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なぜ、こうも離婚が多いのか?

こんにちは。

7月半ばのある夜。友人と言ってもいいのか、それとも知人と表現するべきか、曖昧な関係の女性から、「実はうち、離婚したんよ」と、唐突に報告を受けました。


◎はじめに。わたしの周囲の離婚率、高すぎる問題。

わたしは2009年に入籍し、同年に結婚式もそれなりの規模で挙げたのですが、当時、同時期に結婚式をする女性のためのネット上のサークルに入っていました。

なので、プレ花嫁の友人・知人が50人近くいたのですが、今でも近状を知る人で、2/3は、離婚をしてしまいました。下手すると4/5です。
世間一般的には3組に1組が離婚すると言われてましたっけ?
でもわたしの周りに限り、それをゆうに超えています。驚き、衝撃の事実です。

今回は、昨年の秋までは夫婦円満だと聞いていたので、まさに、寝耳に水でした。
動揺し、深夜なのに「第三者であるバツイチの友人」に愚痴?泣き言?の電話をする始末。。(夫はすでに寝ていたので……聞いてくれてありがとう)。


◎なぜこんなに多いのか?理由を考えてみた。

まず、類は友を呼ぶ……という言葉があるように、DINKsであり、オープンリレーションシップを取り入れているわたしのリベラルな考え方を否定しないでいてくれる人が、周りに多いのです。

なので、そのような人は考え方も柔軟であり、昭和的価値観の「離婚は恥だ」と思う人が少ないのかもしれません。
よって、「ああ、もう、結婚生活は無理!」と思ったら、サクッと離婚するのか?


わたしが離婚をしない理由は、わかりやすいです。

「そもそも、男女の恋愛感情を重視しての結婚ではなかったから」

過去の記事でも何度も書いてますが、親や妹から結婚を急かされていたこと、持病があり一人で生きていくのが困難だったことなど。

個人的には、結婚は恋愛と違い「契約」なので、社会生活や仕事と同じで、
「契約は、感情よりも条件を優先するべきだ」
と、思っております。
実際、その考えで今のところ12年以上、うまくいっているので。

興味のある方は、マガジンにもまとめてあるので読んで頂けると嬉しいです!



夫とは気は合うし、同年代でサブカルチャーの趣味も合う。
夫の希望である、

「歳を重ねても、太ったりせずに、身だしなみを整えることに尽力してほしい」

を、自己肯定感が低い故に、素でこなしているわたしと、利害関係が一致しているんだと思います。
要するに、トロフィーワイフですね。


◎夫のわたしへの何気ない一言が、第三者の女性を泣かせてしまった事件。

今となってはネタとして笑い話になっていますが、夫の友人家族と複数で飲み会をしていたときに、夫がわたしに、
「アリーがもし今後太ったら、俺は離婚するね!旅にはいくら出ても構わないけど、デブになるのだけは無理」
みたいに言ったのですよ、酔ったノリで。

それを聞いていた友人の奥様(ぽっちゃり体型)が、これまた泥酔していたのもあったのか、自分と重ねてしまったのか、
「そんなああ!!ひどいこと言わないでください。なんだか、悲しくなっちゃいましたあ〜」
号泣してしまい、場の空気が凍りましたね。。苦笑(泣かせてしまってすみません)。

わたしとしては、夫の意見に完全に同意しているので、なにも問題がないのですが、夫婦によっては、その発言はモラハラになるでしょう。


わたしの本音を言えば、夫に対しては、
「お金さえ稼いできてくれれば、太っても構わない。マスコット的存在でカワイイと思える。でも、太りすぎて病気にはならないでほしい。
もし、仕事を辞めるようなことがあったら、退職金で世界をまわり尽くしたのち、心中してほしい」

と、思っています。

金額的に、二人でも50歳位になるまでは放浪する余裕があると思うので、希死念慮のあるわたしとしては、本格的な老いを迎える前の死に時としてもベストです。
昔から、太宰治などを読んでいるので、心中への憧れがあるのです。

なので、わたし達夫婦はどっちもどっちで変わり者。均衡が取れているので、今のところうまくいってるのだと思います。


◎子なしなら問題なし。でも、子ありの場合は??

個人的な見解ですが、子どもがいない場合、離婚はたいしたダメージではないように思います。特に、都会では。
これほど多いと、もう、それが当たり前になってしまっている感覚です。

わたしとしては、教会等で結婚式をした人の場合、もしもそこで誓いの言葉を交わしてしまったなら、

「神父や牧師、家族や大勢の友人・知人の前で神に誓ったことを、破るのか?それって、人としてどうなのか?」

と、意外にも頭の硬い部分もあるのですが。(よって、人前式で、気軽な式が現代の最適解なのかも?)

なので、自分は極力、離婚はしたくないです。夫とは男女関係にはもうなれないけど、家族・親友として、一生を添い遂げられたら……と思っています。
そのくらい、大切な存在なのは、事実です。


そして、子どもがいる夫婦の場合も、安易に離婚するべきではないと思います。
ライター業で、シングルマザーの取材もたくさんするのですが、悲惨な日常を送っている家庭も少なくありません。
それらの母親は、「その選択を自分でした」点で自業自得だと思うのですが、被害者は子どもです。

過去、「アフリカなどの途上国の子ども達は、絶対的貧困の中で生活している故に、幸福度は意外と低くない」と書きました。

でも日本では、公立の学校でも格差が激しくなっており、周りと自分を比べてしまう「相対的貧困」が、子どもの心を長期的に蝕んでいくのです。。


◎おわりに。人生、いろいろ。

長々と書きましたが、今回の記事は「友人?知人?からの離婚報告に動揺した自分を、冷静にさせるためのアウトプット」でした。

感受性が豊かすぎて、他人の幸不幸に影響を受けすぎてしまうのです。。
これは元々の性格もそうでしたが、世界を二周して南極大陸に上陸して以降、強まった性質です。


でも、人生は人それぞれ。わたしがどうもがいても、足掻いても、泣いても、苦しんでも、どうにもならないのです。
「仕方ないんだ……」そう、割り切るしかないんですよね。

頭ではわかっていても、感情がついてゆけずに苦悩する日々ですが、読んでくださった方、ありがとうございます!



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