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個別指導する時のスタンスは大切だ

自分が受けたかった授業ができるようになりたい。

やはり、高校生が英検1級を目指したくなるような授業をしたいと思う。 現在の大学入試において、入試問題を解くことを考えると、英検1級ほどの能力は必要ないのかもしれない。

ボクが高校生の頃、同い年で英検1級ホルダーが数人いた。しかしそういう人は全員『帰国子女で英語圏に10年住んでいました』とか、なんなら『これまでアメリカに住んでいて高校入学で初めて日本に来た』という人もいて自分の英語力の無さに悲観していた。

今でこそ、日本人で、日本育ちで、高校生や(もしかしたら中学生でも)大学生でも、英検1級を取るノウハウなどが出ている。10年前は、そのようなノウハウはあったのだろうけれど、あまり世の中に出回っていなかった。

もしかしたら、高校生の中では、今も昔も、英検1級に受かりたいという人はいると思う。自分自身も、そうだった。

高校1年生で英検準1級に受かって、その後かなり悩んだ。結局、大学2年目で初めて英検1級を取ることができた。でも、今、ボクが高校生だったとして、あれほど悩むことはなかったのかもしれない。

高校生でも英検1級取りたい、とか、そういう人がいたら来たくなるような授業を展開していきたい。もちろん英検1級でなくても、国連英検でも、他の資格試験でもそういうニーズに応えられるような指導者でいたい。

自分の教え子がどんどん英語力を身につけていくうちに、自分もそれに応えられるようでありたいと思う。

その原理を考えるのが、ボクの出している論文であり、学会発表である。

指導という現場で、それが実装できていればいいと思います。 ちなみに、今年の高校生の教え子さんの中には、英検1級を目指している人もいるし、高1だけど共通テストで9割近くとった人もいる。

そういう人は、力を持て余していると思うし、まだまだ上がある。受験のための英語ではなく英語道を歩んでほしいと思う。 では、その人たちのためにどんな教材を作れるだろうか?ということ、そして、どんなことを教えようか?と考えているとき、ワクワクする。

あるクラスでは、問題集を行うことに飽きて、論文を読んで、英語でディスカッションということをしているが、それも楽しい。

もちろん、入試問題から派生して色々な話をすることも楽しい(そのため、ボクが100分間雑談なしでやったら『ヒサノリが本気出した』と生徒さんに言われるようになってしまった笑)。

賛否はあると認めた上で、もちろん、さまざまなニーズに合わせていくことが求められる。近年、補習塾がたくさんあるが、そういう『上の人向け』の塾があっても良いのではないかと思った。

もちろんのこと、自分も英語力をあげていかなければいけないのは確かだし、論文も、学会発表もする。

ああまだまだボクはやっていけるなあと思った。伸び代があるし、目の前の授業を全力で行うだろう。

メモしておきます。


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