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『話していて楽しい』会話に花が咲く魅力的な人の極意 3

話していると、意見や価値観が合わないこともあるだろう。そのときにどのように捉えるかによってコミュニケーションが取れる範囲も変わってくる。人は違って当たり前。年齢や育ってきた環境、影響を受けてきたことや経験もすべて違うわけだから自分と考えが合う人としか仲良くなれない、というのは損だ。

否定せずに背景の理解に努める

表面的なところだけを聞いて、自分と相手は違う、と決めつけてしまうと、自分が楽しくなくなってしまう。その場合、相手も冷めてしまっている確率は高い。

なぜそのように思ったのだろう?どんないきさつがあったのかな?とその考えに至るまでの背景を知るといいと思う。

なるほど、その状況下だったら自分もそう思うかも、とか、自分とは違うけど、そう思ってしまったのだな、と理解をするとさらに深いところで相手の新たな一面を発見することができるし、意見が違ったとしても相手とのつながりがなくなることはない。

同調ではなく尊重

仲良くなれる、ということは、価値観がすべて同じというわけではない。相手に気に入られようと、会話になんでも『わかるーぅ』と表面的な浅い共感をやってしまっていると、本当にその人を理解しているとは言えないだろう。また違いを楽しむ会話がなくなってしまうので自分が楽しくなくなってしまう。

自分と異なる価値観は会話に幅が広がったり自分の視野が広がる良いチャンス。背景やいきさつを知ることで、自分の許容する範囲がどんどん広がっていく。

私が力を入れているチームビルディングでは、【成果をつくる】という共通事項以外は、男女、年齢、属性、価値観、みんな全然違う。しかし、その違いが逆に強みになっている。それぞれの才能の掛け合わせが大きな力になるのだ。

つづく

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