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Café Kitsuné(カフェキツネ) で素敵なひとときを@京都新風館

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Café Kitsuné(カフェキツネ)を含むMaison Kitsuné(メゾンキツネ)はパリと東京を拠点に置くブランドです。

2002年、ジルダ・ロアエックさん(Gildas Loaëc)と黒木理也さん(Masaya Kuroki)により設立。ファッションブランドの「Maison Kitsuné(メゾンキツネ)」、音楽レーベルの「Kitsuné Musique(キツネミュージック)」、コーヒーショップの「Café Kitsuné(カフェキツネ)」を通じ、インスピレーションあふれるユニークな「アール・ド・ヴィーヴル(フランス語で「暮らしの芸術」)」を発信しています。

ホットドリンク、コールドドリンクをはじめ、フードも充実。抹茶ラテ、チャイラテ、アイスゆず、クラシックバゲットサンド、和風チーズケーキ、キツネを象ったクッキーなど、フランスと日本のスペシャルティが中心。日本もフランスも、どちらも大切にしたブランドコンセプトにメニューもしっかりトンマナを合わせた展開だ。

「カフェ キツネ(CAFE KITSUNE)」は2013年から日本に出店しているが、一体となった業態は京都の新風館に2020年6月11日オープンした店舗が国内初だ。

フレンチトーストとキツネサブレ

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私がこの日食べたのはフレンチトーストをキツネサブレ。
フレンチトーストはバトン型でいわゆるフランスパンに卵液をしみこませ焼き上げた、外はカリッ、中はモチッとした食感がくせになる逸品。キツネサブレはインスタ映え必至で人気のアイテム。夕方に行くと売り切れていることもある。

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カフェラテのホットに合わせると至福の時間が流れる。バリスタさんが一杯づつ丁寧に入れてくれる。食器もオリジナルでシンプルながらセンスあふれるしつらえは、さすがアパレルも扱い、生活を提案するMaison Kitsuné(メゾンキツネ)の仕事だ。

新風館とは

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隈研吾によるリノベーションがひかる、ハイセンスな施設でエースホテルとアップリンク京都(映画館)とショッピングやフードのショップが集まる商業施設。

隈研吾が語る「新風館」の建築
「京都という場所とつながった、地域に開かれた施設を作りたいと考えた。まず平安時代から様々な庭が造られてきた由緒正しい土地に、地域と施設、現代と過去がつながる濃密な庭を造ろうとした。京都の和の伝統を引き継ぐ木組みと、日本の近代建築の巨人、吉田鉄郎の設計した『旧京都中央電話局』のレンガがこの中庭で出会い、木とレンガが新しい会話を始めるだろう。京都らしい姉小路通り、東洞院通りに対しては、細やかなメッシュで、それらの通りの繊細さに応答した。そしてルーバーとメッシュは、光と風を優しくろ過する環境装置でもある。さらにコンクリートに酸化鉄を混入して、塗装に頼らない暖かい発色を試みた。このように隅々まであらゆるデティールとマテリアルにこだわって、建物と土地と歴史をひとつに繋げた。『エースホテル』もまた、地域とホテル、コミュニティとゲストを繋ぐことで、ホテルというものの定義を変えようと試み、世界の街の空気を柔らかく変えつつある。その理念と建築が共振することを願っている」
隈研吾:1954年生。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。2009年より東京大学教授。
国内外で多数のプロジェクトが進行中。国立競技場の設計にも携わった。
主な著書に『ひとの住処』(新潮新書)、『点・線・面』(岩波書店)、『自然な建築』、『小さな建築』(岩波新書)、他多数。

この素敵な施設が、世界中の旅行者や地域の人々の交流拠点となり、街に一層の賑わいをもたらし、京都の地に新風を吹き込み続ける。そんな中にある
Café Kitsuné(カフェキツネ)とMaison Kitsuné(メゾンキツネ)でおもいおもいのカフェタイムを過ごしてみてはいかがだろうか。

文•写真:Takeshi Shimazu[Vision.e.w]
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情報

Café Kitsuné(カフェキツネ)

営業時間 8:30〜20:00
電話番号 075-585-5453
座席数
テーブル:9卓
カウンター:7席
https://maisonkitsune.com/jp/

リンク

INSTAGRAM

https://www.instagram.com/takeshi_shimazu/


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