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やっぱり、両想いっていいよなぁ

あるnoterさんの記事で相互フォローについて書かれたものがあった。

相互フォロー?
字面を見ればもちろん意味は分かるが、そういうの気にしたことがなかったから、ピンとくるまでしばらく時間がかかった。
あ、なるほど、両想いみたいなものか。

その表現はちょっと違うのかもしれない。
でも、noteの運営が「いいね」を「スキ」と表現するなら、その延長線上の「フォロー」は「片想い」「両想い」と捉えたっていい。
ま、フォローボタンが「片想い」とか書かれていたら、途端に押せなくなりそうだけど。

小学生の頃、やたら「片想い」や「両想い」という言葉がクラスの中を飛び交ったように思う。
異性を意識しはじめる頃だから、高学年だっただろう。
〇〇さんに片想い、〇〇くんと両想い――

小6のある日。
クラスの男子20人の名前の横に、それぞれの男子が好きになっていると思われる女子の名前を書いて、仲のよい女子に渡したことがある。
もちろん、いちいち男子にインタビューして確認したわけでないから100%合ってるかどうかは分からないが、まぁたぶん合ってる。
それくらいに皆まだまだ分かりやすかったからだ。

しばらくして、逆バージョンのものが返ってきた。
クラスの女子20人の名前の横に、それぞれの女子が好きになっていると思われる男子の名前が(これも推定で)書かれたリストだ。
覚えていないが、たぶん僕が最初にリストを渡すときに、逆バージョン返してなと頼んだのだろう。
何をやってるんだか。

受け取るやいなや、人けのないところで恐るおそる開いて見てみる。
もちろん、僕が好きだった子の名の横に誰の名が書かれているのか、それと、どれだけ僕の名が書かれているのかを確認するために。
うひょ。

…というような感じだろうか、相互フォローを気にするって。

考えたこともなかったな。
意識してみると、確かに少し気になるといえば気になる。
僕がフォローしている人の中で、僕をフォローしてくれている人、してくれていない人がいるってことだから。

で、ざっと数えてみた。
僕は今ちょうど400人をフォローしていて、そのうち何名が僕をフォローしてくれているのか。

346人/400人、だった。

僕がいつも投稿を受け取っている400人のうち、346人には僕の投稿が毎日届き、54人には届いていないということ。
正直それが多いのか少ないのかは分からない。

どの人と相互フォローなのかも見ながら数えたが、てっきり相互フォローだと思っていた人がそうでなかったりすると、数える手が止まったりもした。
切ない片想い状態だ。

全員と両想いになれるなんて思ってはいない。
僕もフォローしてくれている方全員をフォローできているわけでもない。
だから相互フォローにあまり重きを置いてはいけないのだと思っている。

思ってはいるのだけど。
でもやっぱり、両想いっていいよなぁ。

(2023/10/4記)

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