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ホンモノの生きづらさ、ニセモノになる理由

ボイストレーナーの浜渦です。

ショックなことが立て続けに起こったり、人と違う生き方を否定され続けたり、本物がニセモノに負け続けたり、抑圧的な状況が続いた結果、ある時瞬間的に「胸が落ちて締まり息が届かなくなる」ということがある。

そして焦ってどうしようもなくなる。もちろんそれでも本物ならそこそこ実力はあるはずなのでごまかすことはできる。しかし、ごまかす自分にほとほと嫌気が差す。

これは日本の「数少ない真っ当な表現者の多く」が抱える問題。
表現者と言っても芸術家に限った話ではなく、ジャンルは様々。

人は弱い

「そんな弱くてどうする?」というのは簡単だけど、人間は弱い。だからどうするかの結果を出せないままの今の時代、人はショックを避けるべく、他の多くの人と同じ生き方をしようとし、或いは出し抜こうとしたり、ニセモノの一流を目指し(歌で言えば顕著なのは素人に怖がられる声楽=いい声と言われて喜ぶ一方、他のジャンルの人にカゲで笑われるような)、売らんかなの新自由主義に走り、差別と戦っているつもりで本質的には差別をしているのに気づかない。

そして戦うことを要求し、逃げる事を許さない。
結果…死ぬんだよ。
疲れてね。

本物薄命

病気になったり、蒸発したり(どこかで生きてるかもだけど)、自分で命を絶ったり。
生き残っても廃人になったり。
それを防ぐべく薬物に手を染めてしまうひとも。

薬物に手をだすなんざ、本当に「アホな行為」なんだけど、「ファンを裏切った!」とか騒ぐやつは「本当のバカ」でさ、逆なんだよ。「ファンの期待に応えるべく」なんだよ。少数の本物の中でもとりわけわかりやすい本物を祭り上げて、常にファンと名乗りつつ評論家目線もあって。

薬物でだめになるなんて、実際許されない行為だけど、もったいないよね。実力あって本物が薄命ってさ。

いや「そんなのは本物ではない!」っていうのも簡単でさ。本当に極端で本物=イチローや大谷選手みたいなことでさ。本当は誰もがが本物を目指し、その上で実力の差があるのが当然、だからこそ支え合ってこその世の中」っていうのがもうピンと来てないわけ。

フフフ。noteやfacebookのいいところは、こういう事を書けるってことよね。これでブロックされようが、嫌われようがフォロワーが減ろうが、別に構わないしね。


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