(株)voicewareを創業したきっかけ - 後編
お待たせしました!
前回の記事からvoicewareを創業したきっかけについて書いていますが、今回はその続きです。
前回、フリーランスのSEとして独立したところまで書きました。
フリーランスでは主にスマートフォン用アプリ開発に携わっていました。
それまで、WEBサービスしか担当していなかったので、アプリ開発の流れを知れたり、スクラム開発でスクラムマスターを務めさせていただいたりと非常に勉強になった期間でした。
余談ですが、個人的にはSEをやるならフリーランスの方が圧倒的に働きやすいと思います。
もちろん、全ての方に当てはまる訳ではありませんが。
一番のメリットは自分で仕事を選べるところ。会社から与えられる仕事と違って、キャリアも自分で描けるし、興味のあることに取り組めるので、モチベーション高く取り組めると思います。
さて、最大の転機が訪れたのは、フリーランスとして働き出して、1年が経過した時です。
大学時代の同級生でもあるCTOの中鹿との再開です。
彼は、電気通信大学で助教として働いていました。
大学時代の思い出はあまりないし、それほど、仲がよかったわけではないと思います。
そんな彼とたまたま飲んでいる最中に、
「発明した声質変換の技術を使って会社を立ち上げたいんだけど、CEOできる人いない?」
と相談されました。
そこから、起業経験のある岩田氏も交えて話し合った結果、
「それなら一緒に起業しよう!」
となったわけです。
声をかけてもらったことには本当に感謝です。
彼の研究は、当時、日経新聞にも取り上げられ、大手企業から共同研究の打診もある程で、引く手数多な状況でもあったわけです。
そんな中で、自分と起業をするということを選択してもらったのは、本当に感謝です。
必ず成功させよう!と決めた瞬間でした。
僕は運が良いと思います。
ただ、運は待っているだけでは掴めないものだと思っています。
独立したり、経営の勉強を始めていたからこそ、巡ってきたチャンスだと思います。
幸運を呼び込むためには、動き続けていることが大切です。
そして、チャンスがきた時にはしっかりと掴むことです。
怖気付いて行動しなければ、何も変わりません。
そんなこんなで会社を立ち上げることになったわけですが、すぐに起業とはならず、あれこれと考えたり、準備期間を経て、
ついに、2017年7月3日に株式会社voicewareを創業するに至りました。
ちなみに、会社名の由来は、こちらにも記載しています。
会社を立ち上げたものの、単なるSEでしかなかった僕はわからないことだらけでした。
事業計画の立て方もわからないし、営業、商談、採用や、資金調達のやり方、契約書の作り方もわかりません。
何もかもが初めての経験の連続で、大変ではありましたが、新しいことにチャレンジできるのは楽しかったです。
それは今も変わりません。
もうすぐ創業して2年が経過しますが、まだまだ会社も僕も、ひよこどころか卵です。
これからも新しいことにチャレンジしながら、世の中に新しい価値を提供できるようにしていきます。
大きく変わっていくvoicewareという会社の今後に期待していただければと思います。
今後ともよろしくお願いします!
株式会社voiceware
代表取締役CEO 田村一起
http://voiceware.co.jp/
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