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自分の欲を満たしたいだけの『明るく』は煩悩【引き寄せの落とし穴】

気持ちを『明るく』とは、クリアすべき条件の一つにしか過ぎない

気持ち、気分を『明るく』というのは、
クリアすべき条件のひとつであって
それで何でもかんでも『引き寄せ』できると思うのは
やはり違うと思ってしまいます。

まずその前に……
基本的に、『こころ』というのは
悪い方に向かいます。
それが、『こころ』の特徴です

欲・怒り・妄想を膨らませるのは簡単です。
『こころ』が暗くなる……ということは、
煩悩(こころの汚れ)が起きているということ。
『怒り』のグループだけでも約500種ということなので、
絶えず『こころ』を汚さないようにしない限り
簡単に汚れてしまうことになりますよね。


逆に、善い方向へ向かうためには理性と努力が必要です。

そして、見えない貯金が2つあります。

一つは、善業によるもの
もう一つは、悪業によるもの

これらは『こころ』が働くための燃料になります。

業は複雑ですし、有効期限もありますが……

「真面目に頑張ってやるぞ!」と、奮起しても……
なんだか……上手くいかない
見えないナニカに足を引っ張られている……
そのナニカが、業によるもの。

……でも、業は改良可能です。難しいですが……

ただ、足を引っ張られるだけではなく……

なんだかとってもスムーズで、
トントン拍子で上手くいく
見えないナニカに背中を押されている……
そのナニカも、業によるもの……


先ほど述べた通り、
『こころ』は放っておいたら悪い方向に向かいます。
約1500種の煩悩(こころの汚れ)
欲・怒り・妄想を膨らませることと

悪い行いは、『悪業』になります。

つまり、『悪業』の方が溜まりやすい

『業』は複雑なので、
どのタイミングで発動するかはわかりませんが
『業』になったらストックされてます。

『こころ』は悪い方向へいきやすいので、
『善業』になるには、理性と努力
が必要です。

注意したいのは、行為自体は善くても
欲・怒り・慢といった悪感情の『こころ』だと
『善行為』とは言えない
ところです。

『こころ』を『明るく』というのは大事ですが……
自分の欲を満たしたいだけの『明るく』は、
煩悩なので『こころ』を汚してます。

自分は欲を満たせて楽しいけど、
他の生命にとっては迷惑で
苦しみを与えている行為
傷つける行為になっていたら
それは『悪業』になるということ。

欲ではない『明るく』であること……
他の生命を慈しみ、喜びを感じるような『明るく』

それが善い行いをする上で
クリアするべき条件のひとつ
そこから善い行いをすること

『善業』を貯めることが
本当のしあわせになる『引き寄せ』





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