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特集「自分を作った音楽-邦楽編」【Music-Con-Text】vol.0[プロトタイプ]

「Music-Con-Text」コンセプト

「Music-Con-Text(以下MCT)」は、音楽家(音楽を作る人・歌う人)が作る新しい音楽メディアです。素敵な音楽はたくさんあるけど埋もれてしいがちな昨今、バズっているバズってない、古い新しいに関わらず、音楽家がいいなと思った音楽を紹介する音楽メディアを目指しています。毎週月曜日夜21時更新予定(立ち上げ当初は不定期更新予定)。noteマガジン「Music-Con-Text」をフォローしてお待ちください。


編集長sumeshiii a.k.a.バーチャルお寿司コラム

初めまして、曲をつくるお寿司、sumeshiii a.k.a.バーチャルお寿司と申します。今回「MCT」を企画した意図をめっちゃざっくりとした言葉でお話しします。

音楽めっちゃ埋もれるので、自分たちで自分たちを宣伝できて、なおかつリスナーも音楽家のことをもっとよく知れるメディア作りたい!というのが最初の動機です。Twitter(X)もいつどうなるかわからないし、YouTubeでゼロからバズらせるのは至難だし、TikTokはそれ向けのやつしかバズらないし、それ以外にも音楽の魅力っていっぱいあるのに、聴かれずに埋もれていってしまう音楽が多すぎる・・・!というか、まず好きになってもらう前に、知られる土俵に立つことすら難しい・・・!それをどうにかするには、そういう音楽の受け皿を自分たちで作ったほうが早い、と思い立ちました。

反転して今の時代の良い面として、昔みたいにたくさん買われてたくさん聴かれなければ音楽で食えない時代では無くなっていて、少数でもコアなファンに愛されることで食える(=生活しながら音楽を作り続ける)ことが可能な時代だとも思います。リスナーの視点からすれば、気づかないうちに音楽をやめてしまったインディーズバンドや作曲家の音楽を、自分が応援することで聴き続けられる可能性が上がった、双方にとっていい時代だと思います。

いい時代になったのは確かではありつつも、それでも音楽家が音楽だけで生活していくことはまだまだ難しいです。実際に私自身、音楽を作ることで得られる収入の以外にも、別の仕事も一部しながら、音楽を作り続ける生き方、というのを実行しています。音楽以外の仕事が一部で済んでいるのは、まぎれもなく、sumeshiiiの音楽を好きで聴いてくれるリスナーの方々、sumeshiiiの音楽が好きで楽曲提供をしてほしい、と言ってくれる方々のおかげです。自分は活動の中でそう言った方々と出会えたおかげでいまも音楽を作ることができています。

そのような、小さいけれど音楽家とリスナーのいいバイラルを生むのに重要なのは、出会いとタイミング、そして文脈(コンテクスト)だと私は思います。偶然流れてくるツイートから気になってチェックする、とか、YouTubeのおすすめに流れてきた音楽をふと聞いてみて好きになる、ということは結構稀です。(だからみんな音楽以外にいろんな工夫をしてバズらせようとしたりするわけで・・)。でも、例えば、"自分が好きなミュージシャンがおすすめした曲"や、"自分と同じミュージシャンが好きな人が作った曲"だったり、"この人が紹介する音楽ってなんかいつも自分に刺さるな"だったり、そういう文脈があると、急にその音楽が親しみを持って感じられる、ということを経験したことがある人も多いはずです。今回企画したMCTはそれを自分たちで作る、という企画です。

試行錯誤していくなかでいろいろ変化していくこともあると思いますが、ぜひ今後も注目していただけたら嬉しいです!ゆくゆくは、 記事と連動したSpotifyのポッドキャストだったり、音楽家のインタビュー回だったり、それをライブ配信したり、コンピレーションを制作したり、などなど、広げていきたいと思っています!どうぞよろしくお願いいたします!

特集「自分を作った音楽-邦楽編」

今回はMCT vol.0 でプロトタイプということで、特集のテーマは「自分を作った音楽-邦楽編」でいこうと思います。この特集のテーマは毎回変更していきます。「好きなアニソン回」とか「ボカロ10選」とか「洋楽ベストアルバム」とかとかとか・・・。今回はsumeshiiiひとりで書いていますが、今後は、MCTに参加していただける音楽家の方々からの曲紹介もしていけたらと思います。いろんな人が自分の好きな曲を紹介していくことで、出会いのコンテクストが増え、より楽しい音楽ライフが、音楽家・リスナーの双方に訪れることを願っています。

Stay by my side/倉木麻衣

小さい頃、自分の意図で初めて「この曲を聴きたい!」と思って、お父さんにCD買ってきてほしい!と頼んで聞いた曲です。どこかせつなく、でもなぜかハッピーな気持ちにもなる、まだ感情がぐちゃぐちゃしてた子供のこと、確かに音楽から感情を動かされた曲です。美しいメロディラインと進行。ことあるごとに自分の根底にはJ-POPが流れてるなと感じます。(sumeshiii)


