見出し画像

私のルーティーン♫ 補足

もう少し詳しく知りたい、とのことである。

興味を持って戴けたなら、うれしい。

ここからは、個人的見解から、書かせて戴こうと思う。


さて、

1 朝:腰回し←気功の先生から習った。

これは寝たままできるので、低血圧気味の私にはとても合ってる。

起きて、立ってするバージョンと

椅子に座ってするバージョンもある。

この2つが一般的かと思う。

けれど、寝てするの起きてするのはちょっと動きが違ってくる。

起きてする方は、文字通り腰回し。

寝たままだと、腸骨回し、と言う方が合ってるように感じる。

骨盤は、仙骨と腸骨で成り立っているのだが、

寝てすると、この関節を緩められる。

左右の腸骨を自転車こぎみたい?に回す。

肩の方へ引き上げる向きと、足先へ向かって回す向き。

これは、腰の中が暖かくなって、やがて全身が熱くなってくる。

私的には、大腰筋にもアプローチされている気がする。

この辺りは、呼吸にも大きな役割があるので、

ここが緩んでいること、動きが良いことは大事だ。

気功的には、腎気をあげて内臓脂肪にも働きかけるらしい。


2 お風呂で:①足首回し←ヨガの先生に習った。

これはちゃんと立つためとケガ予防。

ヨガでは、気功でも、準備運動の1つだ。

大地に立ったからだをしなやかに支えるためのサスペションでもある。

これがないと、声が固く、きつくなる気がする。

そしてここをケガすると、

立って歌えない。


②股関節マッサージ←ものの本によった。

これは、リンパ流しを考えたのだけれど、

サスペションその2でもある。

っていうか、こっちの方が部位が大きい。。。

ここが固いと、呼吸が浅くなる。

また、呼吸のコントロールがうまくいかない。

高い音、大きな響きが支えきれなくなる。

サスペション、すごい。


3 夜:足指パッチン←合気道の知り合いに習った。

実はこれは音楽からほど遠いようだけれど、

一番大事だったりする。

楽器であるからだを大地に立たせるのだ。

これがぐらついていると、何もできない。

と言うか、

代わりに違うところがするりと担当しちゃうので、

音声障害やケガへ繋がってしまうのだ。

また、音程が怪しくなることもあるようだ。

思ったように音を出せない体、

なだけで音痴と言うのは、いかがだろうか。。。

日本の武道はすごい。ほんとにすごい。


能や琉球舞踊の場合、

すり足を使うことが多いように思うのだけれど、

この筋肉ができていると安定感が全く違う。

・・・実はバレエも、そうなのだ。。。

踊らない私たちも、歩くだけだって、

この筋肉があると安定しやすいことは、

想像できるかと思う。

そして、左右差にも気づきやすいのだ。

足首の柔軟性もそうだが、

ここを調整せずに、一気にウォーキングなどやりすぎれば、

そりゃあケガすると思うのだ。気をつけよう。


4 他に余裕があったり、必要に応じて

肩甲骨を緩めるストレッチ?、腕のストレッチ、

ゴキブリ体操、鋤のポーズなど、アレンジをすることもある。以上である。

これらは主に呼吸のためであり、

肩こりしやすい私の調整法である。

最初の2つは、例によって寝たままできる。

コロナ入院中、

呼吸練習開始と許可されて、していたことでもある。


からだは、目の位置より後ろ側に大きい、

と、気づいてみるとおもしろい。

肺でさえ、目より後ろにある。

息は肺に入る→肺は肋骨の中→肩甲骨は肋骨の上を滑る→肩甲骨から腕が繋がる。

だから、これらの動きが良くなると、

呼吸が深くなる。


5 呼吸は究極のルーティン。

人は、通常時を平均して1日に2万回呼吸しているそうだ。

1呼吸のグレードがちょっとだけでも上がったら、

1日に平均2万回、トレーニングしたことにならないか?

これは歌うと言うよりむしろ、

動物としての自分のために、

元気に生ききるために必要な力では?


人って、すごい。

歌うってすごい。


あ、そうそう。

ルーティンと言えばイチローさん→その写真と言えばカレー、

と思ったのだけれど。。。

おいしそうな写真をありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?