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自分の嫌いなところは、自分が一番武器にするところ

結婚や恋愛、相手との距離について書いてきて、次は自分との距離のお話。

誰かを好きになることで、誰かに好きになってもらうことの中で、
自分を好きになると言うのは、重要になってくる。
でも、自分に自信を持てない。自分を好きになれない。
まだ恋愛とかよくわからない、誰かを好きになるって?と思ってる君にも
送りたいです。

今のtwitterアカウントを取ってから、学生さんとお話することが増えた。
twitterは、個人のつぶやきを吐くところなので、思春期や、
社会に出るまでの葛藤、そんなメンタルのこともちらっと、聞こえてくる。

「自分をすきになれない」
「自分なんか誰かに選んでもらえない」

「自分の話なんか聞いてほしくないだろう」

やっと、自分と言うものが少し見えてきたけど、
周りの人の良いところばかり見えて、自分の価値を見いだせない。

「自分の存在意義は?」
「世界にとって、私は必要?」


そんな風に、見えてきた世界の大きさの中で、
自分のちっぽけさを知って、苦しくなっている。
そんな子が多いと言うか、誰しもが、やはりそういう道を通ってくると思う。

誰かの評価なんてものは、誰かの基準でしかない。
りんごが好きで、みかんが嫌いな子がいても、
世界の全員が、りんごが好きで、みかんが嫌いなワケじゃない。
誰かに、自分の嫌いな部分を言われても、それは誰かが嫌いな部分で、
もう一人の誰かが好きなところかもしれない。
そんな不安定な基準で、自分のことを評価しなくてもいい。
自分の人生は、自分が中心の世界。
誰かの評価を、自分の基準をしなくてもいい。

アニメの主人公ってのは、どこか愛嬌がある。
愛嬌って、弱点なのだと思う。
ドラえもんの、のび太。テストはいつも0点。運動もできない。
容姿もそんなに良いわけではない。
のび太のそばにドラえもんがいなくて、思春期をむかえたら、
自分のことを好きになれるだろうか。
でも、のび太は、世界で愛されるキャラクターだ。
出来杉くんが、主人公だったら、こんなに愛されていないだろう。
自分が、ウィークポイントだと思っている部分は、だれかのチャームポイントなのだ。

飼っている犬や猫がおなかをだして撫でて!と、
自分のところにやってくるとする。
犬や猫からしたら、弱い部分を出している。甘えている。
あなたは、その弱さを見て、とてもかわいいと思う。
あなたの弱さも、とてもかわいいと思う人がいる。

僕は、太っている。ぽっちゃりどころではない。5Lサイズ。
でも、愛嬌にしている。
デブと罵られても特に気にしない。
その愛嬌をかわいいと思ってくれる人がいるのを知っているから。

太っていることを、私は太ってるから・・・と、
ネガティブにいつも言ってくる人と、
私太ってるけど、食べるの大好き!ってポジティブな人。
付き合うならどちらがいいだろうか?
自分の嫌いなところを嫌いなままにしておくと、周りに気を使わせたり、
ネガティブな気持ちを受けたくないから、みんな離れていく。
それなら、自分をとことん好きになったほうがよいと思う。

ウィークポイントを、チャームポイントに変えて考えてみよう。
嫌い:自分が、しゃべるのが苦手で、そこが嫌い。
好き:しゃべるのが苦手なのは、しっかり考えて、言葉にしようとしている優しい人。
これができたら、自分の嫌いなところをいいところにすれば、
誰かの嫌な部分もいいところにできる。
次、しゃべるのが苦手な人を見た時、
この人はたくさん考えて言葉にしようとしてるんだな。と、
考えることができる。
そんな風に、自分の嫌いな部分がたくさんある人ほど、
それだけ誰かのことを考えられる人になる。

もしあなたが人生で本当に好きな人ができたら、
どうやって自分のことを伝えようか?
その時、自分のことを好きな分だけ、たくさんアピールすることができる。
そして、その人が自分のことを嫌いと思ってる部分を、
考えて、好きにでき、その弱さをかわいいと思える。
自分の嫌いなところまで、好きと包んでもらえる人には、
嫌な気持ちは中々生まれない。
自分を好きになることは、自分を好きな人を作るということにも繋がる。

どんどん自分を好きになろう。最初は、ちょっとでも、いい。
そのちょっとに、共感してくれる誰かが現れたら。
自分は、またどんどん好きになっていける。

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