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ビール市場縮小、どう対応?

要約

ビール市場は縮小と言われている中、アサヒビールはアルコール度数3.5%のビール「スーパードライ ドライクリスタル」を発売した。
『翌日に予定がある時にちょうどいい』という評価もあり、今後の可能性に期待されている商品だ。
新たなニーズ開拓の商品という位置付けだ。
年齢層ごとのマーケティングによると65歳以降は健康上の都合で飲まない人が多い。
この層にも飲んでもらえるような商品開発の先駆けがドライクリスタルだ。

10月に第三のビールが増税となり、ビールとの価格差が小さくなった。
よって、価格差があまり無いのであればビールでいいかという流れがある。
ここでアサヒビールを選んでもらわなくてはならない。

どちらにせよ、長く飲んでもらえるような商品開発が必要になってきた。


感想

10年以上前から疑問に思っていた。
"何故ビールはアルコール度数が5%以上が一般的なのだろうか"っと。
カクテルなどでは3%やらそれ以下の度数も販売しており様々なニーズに対応している。

今回ドライクリスタルが出たのはその常識を打ち破ったように感じる。
恐らくニーズがなかったから飲まなかったのだとしたら、最近で出たニーズは健康志向だろう。

お酒があまり強く無い私からしたらビールは飲みたいけどそこまでアルコール度数は必要ないとノンアルコールを選択する時もあった。
それは健康仕事ではなく単にアルコールへの耐性の強さだ。

同じように体質からビールを選択しなかった人はいるのではないかと思う。
それに加え、昨今の健康志向は今成長中。

この時にドライクリスタルを出すというのはどうなるのか今後の動向に注目したい。

自社でもどう開拓してどう長くお付き合いしてもらえるか、アサヒビールの取り組みはその課題にヒントになるかもしれない。

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