令和の時代に求められる人材
コロナの拡大が止まらない・・・
2022年がスタートして、私が住んでいる広島県では、新規感染者が日々倍増している。このパンデミックの終結にはもうしばらく時間がかかりそうだ。
このような難しい時代の中、2021年より中山間地域の地域おこし協力隊として広島県北広島町でまちづくりを行なっている私としては、これから行政だけではなく民間でも必要とされる人材とはどういったものか?について考えてみた。
通常、さまざまな転職サイトや就職サイト、ネットの情報やテレビ・新聞・雑誌などで言われている人材は、次のようなものだ。
IT人材
グローバル人材
専門的な知識 などなど・・・
確かに、新型コロナウイルスの拡大に伴い、オンライン化というものが必須となり、様々なデータ等がクラウド上で保存、共有するというのが促進された。
また、日本の人口減少に伴い、どんどん国内市場が縮小していくことを見据え、これから発展する途上国を始め、海外を見据えたビジネスの重要性はどんどん高まっている。
だからこそ、各種専門的な知識が必要とされるのはよくわかる。
私自身上記のような人材の重要性はよくわかる。が・・・!!行政側に携わっている中で、これから必要とされる人物像というのは、上記のような表面的なものだけではなく、もっと深いところで必要となる部分が違うと感じるようになった。
そこで、これから必要とされる人物像というのは、下記のようなものだと考えている。
人と人を結ぶ人材
人の困りごとを解決できる人材
創造できる人材(創意工夫)
先を見据える人材
まとめられる人材 などなど・・・
具体的には上記のようなものだが、ポイントになるのは、『人として人に対して何ができるか?』がポイントになる。
はっきり言ってしまえば、ビジネスにおけるマーケティングやセールスというようなものは、今後どんどんAIに置き換わっていくと思う。現在でもかなりのサポートがマーケティングオートメーションとして活用されていることからすれば、そんなに遠くない未来の話だ。
けれども、どれだけ技術が発達しても、結局はその商品・サービスを使うのは『人』なのである。
だからこそ、これからの人材は、その『人』に対してどう対応できるのか?がポイントになるわけである。
上記の例で言えば、自社の商品・サービスを利用してお客様を喜ばせるだけでなく、その先にいるお客様まで繋げられるか?
また、新しい商品・サービスを生み出すのは、『人の困り事』がヒントになる。そこから創意工夫をしたり、新しいものを生み出すわけである。
このように、これからの時代に求められる人材について単純なITとかグローバルというようなものではなく、もっと深く突っ込んで考えていただかないといけないと思う。
これは、行政サイドの人材も同じ。IT化が進み、どんどん情報の共有が密になり、それらについて住民サイドをどのように巻き込めるか?どんなふうに繋げるか?が大切になる。
ぜひ、こういったことを意識して、これからの経験を積んで行ってほしい。
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