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特集「ビートルズ特集」【Music-Con-Text】vol.12

「Music-Con-Text(以下MCT)」は、音楽家(音楽を作る人・歌う人)が作る新しい音楽メディアです。素敵な音楽はたくさんあるけど埋もれてしまいがちな昨今、バズっているバズってない、古い新しいに関わらず、音楽家がいいなと思った音楽を紹介する音楽メディアを目指しています。毎週月曜日夜21時更新予定。noteマガジン「Music-Con-Text」をフォローしてお待ちください。

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特集「ビートルズ特集」

今回の特集テーマは「ビートルズ特集」です!今回のビートルズ特集にした理由は、詳しくはsumeshiiiコラムに書いてあるのでそこを読んでみてね!
それでは、どうぞ!(sumeshiii)

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✏︎Akatsuki’s Music Room の"ビートルズ曲"

Akatsuki’s Music Roomの紅月 灼夜です
The Beatlesが活躍していた時代の録音機器って、そんなに発達してないんですよね。 当時のレコーディング環境だとみんなが、一斉に音を出してレコーディングするしか無かった時代。 そんな時代にロックの礎を築いてきたとも言われるBeatles。そんなすごいバンドの最初に聴いた曲が今でも使われてるんですよね。 お宝なんでも鑑定団のOP曲「Help」。

Beatlesの5番目のシングルとして発売されたこの曲です。 当時10歳にも満たない状態で聞いていて心に残っている番組ですね。 今のような各トラック毎の録音とかもなく、ノーカットで作られていたと知った時は驚きでした。 たとえどんな時代にあっても技術のある名曲は色褪せず、ずっと光を放っていてくれる。そういう尊い思想を残してくれた名曲でした。


ここら辺で閑話休題してBeatlesとも名前の関わりがある日本のバンドをご存知でしょうか?Aero Smithとも関係があります。 クイズはここまでとして正解は虎舞竜(当時のバンド名はトラブル)です。
ロードでお馴染みのこのバンドですが、名前の研究をしていた過去も高橋ジョージの口から語られました。当時はラ行のバンドが売れてるみたいだから、ラリルレロの入ったバンドにしないか?そんなダジャレじみた事で名前がついたバンドですが、1つ大きな作品を発表します。

そう、それがロードです。実際は第1楽章から第13楽章まであるフルアルバムなんですよね。 ただ第1楽章だけが一人歩きし、有名になったという曲です。

▼Akatsuki’s Music Room の楽曲紹介

自分の曲ですがちょっと捻くれたものを提示したいと思います。
Hip-hopやレゲエでバトルビートとして使われることの多い、8小節×3本とかを自分なりには初めてビートとして作った曲になります。 曲というよりは完全にビート遊びですね。すみません。

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✏︎タカハシルイ の"ビートルズ曲"

タカハシルイです。今回のテーマ『ビートルズ特集』ということでビートルズが僕の人生に現れた時のお話をしようと思います。
18歳の頃、東京に出てきて右も左にわからない時、僕はひょんなご縁から村中君という人に出会います。 一人でギターの弾き語りをやってる流しの路上ライバーみたいな人でして、 その時に「すげえなぁ、村中君」って村中君の路上ライブを聴きながら思ったのは、 フラッと現れたお客さんから思い付きでリクエストされた大体の曲を全部弾けた事です。 音楽をやる人たちってすげえなぁ、としみじみ思ったのを、東京でエンターテインメントをやる、ってことは こういう事なのかなぁ、と右も左もわからないながらも感じたのを覚えています。
そんな中、やっぱご年配のサラリーマンさんからのリクエストで多かったのはビートルズ。 「ビートルズって名前は聞いたことあるけど一曲も知らないなぁ・・・有名なんだろうなぁ」 ぐらいの感覚でなんとなく聴いていましたが、その中でもよく村中君が弾いていた『Let it Be』がなんか耳に残っちゃいまして、 そっから自分で調べてよく聴いてました。Let it Be。

Let It Be (Remastered 2009)/The Beatles

Let it be = あるがままに
あるがままをあるがままに受け入れましょうというこの楽曲、良い曲です。 曲全体の歌詞を聴くとわかるのですが、決して『諦めろ』と言っているわけではないんですよね。 受け入れることによって見えてくる先の未来を見据えよう、という前向きな、しかしどことなく哀愁のある楽曲、と僕は解釈しております。 ビートルズという言葉を神聖かまってちゃんさんの「ロックンロールは鳴り止まないっ」でしか知らないそこの貴方、ビートルズ始まりの一曲としてもおススメです。聴きやすく。是非。

▼タカハシルイ の楽曲紹介

【初オリジナル曲】鮮麗の姫/センレイノヒメ【ミレニア・ニル・ドラクレア】
先日公開しました!新人Vtuberミレニア・ニル・ドラクレアさんとの新曲です!


