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特集「車と音楽」【Music-Con-Text】vol.5

「Music-Con-Text」コンセプト

「Music-Con-Text(以下MCT)」は、音楽家(音楽を作る人・歌う人)が作る新しい音楽メディアです。素敵な音楽はたくさんあるけど埋もれてしいがちな昨今、バズっているバズってない、古い新しいに関わらず、音楽家がいいなと思った音楽を紹介する音楽メディアを目指しています。毎週月曜日夜21時更新予定。noteマガジン「Music-Con-Text」をフォローしてお待ちください。

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特集「車と音楽」

今回の特集は「車と音楽」。車と音楽の関係って何か特別な関係がある気がします。カーステから流れる音楽は普段とは何か普段とは違う魅力があって、ドライブする時に必ずかけたくなる曲や、子供の頃、親の運転する車で聞いた思い出の曲や、車のCM曲としてイメージが結びついた曲などなど・・・。今回はそんな車と音楽の特別な関係について特集します!

ちなみに、特集のアイデアは記事に参加してくれる幽さんのアイデアを元にしました!ありがとうございます😊

それでは・・・どうぞ!(sumeshiii)

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✏︎ますかっと の"車と音楽"の話

Highway Star, Speed Star/Cymbals

「車」をテーマにしたCymbalsの2000年発表の曲です。タイトルそのままな夜の首都高を駆け抜ける疾走感が大好きな曲です。

初めて聴いた時、「二人乗せて走り出す夜の共犯者 ふざけた調子で」という映画の主人公しかできないような世界観のような歌詞と、曲全体を通じてずっと漂うどうしようもなく抑えられないウズウズとした勢いみたいなものの気持ちよさに一耳惚れし、Cymbalsのファンになった思い出の曲でもあります。MVもちょーイケてます。。!

いつか(車が運転できるようになったら)眠らない夜のhighwayをspeedに乗って、瞬くstarまで駆け上がる勢いで走り抜けながら聴きたい1曲です…!

▼ますかっと の楽曲紹介

いちごミルク/ますかっとRemix
トラックメイカーTomgggさんとシンガーena moriさんのトラックを企画の一環でリミックスさせていただいたものが、光栄なことにご本人に選んでいただけてオフィシャリリースされたものです! とにかく原曲が素晴らしく踊れるトラックなのですが、そちらとはまた随分雰囲気が変わっていますので、ぜひ原曲と合わせてお楽しみください🍓🥛


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✏︎詩川天楽 の"車と音楽"の話

highway star/deep purple

洋楽を聞き出すようになった中学の頃にめちゃくちゃ聞いてたのがこの曲でした。ソロパートが鬼長い!!!そしてライブごとにアドリブなので毎回違う間奏のソロが楽しめます。大人になった今、たまに高速に乗る時にこの曲を流すと最高にテンションが上がります。

歌詞だけざっくり訳すと車と女に狂ったやべーやつの歌だったと認識しています。誰にも俺は止めらんねえぜ!!頭の中はスピードでいっぱいだ。 カッコイイんだ。聞くだけで高速で飛ばしている時のあの全能感を彷彿とさせます。スピードの出し過ぎにはくれぐれも注意を。

Loving Power/久保田利伸

ヨコハマタイヤのCMで流れていたこの曲 曲の中に出てくるSEが回転数が上がっていくエンジンの様で最高です。駆け抜けていくような爽やかでポップなメロディが耳から離れません。車を買いたくなりますね。CMに起用したヨコハマタイヤは天才だと勝手に思っています。久保田利伸の軽い声に乗りながらさぁ!走ろう!! 宇宙まで走って行けそうですね。

▼詩川天楽 の楽曲紹介

fake face dance music covered by Sorautagawa/詩川天楽
なんと一年以上ぶりの新作歌ってみたです。 お前今まで何してたんだレベルでサボってました! すみません!曲書いて歌います! たまたまshortで見かけてかっこよかった曲を覚える配信をしてそのまま撮りました。練習風景も配信に残してます。ぜひ見てね。


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✏︎Hibiki Bison の"車と音楽"の話

流星都市/ORIGINAL LOVE


家に帰るまでの道中を、ロマンティックに彩ってくれる曲です。私は普段あまり車を運転しないのですが、漠然と『首都高速』というものに憧れを抱いています。そして私の中で首都高速のイメージは決まって夜の風景であり、それはこの曲の影響かもしれません。  

