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サッカー長友佑都選手のSNS/YouTubeは自分自身の成長のため?

本日は、「長友佑都選手のSNSの向き合い方やYouTubeチャンネルでの目的」についてです。
昨年末からの傾向ではありますが、
多くの芸能人やアスリートが、YouTubeチャンネルを開設してきたと、皆さんも感じているのではないでしょうか?

もちろんファンへのサービスもありますが、それ以外の何かメリット的なものがあるんじゃないかなーと、前々から私は思っていました。

特にアスリートは、プレイで魅せることが本業であって、みずから番組を企画、構成、配信するのって結構大変だなと思うんですよね。

このnoteはVoicyの過去の放送を文字に起こしたものです。

アスリートがYouTubeチャンネルを開設して発信する狙いとは?

そんな中で、NewsPicksの「さよならおっさん」という特集の「成長の余地は発信が作り出す」という回で、サッカー日本代表の長友佑都選手がコロナ禍をうけて、YouTubeチャンネルを開設して、その狙いについてが「なるほど」と思うことがありました。


アウトプットするためには、インプットをある程度重ねないと行けないと、私達は考えてしまいがちですが、長友選手は発信するということを重要視しています。
この考えはSNSに限らず、プレゼンや日々の勉強などにも活用でますので、ぜひ、聴いていただけたら嬉しいです。
それでは本編スタートです。

長友佑都選手のSNSの向き合い方やアウトプットについての考え方とは?

こちらは、NewsPicksのYoutubeからの抜粋になります。

まず、長友選手がSNSであるTwitterやインスタグラムを積極的に使うようになったのは、インテルに移籍した後からのようです。

使うようになった理由は、自分の発信したいという熱量が、若い時に比べて高まったことと、タイムリーに投稿できるからだそうです。

また、SNSで発信する際にはオブラートに包んだり周りの空気を見るなどではなく、熱量や本音を語ることを大事にしています

2017年のナポリ戦では、敗戦につながるようなミスを犯してしまい、そのミスに言及することを、ツイートして炎上を引き起こしていますが、決して炎上を恐れていないようです。

このベースには、成長意欲があるようです。
共感や好感を求めると、ついつい置きに行くコメントをしてしまう。
常日頃からリスクをおかさないと、成長と成功はつかめない、本音のアウトプットをすることで、みんなはこう感じているんだというインプットが得られます。

アウトプットがないと成長しない、アウトプットを通して、自分の考えが整理できると言う考えを持っています。
このチャプターにはYoutubeのURLを貼っておきますが、冒頭のコメントがとても印象的でした。

「自分がしょぼい人間だというのがわかっているし、だから色んな人からのそういう経験とか言葉で成長したいんですよ。
僕は一人の人間として僕の考えを発信しているだけで、それがサッカー選手であろうが、僕が違う人間であろうが、僕は同じように発信していると思いますよ」

この言葉を聴いて、長友選手は、発信力やインプット/アウトプット力にも優れており、サッカー以外のフィールドでも活躍できる方なんだなと感じました。

また、長きに渡って第一線で活躍しており、実績を残しているにも関わらず、現状に満足しておらず、アウトプット、そこからインプットしていこうという姿勢はとても尊敬できます。

そんななか、アウトプット、インプットをしていこうという目的から、Youtubeチャンネルを今年の4月13日に開設したようです。

次のチャプターでは、YouTube開設の目的や、アウトプットからどのようにインプットや成長に繋げていっているか、更に掘り下げて行きたいと思います。

成長の余地は発信が作り出すとは?

ここからは、NewsPicksの「さよならおっさんという特集」での長友選手のインタビュー記事、「成長の余地は発信が作り出す」について触れていき、YouTubeチャンネル開設の目的や狙いについて考えて行きたいと思います。

まず、NewsPicksの記事を抜粋します。

今回、ガラタサライを離れる決断をしたのは、自分自身の成長のためだった。2019−2020シーズンのチャンピオンズリーグで僕らは、パリSGとレアル・マドリードという世界的なビッグクラブと同じグループに入った。
ワクワクして臨んだ試合、いずれも完敗を喫した。
成長が必要であることを痛感した。自身にミスもあったし、力不足を感じたシーンもある。
とても重要な瞬間だ。
ミス、力不足。
それらは全て成長の余地があることを示している。トルコ国内では勝てても、世界のビッグクラブの基準から逆算すれば、今、必要なことがたくさんあった。

このように、長友選手は、常に危機感や課題感を持ち、理想と現実のギャップを把握して、成長につなげる、そして、何をしないといけないかを常に考えています。
で、ここからはYouTubeを始めたきっかけについてです。

ガラタサライでは、シーズン後半から出場選手枠から外れた。試合に出られないことで今後を疑問視する人もいたけれど、僕にとってはいいチャンスでしかなかった。
インプットが足りないのだ。チャンピオンズリーグで感じたように、「明らかな成長の余地」を感じているにもかかわらず、それに対する勉強やトレーニングの時間が取れない。
だからこの時間を有効に使おう、そう思えた。世界最高の「エンジン」を手に入れるんだ、と。
そんな中で直撃したのが今回の新型コロナウイルスだった。ガラタサライでも僕が父親のように慕ったテリム監督が罹患するなど、20万人以上が感染し、5000人以上が亡くなった。
この中断期間中、自身の成長の「エンジン」を手に入れるだけでなく、何をすべきか。そこで考えたのが「発信」だった。
一つは感染拡大で大変な思いをしている人々に対し、できる限りの援助ができるようクラウドファンディングやチャリティ活動の発信。
そしてもう一つがYOUTUBEだ。
僕のYOUTUBEは大きく三つのテーマがあって、一つは「料理をする」もの(飯友)、もう一つがトレーニングをするもの、もう一つがサッカーについて語るものだ。
いずれも、このコロナ禍において大変な思いをしている人たちに微力ながら役立つのではないかと考えた。
料理については、全くできない僕が挑戦することで作る人の気持ちがわかるんじゃないか。
トレーニングは、自宅待機で緩みがちな生活に必要な運動を一緒に解消できれば。
サッカーは、こんな機会じゃないと深掘りできない選手のメンタリティやピッチ上での姿を披露してみたい。

