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オリジナルアルバム制作日誌♯1 「立ち止まる音楽」とは

作曲しながら今考えていること

どうもこんばんは。バーチャルお寿司です。スシィ🍣

目下、オリジナルアルバム制作に没頭しております。短い曲も入れて5~8曲くらいのアルバムを目標にしています。「アルバム」という形態にこだわっているというわけではないのですが、アルバムは1曲1曲単体で聴く時とはまた違った良さを曲に与えてくれると思っていて、今回はアルバム、という形態を意識して、自分の音楽作品を作り出そうと思っています。

音楽の聴かれ方と作曲の相反関係

音楽はそれぞれ時代によって、その当時の技術やライフスタイル、聴かれ方によって、音楽自体も変遷してきたんだなあと感じていて、よく聞く話だと、レコードの録音分数があがったから3分以上の長い曲が生まれて、さらにアルバムで聞くという形態が生まれたり、ウォークマンによってより音楽がより肌身に近いものになったり、最近ではサブスクのプレイリスト文化やYouTube文化の発達で、単体の曲で冒頭からインパクトが求められたり・・・(諸説あります細かく説明するといろいろと大変そうなので割愛します)。そうやって時代とともに変化していくからまた面白いわけです。実際ぼくも、Apple Music開始時からすぐ加入してその恩恵にめちゃくちゃ預かっているので、その時代時代の技術・ライフスタイルによって、音楽の聴き方・作曲の在り方が変遷していくのは大賛成です。

ただ、そんな中で、今の時代のプレイリスト的な音楽の聴かれ方だとどうしても見落としがちになってしまうな、「アルバムの中にあるマイナーで目立たないけど、何度も聞くうちに、気づいたら好きになっていた曲」というのもこれまで確かにあったわけで、何も数秒でインパクトを与えられる音楽だけがいい音楽っていうわけでもないよな、とも日々思う訳です。なので今回、自分自身のアルバムを作るにあたって、そういう何度も聴いて味わえるような、滋味深い音楽を作ってみたい、という半ば時代に反したような音楽的テーマを、アルバムの中に封じ込めていきたいと思いいたりました。

それをぼくは、勝手に「立ち止まる音楽」と呼んでいます。立ち止まってその曲と向かい合ったときに、初めて、その曲の本質が伝わってくる、という感じ。とても主観的なはなしで申し訳ないのですが、なんとなく伝わるでしょうか。

「クルミを割れた日」

そう思うきっかけになった曲があります。CHAGE and ASKAさんの「クルミを割れた日」という曲です。ぼく自身CHAGE and ASKAさんは完全に後発の世代で、リアルタイムでは生まれておらず、お恥ずかしながらASKAさんの例の事件から詳しく聴いたクチでした。有名な数々のシングル曲を聴いて、こんなにすごいアーティストなんだと再認識して過去のアルバムを掘り起こしていきました。

「クルミを割れた日」は「SAY YES」も入っている「TREE」というアルバムの1曲でした。最初に聴いた印象は、冒頭の教会の讃美歌的な雰囲気と、サビの印象的なコード進行が耳に残ったのを覚えています。しかし、それ以降深くはまることはなく、なんとなく聞き流していました。CHAGE and ASKAさんのセルフカバーアルバム「STAMP」が好きで、なんどもアルバムを繰り返して聴くうちに、この「クルミを割れた日」が耳に留まりました。そこでふと立ち止まって歌詞を検索しながら、曲を真剣に聞いてみることにしました。すると、幼い日のきらめいている日々、大人になってそれを振り返り、隠された小道を行くように歌を探す、もがきにも似た想いを、詩と美しいメロディの中から感じることができました。ものすごく純粋で、時に苦しく、それでいて美しい、ASKAさんの書かれた名曲のうちの1曲だと僕は思います。(ご本人は大元の曲のコード進行に気に入らないところがあるらしいです)

普段流し聴きしている中で一聴しただけでは、この感覚には届かなかったと思います。単純にぼくのその時の気分とハマっただけ、と言われればそれまでかもしれませんが、それからこの曲はぼくの中で、とても大切な曲になりました。同時に、立ち止まって聴いてはじめて、自分の中に入ってくる、そういう音楽があってもいいよな、と思いました。

今後の予定

なんかハードルが上がってしまいましたが、自分といえば、ASKAさんの曲のような超高次元なところではなく、この音であってるのかなーとか、なるべくバカっぽい歌詞にしようー、とか、そんなことを考えながら音楽を作っています。なるべく4月中には完成させたいなと思っていますが、はたして間に合うのか。

自分はこれまでBGMなどオーダーのある作曲が多かったので、自分のスタイルというのがいまだ定まっていないなと感じていました。今回のオリジナルアルバム制作で、自分の音楽的スタイルを明確化できたらいいなというのも裏テーマにしています。

今後の予定としては、直近はひたすら曲のデモづくり。ラフに打ち込んだり演奏したりして、各曲の構成をまとめます。そのあとは、feat.をお願いする方(検討中)にご相談したり、詩を固めていったり。それができたら本チャンのRECをして歌を録って、MIXして・・・。さらにジャケットをイラストレーターさんにお願いしたりたりたり・・・。まだまだやることは山積みです。が、アルバムを完成させることが自分をひとつステージアップさせるものだと信じて、やっていきたいと思います。

この制作日誌は、アルバムを作りながら、不定期に思ったことを書いていけたらと思います。
日々の暇つぶしに、のぞいていただけたら嬉しいです。

ではまた次回お会いしましょう!バーチャルお寿司でした。


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「お寿司は癒し!」をテーマに20代後半〜30代激刺さり懐メロを歌ったりして癒しをお届けする新人VTuberです。 こちらのnoteには、楽曲の製作日記的なことだったり、曲の思い出だったり、DTMや音楽の専門的でマニアックだったりすることを中心に書いていこうと思っています。

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