1995年にリリースされたORIGINAL LOVEの5枚目のアルバム、『RAINBOW RACE』に収録されている一曲です。このアルバムは本当大名盤で、田島貴男氏の非常に多様な魅力が詰まっていると思います。  

個人的感想ですが、車の中はとてもパーソナルな空間だと思います。外界と隔離された、どこか自分だけの空間のような。この曲を聴くと、東京という大都会の夜の喧騒の中、車の中で運転する自分だけの世界に入り込めるような、そんな感覚に浸らせてくれます。車のライトが軌跡を描き高速道路を流れゆく様がまるで流星のようで、そんな風景の中この曲を聴きながら家路につくのは凄くロマンティックだろうなぁ。。。

東へ西へ/LEO IMAI

HONDAの『ZR-V e:HEV』のCM曲に起用されたLED IMAI氏による井上陽水氏のカバーです。原曲は1972年にリリースされたセカンドアルバム『陽水Ⅱセンチメンタル』に収録されており、アコースティックギターが掻き鳴らされ激しくもありフォーキーな雰囲気を感じます。 50年以上も前の曲なんだと、この記事を書きながらビックリしています!!  

今回のカバーでは、LEO氏のワイルドで力強い歌声と、重厚なバンドサウンドが展開されており非常にマッチしています。また原曲のイメージやニュアンスもしっかりと感じられます。そしてCMではスタイリッシュでややゴツい目のSUVがパワフルに走り、音楽と映像もとても合っているように思います。購買意欲をそそられますね。。。

関係ないですが、井上陽水氏と車というと、あの「お元気ですか?」を思い出します。

▼Hibiki Bison の楽曲紹介

Greeting/The Monochrome Horns
Vtuberの八瀬すずかさんとのユニット、The Monochrome Hornsの曲です。 良かったら夜のドライブ中にも聴いてみてください。


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✏︎AMR a.k.a Akatsuki's Music Room の"車と音楽"の話

お題が車と音楽と言う事で自分の中で最初に出てきた音楽がこれでした。

Get Wild/TM NETWORK

多くの人がこの曲を耳にした事があると思います。 言わずもがなTM NETWORKが作り上げた名曲です。
歌い出しの『アスファルト タイヤ切り付けながら』 まさにシティーハンターの冴羽 獠が車で飛ばしているシーンを目を開いて居なくても想像出来る位聴き込みました。
この曲実は2番の方も車と関係していて、 『車のライトにキスを投げては踊るあの子』 とまるで香を連想させるようなフレーズだと感じました。
最初の方で出てくる相棒は香の義理のお兄さん槇村 秀幸とタッグを組んでいてそれでいてスイーパーと言う仕事を生業にして居ました。
新宿の路地裏での物騒な仕事です。 そうなってくるとやっぱり車は必需品なのかもしれないですね。
長々と書きましたが、車と音楽と聞いて最初に思い浮かんだコレにしました。

▼AMR a.k.a Akatsuki's Music Room の楽曲紹介

自作の宣伝なのですが、車と音楽といえば放浪が浮かんだので、コチラを貼らせていただきたく思います。


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✏︎タカハシルイ の"車と音楽"の話

どうも、タカハシルイです。
今回のMCT特集テーマ「車と音楽」。車移動がわりとよくあるタカハシにとっては切っても切れないテーマなので一筆したためさせて頂きました。

そもそも、車の運転の最中に今作っている楽曲をざっくり作ったやつを聴いて楽曲の展開を決めたり構成を決めたり、思い浮かんだ歌詞を脳内にメモッたりとすごく作曲と相性が良いんですよね本当になぜか。

何かしてる最中、脳の容量がゆるやかに満たされている状態でもう一つの事を、この場合作曲の事を考える時、集中してその物事しか考えることができないからか、 とても良い案がポンポンでたりします。なので運転してる最中はもっぱら自分のスマホをBluetoothで車に繋げてスマホ内に入っているダウンロードされた制作途中の楽曲振り返りの場にしている時が多いです。

が!!! そんな感じで今回の記事を締めたらしっかりこの記事の長ことバーチャルお寿司さんに怒られると思うので、 『車の中で爆音でかけながら走ると最高になる曲』、早速紹介していきたいと思います。

