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ありえないと切り捨てることだらけの大人の毎日

高速バスから眺める新幹線は脱兎のごとき速さだ。
高速バスが低速バスとしか思えないほど、圧倒的に。
さすが専用線だからこそ可能な超高速。

ん? ということは高速バスにも専用線があればもしかして?
バスの車体も先端を尖らせ、ハイパワーのエンジンを搭載。
そうすれば、バスだってきっと時速300キロ…

おもいっきり非現実的に聞こえるかもしれないが、新幹線はまさにこのありえない非現実を盛り込んだ専用線だ。
同じくらい英知と資金を注ぎ込めば、なんだってできそうな気はする。
超高速バスが現実になる日はあるだろうか。

ありえないと切り捨てることだらけの大人の毎日は実に味気ない。
小学生以来の現実離れした想像にしばしワクワクし、稚拙でも全力で未来予想図を描いたあの日を懐かしく思う。

あぁ、なんか涙出てきた。

(2017/7/20記)

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