Vol2:仕事に役立つTips集(#06〜#10まで)
アスリートや指導者の言動を独自の視点で分析解釈して番組の最後にTipsを配信する「仕事に役立つスポーツの深イイ話」
過去の放送で取り上げた「仕事や日常生活に役立つTips」をまとめました。
元広島カープ 新井貴浩選手に学ぶ自分を信じる力
新井選手ですがカープで活躍をしますが、2007年に悩んだ末に阪神に移籍します。「辛いです、カープが好きだから」「FA制度なんてなかったらよかったのに」と涙ながらに、カープへ未練を口走ってしまいました。カープファンに反感を買いますが、覚悟を持って2015年に復帰。ひたむきな姿にファンも心を打たれました。自分のやりたいことや信念に素直に耳を傾けて行動にうつしたから、ファンからも愛され、リーグ優勝の立役者と呼ばれる選手になれたんだと思います。
岡田武史監督にならう当たり前の問題を解決する唯一の方法
この回の舞台は「日本が2010年サッカーワールドカップでベスト16に進出」する2年前のお話です。岡田監督は2008年当時、福島で代表の合宿を行っていた時に、福島大学の白石教授に会いに行き、「日本人は強豪の選手/チームに個では勝てない・いかに組織で勝つか。」という問いを投げかけます。すると、白石教授が唐突に「なぜ、日本人の選手は個ではヨーロッパや南米のトップ選手には勝てないのですか?」と逆質問をします。当時はムッとしましたが、「個で勝つために何をするか」という発想の転換をし、ベスト16進出を果たすことに成功しました。放送ではより詳しくこのプロセスについて触れています。
テニス選手には"他責"にする能力が必要?
この回は「テニス選手のラケット破壊行為」に注目しました。テニスのシングルは孤独なスポーツです。試合中日常的には起こりえないストレスがかかります。ダブルスや他のスポーツと異なり、うまく行かない時に感情をぶつける相手がいません。ラケット破壊は褒められた行為ではありませんが、「感情を発露できてドクロを解消できている」とも言えます。番組ではここから他責にすることでトラウマになりそうな出来事に如何に向き合うかが丁寧に説明されております。
中村俊輔選手のサッカーノートから学ぶ継続と習慣化とは?
この回のきっかけは、Voicy人気パーソナリティであるDJ Nobbyさんの「モチベーションを仕事にしない」という放送からでした。「モチベーションとはずっと高く持ち続けるとかは無理で、不自然である。それよりも習慣化して淡々とこなしていく能力が大事である」ということです。ここから、第一線で活躍できる選手は、習慣化、継続していく能力に優れていて、”中村俊輔選手のサッカーノート”から色々と考えていった回でした。まずは、小さな実践でも構わないので、行動に移し、習慣化させるべきということが今回の学びです。
羽生結弦選手にとっての"圧倒的"の意味
圧倒的に強い自分でいたいと常に思っている。羽生選手が2019年の取材で話したコトバだそうです。この言葉の背景には、このようなことを言っています。
「結局、勝ちたいのだと思う。(2018-19年シーズンの)いちばん大きな試合である世界選手権で負けてしまって、そこそこ自分も出し切れたと思う状態でフリーでも勝てなかった。その悔しさが今、自分のモチベーションになっている。その悔しさを、なんとか晴らしたい。圧倒的に強い自分でいたいと常に思っている」
放送ではこの言葉の真意や「自分が本当にありたい姿をイメージすることの重要性」について考察しました。
過去のnoteはこちらにまとめております
アスリートや指導者の言動を独自に分析、解釈して日常生活や仕事に役立つTipsを発信してきた当チャンネル。今回紹介した放送の過去のnoteはこちらからアクセスできます。
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