見出し画像

「リアリスト」とは何か?
 
実践者のことだ。
 
あるいは、
 
「まことの人」のこと。
 
 
 
 
 
「俺は評論家ではなく実践家でありたい!」
 
と、むかし思った。
  
  
それは
 
頭でっかちで、人の批評ばかりして
 
行動が伴わなかった
 
過去の自分自身がイヤだったから。
 
 
 
ビジョンアートメソッドⓇを
創造開発した21年前。
 
 
異業種交流会でお会いした人に
 
「私はビジョンアートメソッドⓇという
 
事業をしています」
 
と自己紹介をした。
 
 
「何?それって、どんな仕事ですか?」
 
 
その方に、
ビジョンアートメソッドⓇの
内容を簡単に説明した。
 
 
すると、
 
その方は
 
「ほ~!そうですか凄いですね。
 
 そう言えば
 
 私もよく似た

 アイデアを考えたことがあるんですよ」
 
とおっしゃった。
 
 
 

今年で22年目になるが、
 
その後も
 
「私もそのようなアイデアがあった。
 夢実現のサポートですか。
 
 いいお仕事ですね~うらやましい。
 
 それに、
 いつかは独立したいなあと思っているんですけど、
 
 ずっとイヤイヤながらサラリーマンをしています」
 
という何人かの人達がおられた。
 
 
 
生意気ながら私は心の中で言った。
 
「でも、
 あなたは行動しなかったでしょ」と。
  
 
 
私は創業当初、
 
全く世の中になかった仕事を考えて
認知度はゼロ。

しかも、
経営感覚もなかったため、
まったく収入がなく、

反対に、
借金ばかりは山ほどあった。

夜、深夜の掃除のアルバイトや、
いくつものバイトをやって食いつないだ。

 
 
どうして
そこまでしたか?

「どんなことがあっても、
このビジョンアートメソッドⓇは
やりたかった」から。

そして、
「今まで中途半端で
 ルーズな自分から脱却したかった」から。
 
 
まだまだ未熟だが、
 
ビジョンアートメソッドⓇは
今も少しずつ進化向上している。
 
 
 
ところで、
 
過去に出会った方の発言で、
 
ビックリしたことがあった。
 
 
その方は、ある本について
 
もっともらしい書評をされていたのだが、
 
 
「実は、その本を読んでいないんです」という。
 
 
私は「エッ!」と思った。
 
椅子から転げ落ちそうになった。
 
 
読んでから書くのが書評ではないか。
 
それでは推論だ。
 
 
だが、それはそれで、
その方の流儀だからいいと思う。
 
 
でも、
 
私は、そんなことをするのは、著者に失礼だ。
 
 
きちんと読み上げてから批評するのが
 
礼儀だと私は思うのだ。
 
 
 
また、
 
ある方は
 
わたしの以前のブログを読んで、
 
「とっても、いいことを知りました。
 
 それで知人に、その方法を伝えたんです。
 
 とっても喜んでいました」
 
 
わたしは、たずねた。
 
 
「ありがとうございます。
 
 私のブログがお役に立てて幸せです。
 
 
 それで、あなたはいかがでしたか?」
 
 
すると
 

その方は

「いえ、
 わたしはやっていないんです。エヘヘ」
 
と、おっしゃった。
 
 
私はガクンとした。
 
 
 
 
さらに、ある方は
 
 
「ある先生から
 良いことを教えてもらいました。
 
 キッチンやトイレなどの水まわりを
 
 きれいに掃除すれば、お金がたくさん入るように
 
 なるんですよ」と自慢げに話された。
 
 
 
 

「ほ~、なるほど~」
 
「それで、
 あなたの成果はいかがでしたか?」
 
 
その方
「イエ、私は、全然やっていないんです」
 
 
 
わたしはコケそうになった。
 
 
 
 
 
 
知識をたくわえることも大事。
考えたりアイデアを出すのも大事。
 
 
人のことを
分析したり批評したり批判するのも
ときには必要なことだ。
 
 
だけど、
 
行動や実践をしないと、形にならないし、
 
成果も出ない、実績にも現れない。
 
 
 
けっきょく
 
頭の中の世界だけでは、何もならないのだ。
 
 
 
「俺は評論家ではなく実践家でありたい!」
 
 
中村天風師のおっしゃる
 
【リアリスト(まことの人、実践者)】でありたい。
 
 
まだまだ未熟だが、少しずつ変わろう!
 

頭でっかちで、人の批評ばかりして
 
行動が伴わなかった過去の己自身の魂に命じる!
 
 
【立派な言葉より 一つの実行!】
 
 
 
「よしっ、やるぞ!」
 
 
 
 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?