【広島】第22回 日本音楽療法学会学術大会-⑷台風編
疲労困憊の中、
必要なものを取捨選択した
というところまでが
前回のお話でした。
朝食に元気をもらって。
最終日は、
今大会で一番楽しみにしていた
講演がありましたので、
最後の力を振り絞って
国際会議場に向かいます。
子どもの発達と音楽療法
今大会で一番楽しみにしていたのが、
こちらの講演です。
【教育講演】
子どもの心とことばの育ち―保育の風景から―
肥後功一(島根大学理事・副学長)
音楽療法では、
児童、高齢者、精神、緩和ケア
などの分野に分かれて
専門的に行われます。
私は児童分野に関して、
以前から関心が強く
専門的に学んでいました。
通常のボイトレでは、
小さなお子さまもいらっしゃいますが
基本的には大人中心です。
リトミックも行っていません。
しかしながら、
大人の心のケアにも
子どもの頃からの育ちが
大きく関係していることを
強く感じます。
自分の根底に何があるのか向き合うためにも、
児童領域の学びから得るのは大きいものです。
私の大会あるあるですが、
講演を拝聴しながら感動して
どうしても涙が出るのが音楽療法です。
こちらの講演でも、
大変大きな学びと気づきがあり
現地で拝聴できたことが
とても嬉しく思います。
現地でないと受け取れないものが、
私の中にあったと思います。
これは私のレッスンにも、
同じものがあると感じましたので
今後の指導にも役立てたいと思います。
この講演にて、
歌がどれだけ人の心を巻き込み
それが子どもの発達にどう影響するか
自分の子育てにもつながる
とても大きな気づきがありました。
本当はもっとこうしたかったと
思っていた子育ての過去と、
現在の子どもの成長に関しての不思議が
歌による力であったと知り
子育ての懺悔も感謝に変わりました。
学ぶということは、
自分の中でマイナスであったことが
プラスに変わる感動があります。
モヤモヤしていた霧のようなものも、
綺麗に整頓されて
何をどうしたらいいのかを
的確に知ることが出来ます。
学びの通りに
全て実践できるわけではないのが
生きることですが、
知らないと知るでは
世界が変わるように思うのです。
大変貴重なお話を、
ありがとうございました。
台風がやってきた
出発前に疲れていた理由の一つに、
帰りが台風直撃するのでは？
という心配がありました。
自分だけだったら、
帰れなくたっていいのですが
帰れなかった場合の影響を考えるだけで
焦りと緊張がありました。
初日も広島空港に着いた時点で、
帰りの便について確認して
ずっとサイトから確認していました。
少しずつ台風の影響を受ける便が
発表され始めたものの
私の予約した便は影響なく飛びそうだな、
と安心していたのですが。
この日の最終便を予約していたのですが、
この講演終了後に確認したら
最終便のみ飛ぶかわからない事態に！！
焦りました。
当初は夕方の閉会式まで参加して、
それまでは軽く観光と思っていたけれど
もう全部取りやめて、
午前で学会参加は終えることにしました。
焦りながら色々追加で調べ、
問い合わせもして、
変更可能な残席を１つだけ見つけて
どうにか確保出来ました。
お昼は最後ラーメンを食べたかったけど、
もうなんでもすぐ食べられるものでと
海鮮丼を選びましたが写真はありません。
味もあまり覚えていません笑。
取り直せた便は夕方でしたので、
あまりに焦ってお昼を済ませたから
安心感からちょっとブレイク。
横浜でも大人気パンのアンデルセンは、
広島発だったなんて知りませんでした。
アンデルセンのお店がたくさんあり、
カフェまでありました。
こちらもekie 2階です。
落ち着いて考えた結果、
飛行機の便が取れたからって
お昼の時点で新幹線には影響が出ており
駅は騒然としていました。
雨はまだでしたが風は強く、
広島駅から広島空港への移動も心配になり
飛行機の時間よりずっと早いけれど
空港に移動することにしました。
広島空港へ向かうまで
広島空港へ向かおうと、
バス乗り場へ行くその前に
ekie 1階のスーパーYOURSに寄りました。
お土産売り場もいいのですが、
土地のスーパーって
その土地の特色が出るから
見てみると面白いのです。
あちこちでポスターを見かけた
チチヤスドリンクが、
スーパーにもたくさんありました。
いろんな種類があって、
ソーダやチチヤス牛乳など
ドリンクたくさんありました。
家族で飲めるように、
希釈タイプを買いました。
そして、
カープびいきカップ。
もう荷物いっぱいで、
お土産は送った後だったので
買えなかったけど。
また今度行ったら買いたいです。
そんなこんなを経て、
バス乗り場に行ってびっくり長蛇の列。
普段からこうなのか、
新幹線が止まって
空港へ人が押し寄せているのか
バスは満席で
その後もまだ列は続いていました。
広島空港での長い時間
空港に向かう途中は、
すでに雨風強くなっていました。
空港ではキャンセル待ちする方も多く、
絶えずアナウンスが流れています。
飛んでいる便も時間は遅れており、
空港で長時間過ごしている人が多くいました。
私も心配だったため
かなり早く行きましたの。
手続きを済ませた後、
空港内を何度も歩いてあちこち眺め、
大幅に遅れて到着した便に乗れたのは
予定時刻の2時間近く遅れており
空港では6時間近く過ごしました。
なんだか広島空港に、
並々ならぬ愛着が湧いてしまいます。
まだまだ時間はあったけれど、
夕飯は何にしようかと何周も眺めたり
お土産もすでに買っていたけれど
また詳しく見て回ったり。
こうやって突然暇な時間ができるのも、
旅の醍醐味なのであります。
結局あれこれ考えた結果、
広島ラーメンも尾道ラーメンもやめて
ロイヤルホストにしました。
待ち時間長くて、
広島グルメは堪能したから
野菜いっぱい食べたいなと。
あと、ドリンクバー重要です。
行かなかったけれど、
広島空港のオイスターバーが
とても魅力でした。
元気だったら、
飲みながら洋風も魅力的って
眺めていました。
それからお土産で、
冷凍牡蠣がたくさん入って
すごく安くて
悩んで悩んで諦めました。
帰り道雨のことを考えると
これ以上荷物を増やせないと。
もみじ饅頭も驚くほど種類がありました。
長かったけど、
旅を振り返りながら
割と楽しく休みながら過ごせました。
が、しかし、
大変だったのは最後の最後です。
どうにか羽田へ
やっと飛行機に搭乗して、
あとはもう着くのを待つだけ、
酔い止めもしっかり飲みました。
が、しかし、
もうもうずーっとガタガタ
ぐわんぐわん揺れ
顔真っ白で手指も軽く痺れ
酔い止めのおかげで
どうにかやり過ごせましたが
気分悪いというか
魂は飛行機の外に
投げ出されていたかも。
お産を思い出しながら、
私は大丈夫って
気を遠くに飛ばしていました。
羽田に着いた時、
真っ直ぐ歩けませんでした。
台風の飛行機って
初めてではなかったけれど
疲れが溜まっていたから
羽田に着いた時は
行きとは違う意味で泣きそうでした。
一刻も早く家に帰りたい。
長距離移動した後の、
あの横浜駅に着いた時の安心感は
帰ってきたなって
全身で空気を感じるようです。
海の匂いなのか、
横浜の空気感が染み付いていますね。
横浜着いた時には雨が止んでいて、
冷凍牡蠣欲しかったと思ったけれど。
これにて私の、
広島旅行記はおしまいです。
家に帰って、
家族の顔見たときの
嬉しい気持ちは宝物でした。
行かせてくれて、
ありがとう。
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