大谷修登

大谷修登

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また明日

この気持ちに名前をつけたら 僕は僕じゃなくなってしまうな その瞳に吸い込まれて また明日また明日って 奇跡みたいな この気持ちに蓋をしてしまったら 僕はなんか僕じゃなくなっちゃうかもな その歩幅にそっとあわせて また明日また明日って 奇跡みたいな おはようとおやすみの間で 死にたいと生きたいの狭間で ありがとうとごめんねが溢れて 会いたいと会いたいと思った おはようとおやすみの間で 死にたいと生きたいの狭間で 出会えたんだよ ありがとうとごめんねが溢れ

    • drawing

      同じ歩幅で歩けたなら すれ違うこともきっとないのに ただ僕と違う踵の音が 心地よくて耳を澄まして 歩いていたんだよ 二つが重なる音 外れた天気予報 それでも出会えたこの奇跡を 何度も描いていた その絵を描いていた 忘れないように 無くさないように 戻れないのは 僕だけでいい  僕だけでいい 溢した絵具が濁って滲む 浸した指でなぞる輪郭 沈む日々と 流れる幸せと 置き去りの僕の所在なんて とるに足らないこと 誰も知らないことだけど 明日の天気が曇りだったら あの街まで 一人

      • masquerade

        悪戦苦闘している 小心者の代弁者 今更後戻りなどさせるものかと 四肢を捥いで貼り付けのお立ち台 満身創痍 四面楚歌 付けた仮面を外せないで 忍び寄る影 降り頻る雨 俺たちに明日はないと 偽ることに疲れなんかもうなくて ただ自分で自分を忘れてしまった 抱きしめてその優しさを すり抜けた日常は  どんな風に見えてる?  そっと教えてよ 健忘症患って おまけに怠惰な生活と 右向け右の号令が右から左へ 救いの手なんて握る資格がない 電光石火 罵詈雑言 四方八方 誹謗中傷 生

        • レイクサイド

          凪はそっと 花びらを運ぶように静かにうねる さようならの言葉だけ 喉に刺さって抜けなくなる 幼い頃の遠い記憶 同じスピードで あの坂道を僕の手を引いて 歩いてくれていた この便りが届いたら どんな顔をしてくれるだろう ありがとうじゃ足りないけど あなたに教わった言葉だよ 夏が来るたび思い出す あの日のこと あの坂道も今は一人で 歩いていけるよ 気がつけば僕が追い越してたんだ 一番近くて遠い場所だった 寂しさは募って水面に映った顔 微笑みをどうか 微笑みをどうか

          はじめの一歩

          悲しみがたゆたう 海の底を見ていたら 逸れた優しさがそっと顔を出すだろう 向き不向きの話じゃないんだよ 僕も君も同じじゃないんだよ 君の悲しみがちゃんと 分かるのは君だけ 正しい人であれたなら 強い人になれたかな そんなのどうでもいいよ 君は君に優しくなりなよ 君が傷ついて 誤魔化して無かったことにした昨日 ちゃんと救ってよ そうさ傷ついて誤魔化して それでも歩む一歩が はじめの一歩なんだよ 躓いて傷ついて血が出れば 歩くのが怖くなる 誰だって僕だって傷付けば へこた

          はじめの一歩

          siren

          淡々と暴き出した 御伽話のような結末も 花は枯れると知っていたんなら 悲しい顔をしないでよ 燦々と暴れだした 繰り返す光芒に何度でも 心踊る横顔に いつも呼吸を忘れたんだよ 勝手に君を好きんなって 勝手に一人になった 勝手に自分重ねて 勝手に知った気になった その目に映る景色を 私も見てみたかった カレンダーに置いて行かれた 私はどこにも行けないままだ せめてあの人の笑顔が 泡になる前にもう一度だけ その手に触れたくて そんな夢を見ていた 伝えたい気持ちが溢れて 行

          蝸牛

          目眩と吐き気がする 低気圧のせいでしょうか 雨の気配をたどれば カタツムリが顔を出します いつも通り いかない日々に どうやら心と体がちぐはぐで 君じゃないとさ意味はないから どんな明日が訪れたってさ だから今日は歌いたいんだ そこから僕が聴こえますか 世界の終わりがきて もしも君に会えなくなったら そんなこと考えて可笑しい でも君も僕もその世界の中 空っぽの街 呑めない酒に 何故だろうこんなに 胸が痛むのは 君じゃないとさ 意味はないよな 生きてたってさ つまら

          UZUMAKI all lyric

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