伏黒甚爾と禪院甚壱の意外すぎる関係とは?禪院家の家系図が徐々に明らかに!
生まれながらにして呪力を全く持たない「天与呪縛」を受けて産まれた禪院甚爾。術式はもとより呪力すら持たないことから禪院家からの風当たりは強く、伏黒家へ婿入りする形で禪院家を後にすることとなった。
しかし、その強さは非術師最強。さらに呪力を全く持たないことで逆に呪いへの耐性を得た非常にイレギュラー的な存在である。
それゆえに死してなお物語の中で重要な役割を担っている。
そんな伏黒甚爾と禪院家との関係が徐々にわかってきた中で、現時点で特に言及されていない「伏黒甚爾と禪院甚壱の意外な関係」について考察していく。
伏黒甚爾と禪院甚壱は双子だった?
ファンブックの内容などから禪院家の家系図が明らかになってきたが、伏黒甚爾と禪院甚壱の直接的な関係については未だに言及されていない。
今回は、この2人の双子説について考察する。
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1.「やはり双子は凶兆か」
禪院真希・真依について、禪院家の人間が話をしているシーンで「やはり双子は凶兆か」というセリフがある。
これは禪院家の人間でありながら呪力をほとんど持たない真希を蔑んだ言葉であり、ここでの "凶兆" という言葉は、天与呪縛により呪力を持たずに生まれてくる者に対して使われていると考えられる。
そして、"やはり" という言葉から『過去に前例がある』ということがわかる。
それらの要素から "禪院家に生まれた双子が天与呪縛により呪力を持っていなかった過去がある"ことがわかり、まさにそれが禪院甚爾であったと考えられる。
では、なぜ双子の兄弟が禪院甚壱だと結論付けたのか。
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2."甚壱"と"甚爾"の由来とは
前述した双子の真希と真依、そして甚壱と甚爾の名前にはある共通点がある。
それは "名前の1文字目が同じ" ことである。
そして、古くから長男には「一」を次男には「二、次」を使うといった名前の付け方が選ばれることが多く、呪術廻戦でも甚壱には「一(壱)」、甚爾には「二(爾)」が使われていることがわかる。
もしこの双子説が正しかったとするならば、禪院甚壱が伏黒甚爾の兄ということになる。
ちなみに、『爾』という漢字は "美しく輝く花" の象形文字から派生したものである。甚爾の両親はそのような意味も名前に込めていたのかもしれない。
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3.「甚爾君と逆やったらよかったのにな」
禪院直毘人の次の当主について禪院直哉、扇、甚壱が話をする中で、直哉が甚壱に対し気になるセリフを口にしている。
「甚爾君と"逆"やったらよかったのにな」
この "逆" という言葉は近しい存在(兄弟等)に使う印象が強く「双子の甚爾君と顔が逆だったらよかったのにな」と取るのが自然である。
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以上の理由から『伏黒甚爾と禪院甚壱は双子である』と結論付けた。
「双子はやはり凶兆」という言葉から、少なくとも一組以上は禪院家に双子が生まれていて、さらに禪院家にとって何かしらのマイナス要因を持っていたことは間違いない。
そして真希と同じく天与呪縛のフィジカルギフテッドとして生を受け、のちに真希の目標ともなる伏黒甚爾。様々な意味で真希の "前例" として描かれることは間違いないだろう。
ー 玉ねぎ火山 ー
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