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#仕事術のはなし

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#仕事について話そう

いまさら仕事術#8丨「脳」の働きとストレスの関係を理解する

00丨「いまさら仕事術」とは社会人になると「仕事のやり方」を当たり前のように知っていることになっています。 しかし、実際には教わることも・学ぶ機会も無く、なんとなく手探りでやっていることが少なくありません。 その中でも特に「暗黙知」的な仕事術をピックアップし、連載形式で紹介していきます。 今回のテーマは、「「脳」の働きとストレスの関係を理解する」です。 01丨「ストレスフリー」はストレスが無いこと?ストレスは太古の人類が「闘争か、逃走か」を一瞬で判断するための働き

いまさら仕事術#7丨生産性向上と「脳」の働きの関係を理解する

00丨「いまさら仕事術」とは社会人になると「仕事のやり方」を当たり前のように知っていることになっています。 しかし、実際には教わることも・学ぶ機会も無く、なんとなく手探りでやっていることが少なくありません。 その中でも特に「暗黙知」的な仕事術をピックアップし、連載形式で紹介していきます。 今回のテーマは、「生産性向上と「脳」の働きの関係を理解する」です。 01丨生産性向上=「作業」を減らして、「仕事」をする生産性↑=成果↑/工数・コスト↓ 作業時間=工数・コスト

いまさら仕事術#6丨非エンジニアがエンジニアの基本原則「DRY」に学ぶ生産性向上

00丨「いまさら仕事術」とは社会人になると「仕事のやり方」を当たり前のように知っていることになっています。 しかし、実際には教わることも・学ぶ機会も無く、なんとなく手探りでやっていることが少なくありません。 その中でも特に「暗黙知」的な仕事術をピックアップし、連載形式で紹介していきます。 今回のテーマは、「非エンジニアがエンジニアの基本原則「DRY」に学ぶ生産性向上」です。 01丨生産性向上=「生み出す価値(バリュー)」/「かける工数・コスト」バリューを大きくする  

いまさら仕事術#5丨フレームワーク(枠)に対する要素

00丨「いまさら仕事術」とは社会人になると「仕事のやり方」を当たり前のように知っていることになっています。 しかし、実際には教わることも・学ぶ機会も無く、なんとなく手探りでやっていることが少なくありません。 その中でも特に「暗黙知」的な仕事術をピックアップし、連載形式で紹介していきます。 今回のテーマは、「フレームワーク(枠)に対する要素」です。 今回は、「仕事とは考えること、思考のフレームワークとは」の続編として、「(枠に対する)要素」をテーマに行います 01丨分

いまさら仕事術#4丨仕事とは考えること、思考のフレームワークとは

00丨「いまさら仕事術」とは社会人になると「仕事のやり方」を当たり前のように知っていることになっています。 しかし、実際には教わることも・学ぶ機会も無く、なんとなく手探りでやっていることが少なくありません。 その中でも特に「暗黙知」的な仕事術をピックアップし、連載形式で紹介していきます。 今回のテーマは、「仕事とは考えること、思考のフレームワークとは」です。 今回は、2割の時間で8割のたたき台をつくる際に欠かせない「フレームワーク」をテーマに行います 01丨仕事=決

いまさら仕事術#3丨2割の時間で8割のたたき台をつくり、8割の時間で2割を仕上げる

00丨「いまさら仕事術」とは社会人になると「仕事のやり方」を当たり前のように知っていることになっています。 しかし、実際には教わることも・学ぶ機会も無く、なんとなく手探りでやっていることが少なくありません。 その中でも特に「暗黙知」的な仕事術をピックアップし、連載形式で紹介していきます。 今回のテーマは、「2割の時間で8割のたたき台をつくり、8割の時間で2割を仕上げる」です。 01丨80:20の法則パレートの法則:QCD7つ道具の1つのパレート図は、この法則にもとづく