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✏︎かにず の"ビートルズ曲"

ビートルズで1曲紹介するとしたら・・・とても悩むのですが、「ノルウェイの森」を聴いてもらいたいと思います。村上春樹の小説「ノルウェイの森」というタイトルでもお馴染みのこの曲です。

この小説の書き出しで、主人公はドイツへ向かう飛行機に乗っているところから始まります。「飛行機が着地を完了すると禁煙のサインが消え、天井のスピーカーから小さな音でBGMが流れはじめた。それはどこかのオーケストラが甘く演奏するビートルズの『ノルウェイの森』だった。」こんな書き出して始まります。

中学生の頃、何もわからずに読み始めた小説の冒頭のこの一説を読んで、"このノルウェイの森"ってどんな曲なんだろう!とすごく心惹かれたのを覚えています。そこからCDを探して聴いてみると、エキゾチックで掴み所がなくてキャッチーでもなくて、この曲の何がいいんだろう・・・?と肩透かしのように感じたのも正直なところでした。でも、成長するにつれ、なぜかこの曲の持つ独特な雰囲気に妙に虜になっていき、今では「ノルウェイの森」やそれが収録されている「ラバーソウル」というアルバムごと大好きな作品になっています。いつかあんなアコースティックで影があるような作品を作ってみたいです。

▼かにず の楽曲紹介

先日開催された無職透名祭というニコニコの投稿祭で投稿した曲です。
雨をテーマにした、ミクと知声のデュエットソングです。

100日雨/かにず feat.初音ミク,知声

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編集長 sumeshiiiのコラム

"音楽を好きにならせてくれて、ありがとう"

今回の特集をしたきっかけは、先日リリースされた、ビートルズのニューシングルであり、ラストソングでもある「Now And Then」を聴いたからでした。

Now And Then/The Beatles

かつてジョンが残したデモを元に、今は亡きジョージの演奏と、存命のポール、リンゴの演奏を加えてリリースされたビートルズの最新曲であり、これで明確にラスト、と銘打った曲でもあります。曲のマイナー調と、映像の雰囲気(ちょっと奇妙ですが)と相まって、ああほんとにもうこれでお別れなんだな、という気持ちと、音楽を好きにならせてくれてありがとう、という気持ちが溢れてきました。(sumeshiiiが音楽をはじめるきっかけになったビートルズの曲はこちらから)

「Now And Then」を聴いてから、久しぶりにビートルズの曲をいろいろ聴きました。そこで改めて感動したのは・・・

Real Love/The Beatles

この曲も、ジョン亡き後、90年代にポール・ジョージ・リンゴが仕上げた曲です。ジョンレノンの詩は、複雑で哲学的で、時に何を言っているのかわからないこともあります(実際に何もいってなかったりする)が、この曲はとてもシンプル。

Don’t need to be alone
No need to be alone
It’s real love
It’s real
Yes, it’s real love
It’s real
(一人にならないで
一人になる必要なんか無い
それが本物の愛
それが本当の事
そう、それが本物の愛
それが本当の事)

https://lyriclist.mrshll129.com/beatles-real-love/ より

ビートルズの曲ってTV番組やCM、街中のBGM、僕の通っていた小学校の休み時間の音楽まで!いろんなところで使われると思いますが、僕が真剣にビートルズを聴き始めた高校生のとき、聞けばきくほで、え?!これもビートルズなの!?え?!これも?!となったあの驚きと興奮の気持ちは忘れられないと同時に、もう味わうことはできないんだな、という寂しさもあります。

「Ob-La-Di, Ob-La-Da」とかはまさにそれだった。

「BECK」という漫画で、主人公たちバンドが伝説のライブをするグレイトフルサウンズで演奏する曲もビートルズでした。

I've Got A Feeling
公式で上がっていないので載せられませんが、ビートルズ現役での最後のライブ、屋上でゲリラライブした時のこの曲は果てしなくかっこいいのでぜひ聴いてもらいたい。

最後に、ビートルズで一番好きな曲を上げておしまいにします。

Strawberry Fields Forever

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MCTメンバープレイリスト!随時更新中!

MCTに記事を書いているメンバーのオリジナル曲プレイリストがあります!記事と合わせて楽しんでね!プレイリストはメンバーが増えると随時更新されていきます。時々チェックすると曲が増えてるかも・・・?!

Apple Music

Spotify

Artwork by 詩川天楽

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参加したい音楽家の方、募集!

参加者募集

音楽家(楽曲制作をする人、作詞をする人、エンジニア、そして、歌う人)で、この企画に興味ある、参加してみたい、という方はぜひsumeshiiiのX(Twitter)や、Discord知ってる方はDiscordまで、ご連絡ください!運営Discordサーバーを制作しましたのでご招待します。

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まずは1曲、特集内容にそった自分のおすすめ曲をコメントしてみるというだけでも大丈夫ですので、ぜひ参加してみてください!やってみて合わなかったら読む専に徹底しても大丈夫ですし、抜けても大丈夫です!音楽の紹介コメントって結構楽しいし、それを各自ばらばらにあるよりかはコンセプトの元にまとまってたほうがより効果があると思うのですよね・・!そんな意図もMCTにはあります。

今後の展望

今回特集記事で書いたような、楽曲紹介コメントを書いてくれるメンバーを募集して、記事を定期的に出していけるようにできたらいいな、と思っています。

そして、現在はsumeshiiiのnoteに投稿していますが、MCTに参加してくれるメンバーが増えれば、その中からご自身が編集長として各自で特集を組んでご自身のnoteで公開するという方がどんどん出てきたらいいなと思っています。(なのでnoteのマガジン機能を使います!)そうすることで、ご自身の音楽と記事を紐付けることができ、記事の閲覧者が増えるほど自身を宣伝する機会が増えていくことになると思っています。それがMCTの最大の狙いです。

さらには、ライブ配信と連動してみたり、Spotifyのプレイリストやポッドキャストの連動もしてみたいし、さらにその先はコンピレーションを作ったりなど、より広がりがある展開ができると考えています。最初は音楽家限定にしていますが、そのうち、ライターの方のコーナーやリスナーが参加する企画などもできたらいいなとも思っています。


バックナンバー

Music-Con-Textの詳しいコンセプトや、sumeshiiiが立ち上げた理由、理念などはこちらの記事に書いてありますので、合わせて読んでみてください!

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