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ライフログ

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私、飯島尚憲のライフログです。エッセイといっても良いと思います。日頃考えている「研究」のことをはじめとして、どうでもいいこと、些細なこと、でもなんか読みたくなる自分の記録を公開し… もっと読む
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記事一覧

プロになるのだったら、仕事の批判は仕事で返す

こんにちは。表題の通り、プロになるのだったら仕事の批判は仕事で返すということが大事だという言葉を、最近になって回想しています。当時お世話になっていた予備校の先生の言葉です。 何よりも、僕には辞書を作って、英語教育を再発明する辞書を作るというライフワークがあります。授業で得た知見を、アカデミアのコンテクストで論文にして、それを参考書で一般の人に届けること。最終の形として、辞書があればいい、と思います(ちなみに、私の執筆協力した参考書がまもなく出版されます)。 伊藤和夫先生(

仕事で追い求めているものがあるのはとても素敵なことだと思う

僕は、うまくいけば、来年4月から都内の予備校で英語講師として働くことになっている。そのための条件が提示されている。そのための努力は惜しんでいない。さて、今日は、仕事で追い求めているもの、というテーマだ。 辞書を作るためには、そのためのフレームワークを構築していないといけない。電子辞書にするのか、紙の辞書にするのか。訳語はどのようにエントリーさせるのか、多義的な語彙をどう記述するのか。などなど、考え出したら考えるべきことはたくさんある。 さて、そんななか、以下のメッセージを

季節性の孤独感

ボクは年に2回くらい、強い孤独感に襲われる。 先日から3日間くらい、強い孤独感に襲われた。 3日目の中で、最初の1日は『誰にもわかってもらえない』という状況があって、2日目に、季節性のものかな?と思った。3日目に、自分を褒めることにした。そして解放された。ボクにはまだまだやるべきことがある。 さて、この孤独感、本当に孤独なのだろうか。確かに、見方によっては孤独だと言える。話す相手も日中は仕事仲間のみ。休日は一人で黙々と作業をして、かつ、独身だ。 なぜ、強い孤独感に襲われ

電車の中は意外と集中できる勉強空間

1日というのは、24時間あり、それを24時間1分とか、24時間2分とかに伸ばすことはできない。ということは、24時間の中でいかに仕事などをこなしていくかということを考えた方が現実的だ。 ちなみに、僕はタイムリミットを自分で設けて、それを実践している。たとえば、僕は月に1回、カウンセリングを受けている。その前に近況報告として話したいことを2枚くらいにまとめて書いているが、その際に新千歳空港から札幌までの電車の前面展望の動画を流している。 この動画、新千歳空港から、小樽まで1

英語専門予備校に通って得た、英語学習の気づき(4):宿題やり直しの巻

英語学習は、まさに絶え間ない挑戦と発見の連続です。英語専門予備校での経験は、その挑戦がいかに自己成長につながるかを教えてくれました。今回は、私が直面した困難やそれを乗り越えた過程での気づきを共有します。 1. 序章:宿題の山を越えて英語学習の旅は、宿題の山を越えることから始まります。 上の文だけ見ると「何言ってるんだ」と思われそですが、先週は文字通り。 毎回の授業終了後、新たな課題が待ち受けています。 その課題の中で、いかに自分が英語ができないか、実感します。宿題の繰り返

英語専門予備校に通って得た、英語学習の気づき(3):リテンションの難しさ

はじめに英語を学ぶことは、決して平坦な道ばかりではないです。 僕は今年の初めから、新宿にある英語専門予備校に通う中で、私は英語学習における多くの気づきを得ました。今回は特に「リテンションの訓練」の難しさに焦点を当ててみたいと思います。 リテンションの訓練とは、聞こえてきた音をオウム返しする訓練のことを指します。本来、リテンションというのは「記憶保持」という意味ですが、この聞こえてきた英文をオウム返しするという訓練を通して、以下の三つの大事なポイントを学びました。 1. 時

【エッセイ】文系大学院生の些細な1日を記録する(VOL.3)

はじめに:文系大学院生の1日文系大学院生の1日シリーズです。今回は第3弾と言うことで、北海道民から神奈川県民になった文系大学院生がどのように過ごしているのか、書いてみます。第1弾は以下の記事です。 結構反響があって、優雅だ!とか、こんなに作業しているのか!とか、中にはコアタイムがないなんて羨ましい!といういろんな声をいただきました。 というわけで、その続きとして、書いた『第2弾』の記事がこちら。 第2弾は、自分が書いたツイートをコピペして、詳しく説明すると言う形をとりま