このように、ファンに向けてのアウトプットをしていますが、同時に、長友選手は自分の成長の為のインプットとしても使っています。
どのようにインプットしているかというと、こんな感じです。

やってみると「コロナ禍で大変な人たちに伝えたい」という思い以上に、自分が勉強になり、成長していることを実感した。
料理は想像以上に大変だった。それを日頃からこなしてくれている妻に対する感謝の思いや、子育ての大変さをより強く感じることができた。
対談は何より刺激的だ。たくさんの選手たちと話してきたけれど、例えば(本田)圭佑はいつも僕の固定概念を「ぶっ壊してくれる」。決して、彼がいつも正しいとは思わない。それでも、自分の感じていたことやものの考え方の外側から殻を破ってくれる感覚になる。
遠藤保仁さんの言葉は本当にすごかった。
日本代表の出場記録や、Jリーグのベストイレブン、出場記録などさまざまな大記録を保持する、今なお現役の大先輩は「近くのパスなんて見なくても出せる」と言った。
一体どんな感覚なのか──、翌日の練習から試してみるとピッチの景色が変わった。

以上です。
このように、インプットが足りないという課題感を持ち、新たにYouTubeを開設して、発信をしていく、そして発信をすることで気づきを得る。
同時に対談や企画を通じて、刺激を受けることで、これまで持っていた既成概念を疑う、新たな考え方を手に入れています。

長友選手はYouTubeをファンに向けてのメディアとして活用しながらも、
自分のインプット、成長を促すための手段として有効活用しています。

おそらく、YouTubeチャンネルを開設しているトップアスリート(本田圭佑選手、前田健太投手、ダルビッシュ有投手など)は、自分の言葉で発信したいという目的はもちろんあると思いますが、同時に自分の考えを整理したり、自分の成長にも繋げていることも目的においているのではないでしょうか。
次のチャプターでは、仕事や日常生活で使えるTipsについて考えて行きたいと思います。

学び アウトプットを通じて課題を見つけよう。そしてインプットに繋げよう!

さて、今回の学びについてです。
アウトプットを通じて、課題を見つける、そしてインプットしていくということかなと。

ちょっと、今回の学びについては
私のパーソナリティの活動を交えた方が分かりやすいなと思うので、少し説明します。

まず、この放送は、えーすけさんと私、新メンバーのりょーたむで、ローテーションを組んで放送していますが、台本は各自が用意します。

ですので、テーマを決めた後の、情報収集(=すなわちインプット)、自分の考えを台本にまとめるそして発信する作業(=すなわちアウトプット)も各パーソナリティが行っています。

簡単に収録までの手順ですが、こんな感じです。

・まず、テーマを決めた後は台本の叩きを作成します。
 どういう流れにしようか、どういうTipsができそうか、大まかにまとめる感じです。

・台本のたたきが出来上がったら、一旦この台本を見返して、ここが足りないなとか、こういうインプットが必要ではという視点で、情報を肉付けしていきます。

・で、一旦出来上がったと仮定して、試しに下書き収録をして、その放送を聞きます。更に完成度を上げていくには、この辺の情報が足りないのではと肉付けしたり、この情報は余分だったなという削ぎ落としをしていきます。

こんな感じで、一つの放送でも、アウトプット、インプットを繰り返しています。

パーソナリティを担当して約2ヶ月で、まだまだ課題はありますが、アウトプットとインプットの質が上がってきたなと感じています。

リスナーの皆さんには仕事や生活に役立つTipsを提案していますが、これは自分のためでもあるなと日々感じております。
放送を通じて日々のアンテナの範囲も広がり、その感度も上がってきたと実感しています。

また、一見、関係ないと思ったようなことでも、実は放送で使えたりするケースも結構ありました。
なので、目標達成のための効率性や最短ルートを考えることも、もちろん大事ですが、自分の業務とは関係のない教養にも触れるということで、新たなものの見方や考え方も身につくのではないでしょうか?


例えば、長友選手のケースでは、今まで経験したことのない料理をやることで、妻に対する感謝の気持ちや、子育ての大変さを体感できたと言う感じです。

でも、なかなか、アウトプットをする機会がない、難しいのではという意見もあるかもしれません。

その場合は、少しだけハードルを下げてみて、例えば日々の日常業務で、意見を求められた時の発言内容を振り返ってみるなどは如何でしょうか?
その時に感じた課題として、
・説明がうまく行かなかったという課題がある場合は
 →話し方や、頭の整理の仕方の本を読んで見る

・知識が足りない という課題を感じた場合は
 →日々問題意識を持つとか、情報収集をしてみるといった感じです。


こんな感じで、普段の何気ない行動もアウトプットと捉えてみると、アウトプットとインプットの好循環が生まれてくるのではないでしょうか。

こんな感じで日々アウトプットをしていきますので、今日はじめてこの放送を聴いた方はぜひ、インプットとするためのツールとして今後も活用していただけたら嬉しいです。

このnoteはVoicyの過去の放送を文字に起こしたものです。
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