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シンプルな人生に憧れてるんです。2

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今回は仕事辞めよ!の後についてお話していけたらと思います。

なんて晴れやかな気持ちでしょう!

ただ退職を決めただけなのに、この気持ちの軽さ。世の中の皆さん、わたしたちは頑張っています。働いているとわかりにくいですが、わたしたちは頑張っていますよ。

決意した後は早かったです。まず取り掛かったことは、次の職場探し。
本当はというか気持ち的には、半年くらい働かずに別の資格の勉強をしたかったんです。なぜなら社会人になって今まで、ひたすら仕事、仕事、仕事!気分転換に体を動かしたり旅行に行ったりはするものの、興味があること・好きなことを学ぼうなんていう精神的な余裕はまったくありませんでした。
だからこれを機に、好きなこと勉強したいと思っていたんです。が。

税金、どうするよ。

住民税、所得税。こいつらですよ。
消費税が10%に上がって久しいですのでそこは置いておきましょう。
これについては、わたしの前に辞めた同僚がいまして、今でもちょこちょこ連絡をとって顔合わせたりしているので、そういう情報は入ってくるんです。その子には失礼だろうけど、助かったありがとうという気持ちですね。

そう、その子は仕事をやめた後、ちょっと休憩期間を設けていました。気楽に体を休めて、1年くらいたったら仕事探そうかな〜なんて。
それがどっこい予想外に税金が高い!収入はゼロなのに、生活費なら家賃やら、出費だけがかさんで家計は火の車。自動車の維持費が更に追い討ちをかけて大変なことになっていました。

生きるためには金が必要やな

まあ当たり前のことなんですけれど、改めて感じましたね、ヒーヒー言ってる友人を見ていたのでひしひしと。
そういうことで、とりあえず仕事は継続することにしました。悠長なこと言ってらんないやと。
けれど、前の職場のように常に働かなきゃいけないような場所は嫌でした。世の中には仕事に重きを置いている人と、プライベートに重きを置いている人がいると聞きます。わたしは断然後者です。プライベートのために働いている人間ですので、そこが疎かになるくらいなら仕事なんて!という考えの人間です。

できることなら働きたくない!

次に、資格職専門の転職サイトのエージェントさんとの電話面接に挑みました。実はサイト登録は1年ほど前に済ませていました。今おもえば、転職は時間の問題だったんですね。
事前にいくつか目星をつけ、こんな所がいい!と電話口でお話しました。条件としては、
①休日がとれる
②給料はそこそこ
③福利厚生ちゃんとしてる
甘ちゃんかと思われたかもしれませんが、流石向こうはプロ。声色変えずに、ヒアリングしてくださいました。わかります〜大事ですよね〜なんて相槌まで打ってくれて。優しい方でした。

だいたい1時間くらいお話しました。今のご時世なので、オンラインで詳しい話をするか、本社に伺って面突き合わせて話すか、どちらがいいかと問われました。便利な社会になったもので、オンラインで話しても問題はなかったでしょう。しかし偶然、本社がすぐ近くにあったもので、どうせなら面と向かったほうが話しやすいやと、アポを取り付けて電話を切りました。

本社はいつも利用している駅の徒歩3分ほどの大型ビルにありました。いままで全くと言っていいほど存在を知らずに通り過ぎていたんですね。
エレベーターで十何階か、こぢんまりしたオフィスのベルを押しました。
通された部屋は、半透明のガラス張りで、室内は明るく、そして意外と静かでした。目に優しいグリーンの床、白いテーブル、オレンジ色のイスは思っていたより柔らかい‥個人的には、コンクリートやモノクロの部屋のほうがインテリアとしては好みですが、なるほど転職活動中ですから、こういうところも明るく前向きに感じてもらえるように、という配慮でしょう。

担当の方は若い女性と、地域担当の仕事できます!という男性でした。女性が電話口からヒアリング、依頼者の気持ちのフォローをしつつ、男性がバリバリにPCを駆使してよい職場を提案するという、流石と言える協力体制。おかげさまでいくつかの候補の資料と、多少疲れたもののやり切った達成感を獲得し、わたしはビルをあとにしました。
帰り際、「大変だと思うけど、一緒にがんばりましょうね!」と声をかけてくれた女性担当者は、おそらく新卒か数年の経験というところで、その若々しさというか初々しさがなんとなく目に沁みたんです。わたしにもこんなフレッシュな頃があったっけなあなんて。

だいたい退職を決めたのが今年の5月、直面談をしたのが6月初めでした。
ここから怒涛の転職活動に入っていきます。わたしは耐えられるのか!

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