。 | 結論:天元は羂索の師匠だった |さっそく今回の結論だが、天元と羂索はかつて師弟関係に在り、天元は羂索の"師匠"だったのではないだろうか。 そう結論づけた理由について

呪術廻戦の歪んだ"死"のルール!キャラの生死を分けるある言葉に注目してみる

呪術廻戦。その名の通り、呪術を用いて戦うダークファンタジー・バトル漫画である。 呪術廻戦に限った話ではないが、ことバトル漫画という物語において"死"という描写は多く登場し、大きな意味を伴うことが多い。 今回は、呪術廻戦における"死のルール″について、とあるキャラクターのセリフから考察していく。 | 「呪術師に悔いのない死などない」 |さっそく結論だが、注目したいのは第3話での夜蛾正道のセリフである。 夜蛾「呪術師に悔いのない死などない」 呪術廻戦/芥見下々 集英社

血の術式"蝕爛腐術"は加茂家に受け継がれる術式だった!?今後も使い手が登場する?

対象の体内に血液を侵入させ、分解・毒化によって死に至らしめる術式 "蝕爛腐術"。作中では、呪胎九相図の壊相、血塗の2名が使用している。 今回は、この蝕爛腐術が "加茂家に受け継がれる術式だった説" について考察する。 … 1.加茂家の血へのこだわり加茂家相伝の術式は言わずと知れた "赤血操術" である。 その文字通り、体内外の血液を操作し、攻撃や身体能力強化を行う攻守に優れバランスのとれた術式である。 そして、加茂家の次期当主は京都校3年の加茂憲紀とされているが、憲

憂憂の術式は〇〇だった!?能力の全貌を徹底考察!

黒鳥操術の使い手で一級術師の冥冥を「お姉様」と慕い、戦いのサポートなどを行う実弟・憂憂。 渋谷事変編で初登場したが、その能力の全貌は未だ明かされていない。 今回は、戦いにおける憂憂の役割と、過去の伏線から謎に包まれたその術式について考察していく。 … 1.憂憂の役割は領域対策憂憂が初めて能力を使用したのは、羂索が呪霊操術で呼び出した疱瘡婆との戦いである。 冥冥が疱瘡婆の領域展開により追い込まれる中、憂憂の "シン・陰流「簡易領域」" によって術式の必中効果を中和し、

天内理子は天元様と同化している!?ファンブックで衝撃の事実が発覚!

不死の術式を持ち、国内結界の要として在り続ける天元。そして、天元と同化することを使命とし生きる星漿体。 今回は、死んだと思われていた天内理子がすでに天元様と同化していると考える根拠について、ファンブックの内容を交えて紹介する。 | 天内理子は伏黒甚爾に殺された |五条悟の過去編にて、天元と異分子の同化を良く思わない盤星教が伏黒甚爾に星漿体・天内理子の暗殺を依頼する。 反転術式の覚醒前であった五条悟は一度敗北し、夏油も瀕死、天内理子も依頼通り伏黒甚爾に殺害されてしまう。

伏黒甚爾と禪院甚壱の意外すぎる関係とは?禪院家の家系図が徐々に明らかに!

生まれながらにして呪力を全く持たない「天与呪縛」を受けて産まれた禪院甚爾。術式はもとより呪力すら持たないことから禪院家からの風当たりは強く、伏黒家へ婿入りする形で禪院家を後にすることとなった。 しかし、その強さは非術師最強。さらに呪力を全く持たないことで逆に呪いへの耐性を得た非常にイレギュラー的な存在である。 それゆえに死してなお物語の中で重要な役割を担っている。 そんな伏黒甚爾と禪院家との関係が徐々にわかってきた中で、現時点で特に言及されていない「伏黒甚爾と禪院甚壱の

乙骨が虎杖を狙う本当の理由とは

渋谷事変後、張相と共に呪霊を祓い続ける虎杖。 対して、虎杖の抹殺を目論む乙骨憂太。 ついにその白刃が虎杖を貫く。 虎杖を狙う乙骨の本当の目的はなんなのだろうか。 |虎杖を狙うのは五条悟の指示だった?| 呪術廻戦/芥見下々 公式ファンブックより 海外で呪詛師ミゲルと行動を共にしていた乙骨憂太は、京都校との交流会前に海外出張に行っていた五条悟と会っていたことがわかっている。 五条は乙骨に何を伝えにいったのか。 そのカギは海外出張に行く直前にした虎杖との会話にあっ