サボテン/ポルノグラフィティ

この曲が入った「foo?」というアルバムを地元のTSUTAYAで借りて、死ぬほど聴きました。当時習ってたクラシックピアノの先生に無理言って楽譜を用意してもらって、ずっと歌いながら弾いてました。子供ながら、音楽から雨が降っているようなこの曲の雰囲気に魅かれていました。(sumeshiii)


キャッチボール/BUMP OF CHICKEN

友達と小遣いを握りしめて、初めて横浜のCDショップに行って、初めて買ったCDがBUMP OF CHICKENの「Jupiter」でした。もちろん「天体観測」目当てで買ったんだけど、聴けば聴くほどこの「キャッチボール」という曲が好きになってました。思春期になって、友達とのコミュニケーションに少しずつ違和感を感じて初めて、この曲の意味がわかった。(sumeshiii)


波乗りジョニー/桑田佳祐

学校の音楽室で、この曲をピアノで弾いたとき、みんなからすげえ!って褒められて、その時の嬉しさがなかったらこれまで音楽を続けてこれなかったかもしれない。今改めて聴くと、シンプルで全く無駄がないメロディに、アレンジ。なんか大人って楽しそう、って思った曲でもあります。(sumeshiii)


I'll be/Mr.Children

数あるミスチルの曲の中でも「I'll be」、しかもアルバムverが一番好きかもしれない!子供のころ不意に聞いたCDからこの曲が流れて、シンプルにカッコいい!っておもっった。ものすごい長い前奏に、静かに始まるAメロから爆発するサビまで、とにかくこんな曲が作りたいと思った。90年代のシンプルくそっカッコいい櫻井さんかっこいい。(sumeshiii)


こんなかんじで、紹介曲とコメント、そしてそのコメントを書いた人を明記していきます。

MCTメンバー新譜

このコーナーでは、MCTで記事を書いてくれているメンバーの新譜を紹介します。上の特集記事を書いた人がどんな曲を作っているんだろうと、興味のコンテクストが広がっていったらいいなと思っています。


SUSHI VARIATION/sumeshiii a.k.a.バーチャルお寿司

sumeshiiiが尊敬している作家、ボーカルをお呼びしてコライトした4曲を収録したコンピレーションです。


今後の展望

まずは、今回特集記事で書いたような、楽曲紹介コメントを書いてくれるメンバーを募集して、記事を定期的に出していけるようにできたらいいな、と思っています。

そして、現在はsumeshiiiのnoteに投稿していますが、MCTに参加してくれるメンバーが増えれば、その中からご自身が編集長として各自で特集を組んでご自身のnoteで公開するという方がどんどん出てきたらいいなと思っています。(なのでnoteのマガジン機能を使います!)そうすることで、ご自身の音楽と記事を紐付けることができ、記事の閲覧者が増えるほど自身を宣伝する機会が増えていくことになると思っています。それがMCTの最大の狙いです。

さらには、ライブ配信と連動してみたり、Spotifyのプレイリストやポッドキャストの連動もしてみたいし、さらにその先はコンピレーションを作ったりなど、より広がりがある展開ができると考えています。最初は音楽家限定にしていますが、そのうち、ライターの方のコーナーやリスナーが参加する企画などもできたらいいなとも思っています。

夢は膨らむ・・・!

参加したい音楽家の方、募集!

音楽家(楽曲制作をする人、作詞をする人、エンジニア、そして、歌う人)で、この企画に興味ある、参加してみたい、という方はぜひsumeshiiiのX(Twitter)や、Discord知ってる方はDiscordまで、ご連絡ください!運営Discordサーバーを制作しましたのでご招待します。

まずは1曲、特集内容にそった自分のおすすめ曲をコメントしてみるというだけでも大丈夫ですので、ぜひ参加してみてください!やってみて合わなかったら読む専に徹底しても大丈夫ですし、抜けても大丈夫です!

音楽の紹介コメントって結構楽しいし、それを各自ばらばらにあるよりかはコンセプトの元にまとまってたほうがより効果があると思うのですよね・・!そんな意図もMCTにはあります。


最後に

以上でプロタイプ記事はおしまいです。参加してくれる方がいないと自分一人では続けられない企画なので、ちょっとでも興味ある方はぜひご一報ください!音楽家にとってもリスナーにとっても、きっとよりよい音楽ライフの助けになる企画になればいいなと思っています!

また、この企画はVTuberの由宇霧さんがclusterなどで培った方法論を元にプロデュースお手伝いいただいております!大感謝!

ではでは〜〜〜〜!

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