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Buenos Aires 2022 〜旅のつれづれ〜その③

街のアレコレから知った、アルゼンチンのサブカルチャー編

この旅で、すっかり仲良しになり彼方此方へ付き添ってもらったり遊んでもらったりしましたブエノス・アイレス在住のViolinista 中村樹里ちゃんとサンテルモ辺りを夜歩き致しました日のこと。

テクテク歩いていると、何やら妖しい2つの人影が‼️
右側のちっこいのはドラえもんのタケコプターみたいなのを頭の上に付けているではありませんか❣️❣️❣️

何コレ可愛ぃーーっ✨✨✨

Holaa Que tal??🤗とでも言い出しそうなルンルン具合
小さいけど何となくムキムキ💪
すごいお鼻ね〜😂あ、上顎かな?

有名なキャラクターのような感じですが、この時点では強烈なインパクトによるプッシュパワーから、何やらただならぬものを感じつつも、可愛いから写真撮っちゃう❣️といった感じの記念撮影でございました。

3人でパシャ📸‼️

さぁ、家に帰りましてからこの事を写真を見せながら夫に話しましたら、あー!コレはアルゼンチンのめっちゃ可愛いスーパーヒーローなんだよ😉❤️と言う反応が‼️

えっ?!スーパーヒーロー?!

どういうことー??

……という訳で、こちらの動画をご覧ください。

普段シルクハットのような背の高い帽子を被り、青い服を着た赤ちゃんのような姿の主人公ですが、ひとたび変身すると小さいけどツヨ〜いヒーローに大変身して大活躍する、というストーリーのようですね✨

Hijitus 英語の発音ではヒジトゥスになりますが、スペイン語だとイヒートゥスになるのでしょうか。ちょっとGoogleで検索してみますと、こんな検索結果が。以下引用

The Adventures of Hijitus は、スペインの漫画家マヌエル ガルシア フェレによって 1967 年に作成されたアルゼンチンの漫画シリーズです。 これはラテンアメリカで初めてテレビ向けに制作されたものであり、ラテンアメリカの漫画の歴史の中で最も成功したシリーズと見なされています。
The Adventures of Hijitus is an Argentine cartoon series created in 1967 by Spanish cartoonist Manuel García Ferré.

…..とありました。
作者のマヌエル ガルシア フェレさんとは、どんな方なのかも調べてみましたら、

ご本人も可愛い💕方だったのですね🥰🥰🥰

ガルシアフェレは スペインのアルメリアという町で1929年に生まれました。 アルゼンチンに1947年に移り住み、建築を学びながら広告代理店に勤務。 1952年に彼のキャラクターPiPíoはビリケンという有名な雑誌に受け入れられ、出版されました。 1964年にアンテオヒート(眼鏡っ子)という人気キャラクターを作成し、1970年代に最高潮に達した子供向けの雑誌で発行部数は30万部でした。ガルシアフェレは、自身のアニメーションスタジオのディレクターとして、数多くのテレビアニメシリーズや映画を制作しました。これらの中で最も影響力のあるものは イヒートゥス、1967年から1974年の間に放映された チャネル13 。アルゼンチン、またはアルゼンチン以外の場所でもテレビアニメシリーズ 『イヒートゥス 』が放映され、ラテンアメリカでこの種のテレビシリーズの中で最も成功したものになりました。彼自身により、2002年の最終号までアンテオヒートを手がけ、そして1985年から2007年まで、別の出版物の編集者でもありました。
後にガルシアフェレは、ブエノスアイレスの輝かしい市民として宣言されました 市議会 2009年に。(百科事典 site:hwikija.cyouより)

…..スペインからアルゼンチンに移住され、数々のキャラクターを生み出し、中でもイヒートゥスは大人気アニメとなり、晩年は国民的作家として表彰された、という方だったようですね✨✨✨

流石はアルゼンチン発のキャラクター💕側にマテ茶🧉を置きながらバンドネオン弾いてます😆
かなりのデフォルメではありますが、中央の男性の体型はアルゼンチン男性(おじさん)の平均体型な気が😂
どことなくキャラクターのタッチが手塚治虫っぽい気も。
丸っこいタッチでどれも愛らしいキャラクター💕
かなりの面積に沢山のキャラクターが描かれていました。

