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ヴィジョントラックエージェントによるイラストレーターコーディネート【Showcases-2】

ヴィジョントラックでは多くの実績を生み出してきたノウハウから、最適なプロのイラストレーターをご提案するコーディネートサービスを行っております。

今回はエージェント3名に実際のコーディネートを想定したお題を出し、それぞれの観点から提案・質問に答えてもらいました。イラストレーターをお探しの方、コーディネートのご依頼をお考えの方にぜひ読んでいただきたいです。

Q.お題:アメリカに本社を置くスポーツウェアブランドの案件で、この度クリエイティブを担当しております。これからの活躍が期待されるアーティストとコラボをしたいと考えています。3名のアーティストの起用を考えておりますが、複数人アーティストを提案していただくことは可能でしょうか?ブランドのトーンに合いそうということは前提ですが、3名のアーティストは少しずつ違いを出したいと考えております。ターゲットは20代〜30代で力強さとスタイリッシュさを兼ね備えている人が希望です。

このお題に答えてくれたのは…
イラストレーターエージェント・村山ゆかりさん

村山:まずはご予算等に関係なく何人か見たいということであれば、先にアーティストのご提案をいたしますので、おっしゃって頂ければと思います。

Q.金額についてはどうやって調整をしていくものなのでしょうか?

村山:事前にクライアントのご予算をお伺いして、アーティストの提案をさせて頂いています。その後は双方の条件などお伺いし、すり合わせさせて頂きます。

【村山さんからのイラストレーター/アーティスト提案】

透明回線

世戸ヒロアキ

守矢努

村上生太郎

AICON

オタニじゅん

Hi there

norahi

IORI KIKUCHI

Yuzuho Matsuoka

Q.今回のアーティストをセレクトする時に、いちばん最初にしたことは何ですか?

村山:ブランドイメージやコンセプトの確認をしました。またアーティストのコラボということで、作家性やグッズの展開の他に、店内の壁面やポスターなどの大きなビジュアルにもなることを想定して、大きなサイズになったときのインパクトや美しさを考えながらセレクトしました。

Q.アーティストのセレクトについて

村山:今回はスポーツブランドさんとアーティストのコラボということで、目を引くカラーリングや、躍動感を表現しているアーティストをセレクトしました。またアーティストに少しずつ違いを出したいとのご要望だったので、グラフィカルやドローイング表現、ダイバーシティ、インターナショナル、ステンシルなどの表現をするアーティストをそれぞれセレクトさせて頂きました。また、ご本人のパーソナリティも頭に入れながら最適な方を選ぶようにしています。

Q.どんなことを考えながら、アーティストをセレクトするのでしょうか?

村山:ターゲット、エンドユーザーの視点になったときを想像しながらセレクトしています。私だったら、このアーティストが起用されていたらテンションがあがるな、など考えながらセレクトしています。

Q.イラストの買取をしたいのですが相談できますか?

村山:ご相談は可能です。ただ、クライアントがイメージされている使用用途などお伺いして、買取が必要なさそうな場合でしたら、最適な条件をご提示・相談させて頂きます。

Q.通常、打ち合わせはクライアントとアーティストと直接打ち合わせを設定しますか?もしくはエージェントが代わりに打ち合わせするのでしょうか?

村山:制作内容に応じて、より密にコミュニケーションやディスカッションが必要になりそうな案件では、アーティストも交えたお打ち合わせをセッティングさせて頂くことが多いです。逆にエージェントが直接お打ち合わせさせて頂いた方が良い場合もございますので、そのときは私たちエージェントが代わりに打ち合わせさせて頂いています。

Q.各アーティストによって進め方が違うと思うのですが、そのあたりの調整をお願いすることもできますか? (「打合せでのディスカッションを重視する or ラフで提案していく」「自由に描いてもらう方が良い or ある程度テーマや縛りがあった方がよい(伝え方のレベル)」「ラフ制作に時間をかける or 本番制作に時間をかける」etc.)

村山:もちろんです!基本的に私たちエージェントは、最適なイラストレーションが提供できるよう、クライアントのイメージに応じて進め方も調整させて頂きます。またアーティストには、より制作に注力してもらえるよう制作進行を行っています。


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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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企画・編集:ヴィジョントラックメディア編集部
デザイン:植田正
イラスト:岡田丈

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