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ラップとキッチンペーパーとアキレス腱

身体は柔らかいほうだと思う。

毎晩、ストレッチは欠かさない。
ストレッチの仕上げは、ストレッチボードに乗る。これを省くと何だか気持ち悪い。

ストレッチボードとはこのような物。(我が家のとはちょっと違うけど)

この上にただ立っているだけでも、アキレス腱、足底筋、ふくらはぎ、股関節をぎゅいーんと伸ばすことができて気持ちがいい。しばらく立ったあとは、このボードの上で前屈もする。終わると上半身もすっきりする。

健康器具はいろいろあるが、ストレッチボードの使用頻度が一番高い。

健康器具ではないが、キッチンではよく使うラップやキッチンペーパーをわざとうんと高いところに収納している。取り出すときにアキレス腱が切れそうという高さに。

取り出すたびに「ふんっ」とか「はっ」とか声を出していると思う。それほど高い。

この方法、気を付けなければいけないことが一つある。

下からはよく見えていないため、小さいサイズのラップが奥のほうに横倒しになっていたりして、いつもより吊戸棚の奥行が短くなっているのに気が付かず、使い終わったものを収納したつもりが入り切っていなくて、頭の上に降ってくることがある。

ラップの箱の角が頭に直撃とか、キッチンペーパーがまな板の上に着地とか、何度かやらかしている。

反射神経がいいわけでもなく、動体視力ももちろんいいわけでもないから、この先も痛い目にあう可能性は極めて高い。

この健康法はやめたほうがいいのかなと最近思い始めている。


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