まずは、
JOINT/RIP SLYME

ただただ良いです。普通に聴く分にもとても気だるい雰囲気の音、軽快な南国感、耳当たりの絶妙な歌詞、常に良さが、軽妙なリズムが蔓延しているのですが、 運転してる時に爆音でかけた時に良さが2倍くらいになる気がします。合うんですよね早い曲。どこまでも行けちゃう気がします。なんなら渋滞ハマっててもあんまし嫌じゃないです。
もちろんゆっくりな曲が合わないわけでもないのですが、運転してる最中の僕はどうやら早い音が好きになっちゃうくらいに興奮しているみたいです。 歌詞にある「マジやばいくらいいいぜ」。しっくりきますね。マジやばいくらいいいんですから。 次に紹介する曲はこちら、

Rules Of The Game/Kayzo/Lil Texas

こちら聴いてもらえるとわかるんですが開始5秒で既に最高に良いです。
最初のアーメンブレイクみたいな『これでもか』を体現したスネア、ドラム、metal系サウンドの嵐、秒速で引き込まれてしまいますね。
こういう、30秒毎に曲のジャンルがコロコロ変わっていくような楽曲が僕はとても大好きなので運転中自身でまとめたプレイリストからこの曲が流れるとニコニコになっちゃいます。 テンション上がりすぎちゃってスピードの出し過ぎにはご注意を。

▼タカハシルイ の楽曲紹介

オマツリトドロキハピハピガール/タカハシルイ
オマツリです。運転はオマツリなんです。 どうか運転中に聴いてみてください。


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✏︎幽 の"車と音楽"の話

こんにちは!幽です。
今回は『車と音楽』ということで、僕が語らないわけありません。笑

僕の音楽以外の趣味で特にハマっているのが「車」。
音楽と並行してトラックの運転手の仕事を普段やっている他、免許取り立てからスポーツカーを何台も乗り継ぎ、サーキットに走りにいったり、ドライブしたり、DIYで整備したり(実は自動車系の専門学校を卒業していて、今ではほぼ役に立ってない自動車整備士の国家資格をもってたりします。。。)と、音楽と同じくらい車は切っても切れない存在。

ちなみに車歴はダイハツ コペン(初代)→アウディ TTクアトロ(初代)→ホンダ アコードユーロR(6代目)→トヨタ MR-S→スバル レガシィB4(3代目)→マツダ マツダスピードアクセラ(初代)といった感じです。この中で「俺も乗ったことある!」「いい趣味してるね!」と思われた方、DMお待ちしてます。笑

余談はさておき、車内では軽快なエンジン音を楽しみながら色んなシチュエーションに合わせて色んな曲を流しています。 時にはタカハシルイさんと同じく、自分の曲を流してmixの質感や構成、歌詞を練ったりもします。後はapple musicのステーション機能を使って新しい音楽との出会いやリファレンス探しとかも楽しんだり。。。

そんな中で、今回は少し遠出レベルでドライブをしている時によく流すプレイリストから数曲ご紹介します。

ちなみにサーキットを走ってる時は、専ら頭文字Dで使用されたユーロビートと、ゲーセンにある湾岸MIDNIGHTのゲームのサントラを流しています。目つきが変わります。笑

Right and Left/Survive Said The Prophet

HONDAのシャトルという車のCMにも起用されたこの楽曲。
だだっ広い郊外の一本道を流している時も、ストップ&ゴーの多い都市部を走らせている時も、はたまた高速道路を軽快に飛ばしている時も、いつだってこの曲はピッタリだなと思っています。

サビのテンポ感やリズム、メロの程よい軽快感が程よくドライバーを高ぶらせてくれますね。目的地に着くまで、ガソリンが尽きるまで、車がぶっ壊れるまで一生流しながら走ってられます。そのくらい楽しい曲です。

実際、三年前に名古屋でBLARE FEST.というcoldrain主催の大型フェスを見に行った時にこのバンドを始めて生で聴き、帰りの新東名では一生この曲を流して帰っていた記憶があります。笑
とても思い入れ深い楽曲です。是非皆さんの車でもお楽しみください!

今宵の月のように/エレファントカシマシ

今ではあまりやりませんが、学生時代はよく仲間達と突発で知らぬ地に長距離ドライブに出かけたりしてました。
一番遠いところだと地元千葉から青森の弘前まで。しかも三人で車一台ずつ。バカですよね。本当にあの頃は狂ってたと思います。笑 そんな知らない地に事前知識ゼロで訪れた際、よく流したくなる曲はこの曲。

「今日もまたどこへ行く 愛を探しにいこう」

サビのこの歌詞と歩くようなリズム感が、長距離を走って疲れ切った身体を、また奮い立たせてくれるような、楽しい気持ちをいつまでも続かせてくれるような。そんな楽曲だなと思ってます。

本当はもう一曲、いや何曲も紹介したい曲があったのですが、ここら辺にしておきます。皆さんのドライブソングも教えて頂けると嬉しいです! それでは!!