『思いを素直に伝える』から『相手に伝わるように伝える』ことの大切さについて

こんにちは!飯島尚憲です!思いを素直に伝えることが大事、ということがある本で書かれていて、疑問に思ったことがありました。 でも、中にはいるのではないでしょうか? 思いを『素直に』伝えて、関係が決裂したとか、関係が険悪になったとか。 そんなことが僕にあったので、ツイートしてみました。転載します。 ②思いを素直に伝えることのツイートまとめ ③大人の人間関係大人になれば、歳を取れば取るにつれ、結婚、仕事とかで離れていく人間関係も多いでしょう。僕にもそう言う経験があります。

高校受験の思い出と、今の教訓をまとめる

①開成高校に落ちた僕に放った塾講師達の言葉この時期になると思い出す。2月だから。僕が開成高校に落ちた時、当時の塾の英語の先生から最初に言われた言葉。 英語の先生には「お前は校舎の不良債権で、塾全体の損害」。次に数学の先生には「お前は東大に受からないであろう人生の負け組」と言われた。親にも、東大に行けないならどこ行っても変わらない。お前は人生の負け組。と言われた。正直、慶應はレベル低いんだと間違った錯覚がその後8年くらいは抜けなかった。 今になって思うけど、塾講師の仕事は、

独立研究者という職業選択

こんにちは。飯島尚憲です。博士論文の予備審査が通過するのかどうかと不安に思うあまり、自分が視野狭窄になっていたことを見つめ直す今日この頃です。 本日は、博士課程終了後にこんな進路になればいいな、というテーマで書きました。ツイッターに書いたことを転載します。 結論から言うと「独立研究者」になりたいのだけど、そのための努力なら全力でするぜ!ということです。頑張ります。 このツイートで書いたことが、現実になるように、頑張るのみです。今できることは、今できることを、全力でこなす

英語専門予備校に通って得た、英語学習の気づき(2):感情移入をして英文を読む

こんにちは。今日は、英語専門予備校での学びから得た、英語学習に関する重要な気づき第2弾を共有したいと思います。第1弾はこちら。 英文を読む際に、感情移入することが大事だという話をしました。 今回は、英語の習得方法における「ディクテーション」および「リテンション」について見ていきます。 そして、これらがどのように私たちの学習に役立つのかに焦点を当ててみましょう。 ①ディクテーション(英検2級まで)まず、リスニングの勉強法で「ディクテーション」というのは皆さんがなんらかの形

英語専門予備校に通って得た、英語学習の気づき(1):感情移入とスピーキングのつながり

そんな英語専門予備校は、代々木駅の近くにある「ラコムス」。実は、筆者が高校生の頃に通っていた塾にもう一度生徒として入り直したのである。そこで、塾長の指導のもと、もう一度英語を学び直すことになった。 <編集注:2024.01.16> ちなみに、ラコムスについては、公式のnoteがありました。 初回の授業では、感情移入とスピーキングについて、実際に問題を交えて練習することになりました。以下、記録としてまとめます。 感情移入の三原則英語は「コミュニケーションの道具」です。それ

博士課程修了後の起業アイデアをChatGPTに聞いてみた

こんにちは。飯島尚憲です。来年、起業します。修了後はできれば、北海道札幌市がいいと思っています(以前札幌に住んでいたのと、とても愛着のある街なので)。今回は、生成AIに、その事業案について深堀りして聞いてみました。以下、そのGPTの会話です。 ChatGPT 慶應義塾大学大学院の博士課程を修了される予定で、その後札幌市で言語学を利用した事業を立ち上げたいとのこと、素晴らしい目標ですね。言語学研究に時間をかけつつ、生計を立てるための収入を得るためには、以下のようなステップを検

誕生日を迎えて、改めて気分を変えたいと思う

誕生日を迎えた。あと1年後に、30歳になります。なので、今日は29歳の誕生日。29歳になりました。20歳になった時には、何も感じなかったけれども、いよいよ29歳かと思うと、色々思うところがあります。 自分がどこで幸せを感じるのか。それを分析して、メモしておく。ああ、こういう時にボクは幸せを感じるんだな。とか。こういうときに嫌だと感じるんだな、とか。色々と書いて、メモしておきました。 そうすると、2つのことが浮かび上がってきました。 1:仕事で「幸せ」を自己生成できていた