いまさら仕事術#2丨QCDの優先順位とコントロール

00丨「いまさら仕事術」とは社会人になると「仕事のやり方」を当たり前のように知っていることになっています。 しかし、実際には教わることも・学ぶ機会も無く、なんとなく手探りでやっていることが少なくありません。 その中でも特に「暗黙知」的な仕事術をピックアップし、連載形式で紹介していきます。 今回のテーマは、「QCDの優先順位とコントロール」です。 01丨QCDとはQuality:品質 Cost:コスト Delivery:納期 02丨QCDは「バランス」で成り立つQ

いまさら仕事術#1丨仕事の達成要件を自分で再定義する

00丨「いまさら仕事術」とは社会人になると「仕事のやり方」を当たり前のように知っていることになっています。 しかし、実際には教わることも・学ぶ機会も無く、なんとなく手探りでやっていることが少なくありません。 その中でも特に「暗黙知」的な仕事術をピックアップし、連載形式で紹介していきます。 今回のテーマは、「仕事の達成要件を自分で再定義する」です。 01丨達成要件の無い仕事は無いどんな仕事であれ、「利益」を出すために行うのが大原則 「成果」に向けて行う=仕事 やるこ

「いつかやる」「できる時が来たらやる」はいつまでも実行できない。行動タイミングを決めるからこそ実行できる

「自分の時間を持てるようになったら◯◯をやろう」よく聞くフレーズです。 でも、その多くが実行された試しはありません。 それはなぜでしょう? 「いつかやる」「できる時が来たらやる」はどこの誰とも分からない他人任せの言葉「いつか」「できる時が来たら」そのフレーズが出たら危険信号。 他人任せなその時を、誰か他人が気を利かせて持ってくることはない。だから、それはいつまでも実行されることはない。 ついつい口から出てしまってはいませんか? いつか、っていつでしょう。 できる

判断に迷った時は「やる」、その方が失敗が少なくなるその理由

判断に迷った時の思考を分解すると、「達成したら面白いことになる“カン”は働いている」でも「その確証を裏付けるデータがない」状態と言えます。 カンというのは実はまったくの当てずっぽうではなく、それまでの成功経験や失敗経験をベースとした論理的な法則に基づく思考が、瞬時に働いた結果でもあります。 だから、カンによる判断というのは、あながちそんなに間違っているものでもないのです。 まずは「やる」と決めてしまう、それから迷いを打ち消す材料を集める足りないのは、その判断を他者がうな

連休明けも大丈夫!「モーニングタスク」で1日の業務タスクを軌道にのせる

3連休明けの出勤日。 と思ったら、シルバーウィークなので今週金曜日から再び3連休に入ります。 こうなると頭の中は、実質的には「休みモード」。出勤したからと言ってすぐには「仕事モード」に切り替わってくれません。 そんな時は、「モーニングタスク」で無理なく仕事モードへの切り替えを行います。 単純作業でリズムを刻むことで脳の「やる気」を引き出す休日モードから仕事モードへの切り替えは、意志の力だけではそう簡単には切り替えられません。 やる気はそれを司る脳の一部が働き始めるこ

スケジュール管理は「予定を埋める」ためではなく、「余白を見出す」ためにある

現在一般的に使われている手帳は、その歴史において「時間軸の目盛り」を持つことで「タイムマネジメント」の概念を取り入れ、広く社会に普及してきました。 当時は「大量生産=成長」の高度成長期が背景にあったこともあり、「いかに時間を効率よく使いこなすか」が重視されるようになったためです。 では、すでに高度成長期を終え、「多様性による付加価値」が重視されるようになった現代社会において、「タイムマネジメント」の意義はそのまま時間効率管理のためのものなのでしょうか? 「予定を埋める」

問題解決する方法ではなく、「正しい」問題設定に時間をかける

ビジネススキルのひとつに、「問題解決」があります。 いかに論理的かつ効率よく、問題解決の道筋をつけるか。 社員必須のスキルとして、教育研修カリキュラムに含めている企業も少なくありません。 ただ、混同しやすいのですが、問題解決のスキルの本質は「解決方法を見つけること」ではなく「正しく問題を設定すること」です。 学校教育では「いかに問題を解くか」に注力してきましたから、その延長線上で解決方法を見つけることと理解している人も少なくありません。 「問題解決」スキルは、ロジカ