京都の夏を乗り切る、ワンランク上の氷菓[たすき]のかき氷を嗜む🍧
京都の夏を嗜む。あっ氷にしよう
梅雨の京都。一歩一歩夏へと近づく。
京都の夏といえば[鱧/ハモ]が有名だ。鴨川の納涼床で鱧を嗜むのも一興だ。
しかし、今年は様子が違う。街中の飲食店は休業が目立つ。緊急事態宣言で酒の提供も自粛せねばならないのだから、商売にならないのだろう。
この暑さを凌ぐ術はないだろうかと、想いをめぐらす。
[そうだ、氷にしよう。]
昨今の豪華なかき氷のブームは京都にも来ている。今回は、Instagramで親しくさせていただいている方に教えていただいた、祇園白川の[たすき]に出向くことにした。
祇園白川の涼しげなたたずまい。
風に揺れる柳、紫陽花も花をつけ始めていました。小川にかかる橋をわたってお店にはいります。
暖簾にはバトンのイラスト。[たすき]はアンティークショップのpass the batonとの併設カフェなんです。
とてもセンスの良い店内をみながら、入店の順番を待ちます。
定番か季節の氷か
抹茶蜜とほうじ茶蜜が定番で、それとは別に季節のおすすめ蜜というものがある。
季節の品は[甘夏みかん]と[ラムレーズン香る紅茶カスタード]だ。
どちらも、捨てがたい。
悩みになやんだ結果。両方ともいただくことにした。季節限定と聞くと、食べ逃した時に後悔をしたくないからだ。
甘夏みかん
果肉と果汁はもちろん、ピールまでつかった、ほろ苦いながらも清涼感のある、スッキリした氷だ。フェザータッチで、整えられた氷を口に運ぶ。なんとも贅沢な時間が流れる。アンティークの器が美しく、高級感を演出してくれる。
ラムレーズン香る紅茶カスタード
紅茶蜜の上に、紅茶のエスプーマクリームがかかる。氷の中にはラムレーズンとグレープフルーツが隠れていた。ラム酒の香りと紅茶の風味、そしてグレープフルーツのほろ苦さが、オトナのかき氷を演出する。
素敵な店内や庭、そして幾重にも趣向を凝らした氷菓がのおかげで、とても満足感の高い時間を過ごすことができた。静かな店内で涼む。京都散策で祇園によったら、また来たいとおもう。そんな店だ。
文•写真:Takeshi Shimazu[Vision.e.w]
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情報
お茶と酒 たすき
京都祇園店
京都 / 祇園四条駅
住所
〒605-0085 京都府京都市東山区末吉町77-6
営業時間
11:00-19:00(LO.18:30)
休み
不定休
ご予約不可
電話
075 - 531 - 2700
https://tasuki.pass-the-baton.com/
リンク
https://www.instagram.com/takeshi_shimazu/
LITLINK(各サイトへのリンクはこちら)
https://lit.link/visionew
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