ガルシア・フェレさんのことをあれこれ調べておりましたら、イコ~勇敢な子馬~というアニメも手がけていらっしゃる事がわかりました🐴✨
どことなく手塚治虫のユニコにも通じるタッチ。
巨匠は国境を超えて共通点を持つものなのでしょうか?それとも制作年代放映年代などから、当時の流行りもあったのでしょうか。
この辺りをさらに掘り下げて調べてみるのも面白いかもしれません😆❣️❣️❣️

こんなキャラクター🐴

YouTubeにショート動画がありましたので、宜しければご覧ください🤓✨

絵柄は手塚治虫に似てる❣️と思ってしまいますが、作中にはタンゴが歌われてたり、音楽がラテンっぽいものだったりと、やっぱりアルゼンチン🇦🇷だなぁと😆😆😆😆


ところで、壁画の端にはまた別のタッチの怪しげな動物が描かれていました。
最初、赤塚不二夫のウナギ犬がアルゼンチンでも密かにブレイクしていたのか?!と大変驚きましたが、よく見ると黒猫のフェリックスのようでもあり、なんだろう?このキャラクターは??と興味が湧きました。

ん?サンテルモにウナギ犬出現か?!
比較しましたが、やはりウナギ犬ではなかったようです😂

夫に訊ねてみるも、これは知らない、あんまり有名じゃない(好きじゃない😂)といった塩対応で、先程のテンション爆上がり❤️のイヒートゥスとは全然違う反応。

でも、こうして壁画に描かれるくらいだから結構有名なんじゃないの?と気になってせっせと調べてみましたら、ありました、ありました!

ランドルさんというユーモア作家?風刺漫画家さんのトレードマークとも言えるネコのキャラクターだそうです。

こちらは風刺漫画家さんのLandrúさん

本名Juan Carlos Colombres ファン・カルロス・コロンブレス。1923年1月19日にブエノス・アイレスで生まれ、2017年7月6日に同市で死去。ランドルというペンネームで親しまれたアルゼンチンの漫画家である。
クラリンやナシオン、プレイボーイなどの主要な新聞雑誌に作品が掲載されていた。

…..とありました。

作風のタッチはどことなくピーナッツのSNOOPYのような感じ✨

ランドルさんの作品は、あくまで漫画としての表現を追求されていて、ストーリー漫画というよりはイラストにセリフや文章を加えるタイプの作品を多く残されており、アニメ化はされなかったようです。
クラリン、ナシオンなどの媒体も、どちらかと言えば大人向けの媒体ですものね。
くしゅくしゅっと丸っこいタッチが海外の漫画イラストの典型のように思われ、実に可愛らしい❤️
海外のお土産のチョコレートやキャンディの箱を開けた時のような気持ちになります🥰🥰🥰

漫画のハナシをし出したら、限りなく長くなってしまいそうなので、今回はこの辺りでおしまいにしたいと思います。また深掘り成果が出ましたら記事を書きたいと思います💕

しかし、こうしてサンテルモでの何だコレは?!な出会いから、ちょっと深掘りするとアレやコレやが分かり、ブエノス・アイレスのリアルな旅はさらに知的好奇心探求の旅へと繋がって大変面白いものになりました✨✨✨

タンゴの事しか興味ないから、アルゼンチンからはタンゴの事だけを知れば良い、というのは大変勿体ないハナシで、興味が派生してアルゼンチンの様々な文化を知る、というのは何だか豊かな気持ちになる気が致します💕
自分の愛するタンゴを生み育んだ国、アルゼンチン🇦🇷。その国の人々が、何を愛し喜んでいるのかを知れると、巡り巡ってタンゴへの理解も深まるかもしれません😆😆😆

というわけで、今回はアルゼンチンのサブカルチャーをご紹介致しました❣️
長々と読んで頂きありがとうございました😊

次回は、サブではない方のメイン・カルチャーであるタンゴについて、タンゲリアに行ってきたよ❣️なレポートを書いてみたいと思います。

良かったらたま読んでくださいね😘
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ではまた〜♫
Hasta la vista 💕Muchas gracias ❣️❣️❣️❣️

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