「共感のスキル」はなぜ必要か

こんにちは、今日も楽しくやれていますか?

今日の話は「共感のスキル」についてです。
具体的には「人の気持ちに寄り添う」ということについて、お話したいと思います。

私は時々自分のSNSに、嫌だったことや辞めてほしいことを書くことがあります。例えば、”DMでほとんど話したこともない男性から「お前は女のだから、社長出来ないでしょ。辞めたほうがいいですよ。」というメッセージが来てうんざりした…”という話を書いたことがあります。
(※こんなことで辞めないので心配しないでくださいね)

そのときに「超笑顔(フェイスブックだとウケるね)」マークを押す方が何人かいて、いつも不思議に思うのです。何が面白いんだろうと…。

おそらく超笑顔マークを押す人に悪気はないんだと思うんです。むしろ「そういうDM送ってくるやつの思考、超ウケるね」と、相手を笑い飛ばす意味なのかもしれません。

けれど、私はうちの会社の皆にはぜひここで立ち止まって考えてほしいと思います。果たしてこの話は「超笑顔」の話なのかどうかを…。

考え方の起点にしてほしいのは、この投稿を書いた人がなぜ書いたか、ということです。親しい人に話すのではなく、敢えてSNSに書いているということは、理由があるのだと、感じてほしいのです。それには例えば

1.そういうDMを辞めてほしいという訴え
2.ほかに話せる人がいなくて、誰かに聞いてほしいという気持ち
こんなことが考えられませんか?

どうして考えられるのか。
もしあなたがこのSNS投稿を書いている人だったら…この投稿をどういう思いで書いているのか…そう考えてみてください。

ここで適切なボタン、この人に渡してあげたいボタンは「超笑顔」でしょうか。違いますよね。この「超笑顔」は相手を傷つけてしまいます。
そして、失うものは何でしょうか。残念ながら信頼、ですよね。
信頼を失った相手とはもう深いつながりを持とうとは思わないでしょう。


さて、共感のスキルは何のために必要なんでしょうか。
それは人同士の信頼の基礎は「知り合う、そして分かり合う=つまり共感」から生まれるのだと思うからです。そして、信頼があると発展的で創造的な仕事が出来るからです。

仕事をしていると、人と会わないしない日はほぼ無いでしょう。同僚との日常会話や上司や後輩との簡単な打ち合わせ、お客様との商談。
皆さんはそんな目の前の相手と、信頼で繋がっていますか?
繋がれていないと思うなら、まずは共感のスキルを使ってみてほしいと思うのです。相手の話を相手になった気持ちで想像して聞けば、自ずと共感が生まれるはずです。

うちの会社は「愛情あふれる社会を創る」会社だから、皆さんには「共感」というスキルを是非使ってほしいと思います。隣にいる人のことを少しでも想像し、知り合い、そして分かり合うことが出来れば、きっと愛情あふれる社会に近づいていくはずです。






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