お肌は荒れるが、心は軽く、気分上々
昨日、久しぶりにヒゲを剃った。
いわゆる無精ヒゲだ。
毎日剃れよ、身だしなみは整えときな!と言われましても。
剃ればお肌が荒れるため、美肌が売りの(?)僕としては、必要ないならなるべく剃りたくない。
このところ、出かけるといえば近所のスーパー止まりの主夫生活。
そして術後の口を感染から守る意味で、マスクも嫌々ながらつけたまま。
となると、ヒゲは剃る必要がまるでないのだ。
このまま何もなければ1年でも2年でも放置したはずだが、今日は耳鼻咽喉科の通院日。
術後の経過を確認するために、マスクを取ってアーン…をしなければならないので、やむをえず昨日剃った。
なにせ入院途中に異動してきた若い女医さんが主治医のアシスタントとしてついていて、今日口周りを触るのもその女医さんだから、不快に思うだろうヒゲは刈りとっておこうと。
そういえば最後に剃ってから、半月ほども経っていた。
前回剃ったのも通院日に合わせてのことだった。
僕の社会的なサイクルは今、2週間ごとの通院で回っている。
人によっては半月でボーボーになるのだろうが、幸い僕はヒゲが薄い。
というか、男性ホルモンいずこ?と心配になるほど、ヒゲが伸びない。
半月で僕のヒゲはこのくらいだ。
それをこんなふうに上だけに…
しようと思ったり、はたまたこんなふうに下だけに…
しようと思ったりしたが、薄いヒゲを残して僕は何を成そうとしているのか目的を見失い、結局全部剃ってこうなった。
もちろん女医さんのことを思えば、ヒゲを一部残すという手はハナからありえなかったのだけど。
一度でいいからこんなヒゲを生やして明治維新に参加してみたいものだ。
これなら無精ヒゲではなく武将ヒゲといえるだろうか。
こんなのもいいかもしれないが、日本ではちょっと暑苦しいか。
久々にヒゲを剃り、ツルツルになった口周りを満喫している。
お肌は荒れるが、心は軽く、気分上々。
いってきます。
(2023/5/9記)