現状維持だって努力のたまもの
ぼくは今、自分を変えたくって必死です。変えること、成長することは“努力なし”には叶えられません。でないと、ずっとそのままになってしまうから。
でも、そのままでいるもの大変。
だって、変わらない努力をしないといけませんから。運動をしたり復習をしたり、今を変えないようにしていくために身近なところで努力をしているんです。衰えるという変化に抗うために。
上手くならないかもしれませんが、退化は防げる。これだって立派な努力です。何もしていなければ衰える。喋るのも書くのもなんでもそう。
学生の頃卓球部だったんですが、体調が悪くて1週間くらい学校を休んだとき(たったの1週間なのに)全然打てなくなってしまったんですよ。1週間でこれだけなまる。なら半年やらなかったら?1年なら?今じゃもう全然できないでしょう。
それと同じ。喋るのも書くのも(上手くなりたい気持ちはありますが)キープするためにやり続けています。使わなくなるとほんっとなまりますから。
フリートークなら言葉が出るか?
ナレーション収録ならディレクターさんの要望に応えられるか?
そのときの調子で左右されたらいけません。常に一定のものを出し続ける。それが“お金をもらって喋る”ということ。
日常会話でもそうですけど、言葉の出が悪くなったとき「あ、やばい」と危機感を感じます。“ここ最近の言葉に敏感になれていない”証拠だから。そんなときは急いで本屋さんに行きます。今自分はどれだけの言葉に反応できるのか?どんな言葉に惹かれるのか?それを確認します。
ネットじゃダメ。感覚の問題なんですが、言葉ではなく、文字情報に触れている感じなのであんまり肥やしにならないんですよ。実際、この記事を書いてある今もあんまり言葉が出てきていません。12月中頃から本屋さんに行ってませんでしたからね。
いつもより短いですが今回はこの辺で終わりにします。え?本屋さんにいくからです!
ナレーター
有野優樹(ありのひろき)
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