▼幽 の楽曲紹介

祈リ子ノ唄/イザナミノミコト


執筆当日(9/23)にデビュー二周年を迎えたVTuberの"翠蓮"さんと組んでるユニット「イザナミノミコト」から一曲。 これから紅葉の季節。日本の美しい景色をドライブする際に疾走系和ロックはとても合うんじゃないでしょうか! 是非聴いて頂けると幸いです!!

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編集長 sumeshiiiのコラム

音楽の原体験

僕の音楽の原体験に、父が運転する車でずっっっっっと流れてた音楽を聴いていた思い出があります。当時はその音楽があまり好きじゃなくて、なんでずっとこの音楽をかけてるんだろう、って思ってたんですが、大人になって気がつくと、なぜか無性にあの音楽が恋しいんです。

Pilgrim/Eric Clapton

それが、エリッククラプトンの1998年のアルバム「ピルグリム」です。60年代から活躍していたクラプトンが90年代ロックの風を受けながら、でもそれとは全く別の地点の、穏やかで、奥底に熱を帯びたようなサウンドで満たしてくれる最高のアルバムです。

ポケモンやアニメの曲を聴きたい!と思っていた幼いころの自分にとって、このアルバムは大人すぎて退屈だったのですが、今になって時々聞き返すと、父と田舎に帰る車の中での思い出が蘇ってきます。同時に、自分も大人になり、この暖かく大人なサウンドが心地よいんです。

アルバムの一曲目は”My Father's Eyes”

クラプトンの出生の事情はかなり複雑で、実夫を知らないで育ったことが本人から語られています。またクラプトン自身も親になり、子供が事故で亡くなるという悲劇も経て歌ったこの曲には、父である自分と子である自分が同時に描かれているようです。

僕の父は、僕を横に乗せた車で何を考えながらこの曲を聴いていたんだろう。幸いまだ互いに元気なうちにまた車に乗って話をしたいな、と思いました。

最後にsumeshiiiの楽曲で車をテーマにした曲があるので紹介して終わりたいと思います!また次回の更新をお楽しみに!

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参加したい音楽家の方、募集!

参加者募集

音楽家(楽曲制作をする人、作詞をする人、エンジニア、そして、歌う人)で、この企画に興味ある、参加してみたい、という方はぜひsumeshiiiのX(Twitter)や、Discord知ってる方はDiscordまで、ご連絡ください!運営Discordサーバーを制作しましたのでご招待します。

sumeshiiiのX(旧Twitter)はコチラ↓↓
https://twitter.com/araki_s_sumeshi

まずは1曲、特集内容にそった自分のおすすめ曲をコメントしてみるというだけでも大丈夫ですので、ぜひ参加してみてください!やってみて合わなかったら読む専に徹底しても大丈夫ですし、抜けても大丈夫です!音楽の紹介コメントって結構楽しいし、それを各自ばらばらにあるよりかはコンセプトの元にまとまってたほうがより効果があると思うのですよね・・!そんな意図もMCTにはあります。

今後の展望

今回特集記事で書いたような、楽曲紹介コメントを書いてくれるメンバーを募集して、記事を定期的に出していけるようにできたらいいな、と思っています。

そして、現在はsumeshiiiのnoteに投稿していますが、MCTに参加してくれるメンバーが増えれば、その中からご自身が編集長として各自で特集を組んでご自身のnoteで公開するという方がどんどん出てきたらいいなと思っています。(なのでnoteのマガジン機能を使います!)そうすることで、ご自身の音楽と記事を紐付けることができ、記事の閲覧者が増えるほど自身を宣伝する機会が増えていくことになると思っています。それがMCTの最大の狙いです。

さらには、ライブ配信と連動してみたり、Spotifyのプレイリストやポッドキャストの連動もしてみたいし、さらにその先はコンピレーションを作ったりなど、より広がりがある展開ができると考えています。最初は音楽家限定にしていますが、そのうち、ライターの方のコーナーやリスナーが参加する企画などもできたらいいなとも思っています。

バックナンバー

Music-Con-Textの詳しいコンセプトや、sumeshiiiが立ち上げた理由、理念などはこちらの記事に書いてありますので、合わせて読んでみてください!

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