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親孝行をしたいあなたに

親孝行をしたいと思っている人は多いと思う。社会に出てまもない20代の人と話すと約8割以上の人は、将来的に親孝行ができる自分になりたいと話してくれる。

きっと家庭で、ご両親、もしくは何か事情があって片親の家庭に育ち、自分のために働き育ててくれた今までに感謝しているのだろう。親の人生が自分の理想かどうかは別としても、『人生とは』というものを親の背中を通して学んできた。

親孝行のスタートは家を出ること

たまに、親孝行したいから、親のそばにいますという人がいるが、それは親孝行ではない。自立することが親孝行なのだ。

『学校を卒業したら家から出て行きなさい』

もしこのように親から言われたら、それはあなたが信頼されていると思ったほうがいい。

うちの子は、社会に出て立派にやっていける子だ、と信用されている証拠。優しく言っても甘えるだけだからわざと厳しく言っているかもしれない。冷たい言い方に聞こえるかもしれないが、それは子供を愛しているから。

自立もできないで親元にいるとお互いに親離れ、子離れができなくなる。特に東京近郊の地域は、毎年日本全国からたくさんの若者が親元を離れてやってくる。それなのにたかだか家を出て1人で暮らすという当たり前のことがいつまでもできないとは、親孝行どころか、いつまでも生活費を食い潰す親不孝になりはしないだろうか。

親の願いは一つ

最近は、私のまわりでも、子供ができお母さん、お父さんになる友人が多くなった。親になって初めて親の気持ちがわかるようになったとみんな口々に言っている。

親が子供であるあなたに願っているたった一つの望みは、【幸せになって欲しい】ただそれだけだと思う。

親からの思い、親からの信用を崩さないように生きる。まずは親元から離れ自立することが重要だ。経済的にも精神的にも甘えた先に幸せはないと思う。

私には、親がものすごく裕福で経済的には一生困らないような友人がいる。しかし、本人いわく、『親の七光り』と絶対に言われたくない、のだという。だから一切親の援助を受けずに起業を目指しそれをカタチにしつつ努力しているのだ。

私は片親だったからどちらかというと必要にかられ頑張ったタイプだが、彼女たちの頑張る理由を聞くと本当にすごいなと頭が下がる思いだ。年齢は年下だけど、人間的なレベルははるかに高くて尊敬する。

必要あらば然るべきタイミングで経済的な援助もでき、そして何よりもあなたが幸せでいること。そのために人生という冒険にチャレンジする。

人生振り返った時に、自分を誇れるような生き方がしたいですね。


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